ザ・ブレイカー 黒き天才、その名は (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 85
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048665650

作品紹介・あらすじ

醜い人面皮をかぶり「恐怖の顔」と名乗る謎の男が、200人以上の学生を人質に高校を占拠する。交渉人として呼ばれたのは、重犯罪特殊刑務所に収監中の、ある少年だった-。少年の名はカナタ。彼は、100万人もの命を奪った毒ガステロに荷担したうえに、64人の刑事を殺害した罪で死刑判決を受けている「悪魔」だった。人質を殺しながら不自然な要求を突きつけてくる凶悪な篭城犯と、他人の命に価値を見出さない冷酷な悪魔が、手に汗握る知能戦を繰り広げる…!緊張感溢れるクライム・サスペンス!!

感想・レビュー・書評

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  • 出だしが良かったため期待度MAXで読んだが、肝心のトリックがSFを通り越してファンタジーだったのでもう少し科学的根拠のある裏付けがほしかった……。
    ところどころハンニバルをオマージュしてるところが好き。
    カッコイイ中二作品であることは確か。

  • ギャグで誤魔化すことのないシリアスで真摯な中二ラノベが読みたい気分だったので満足。
    あとは主人公がもっとサイコでクレイジーなら最高だった。

  • 推理サスペンス小説。ドキドキしながら読んだ。黒幕が後ろに隠れており、まだまだ謎を楽しめそう。分かりやすい展開で頭がこんがらがることなく読めた。このレベルの小説がラノベの海に埋もれているのは勿体ないな。

  • 前半の展開が遅いと感じた
    後半からは読み進めるのに苦労しなかった
    どんでん返しがすごかった
    続刊も期待できそうな終わり方でした

  • 前半は主人公があまり活躍しないので心配だったが、後半からは「人類史上最悪の天才」と呼ばれるにふさわしいアレっぷりで安心した。スリリングさもあって面白かった。
    もっと最悪っぷりを出して欲しい気もしたが、さすがに主人公だし高望みだったかもしれない。

  • 頭脳戦ってので、推理物みたいに読み手側も考えれるようなのを想像してたけど、読んでたらあまりそうではなく、設定としてこういうものなんだと思って読まないとわからなくなりそうだった。
    しかし、時間表記もあることで緊迫感もあり、話としても読んでて面白かった。

  • 前作からしてこの著者に知能戦なんて描けるのか?なんて思ってたんだけど、思ってたよりかは頭脳バトルしてた失礼しました。都合のいいアイテムとちょっと荒唐無稽なトリックで、頭脳バトルというよりはキャラ勝負ものだったけど。割りとダークなファンタジーを、どう著者流ハッピーエンドにもっていくか楽しみ、という意味で続刊も期待。

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著者プロフィール

第17回電撃小説大賞〈銀賞〉受賞作家。電撃文庫『アンチリテラルの数秘術師』にてデビュー。

「2017年 『正しいセカイの終わらせ方 ―黒衣の剣士、東京に現る― 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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