ココロ・ドリップ ~自由が丘、カフェ六分儀で会いましょう~ (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年5月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048666725
作品紹介・あらすじ
ここは、東京・自由が丘、『カフェ六分儀』。飾り棚に並ぶ"贈り物"は誰のものでもなく、誰のものでもある。気に入った物があれば持ち帰ることができるが、条件がひとつだけ。"贈り物"を受け取った人間は、それと同じくらい価値のある物を、替わりに飾り棚に残さなければならない。このカフェは待合室なのだ。ときには宛名のない"贈り物"が人と人とを繋ぐ-。香味豊かな一杯の珈琲のように、あなたに幸せなひとときをお届けする物語。
感想・レビュー・書評
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自由が丘、カフェ、謎、イケメン店主
カフェ六分儀にはちょっと変わった飾り棚がある。統一感のないその棚には誰かへの贈り物が誰かに会える日を待っている。
プレゼントとギフトのくだりとかいい感じ。
登場人物にリアリティーが薄い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今、流行りのカフェを舞台にした作品。しかし、私には合わず。なぜか、モヤっとする。作風が合わないからだろう。登場人物たちの話し方が少し気になる。
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中一の時に初めて読んでからずっと大好きな作品です。
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面白かった。続きがあるみたいで、楽しみ!
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私自身がカフェオレ好きというのもあって、カフェを題材にしている作品はなんだか惹かれます。
人との繋がりを描いていて非常に心が温かくなるようなお話でした。
3巻まで読みましたが、全部が素敵で心に響く本でした。
そしてなにより主人公の知磨ちゃんとツンヘタレの拓さんが大好きです!笑
知磨ちゃんのかわいさは見習いたいところですね…。
図書館で借りて読んだのですが、すぐに購入を決めた本でした! -
カフェ・六分儀の飾り棚には特別な贈り物が並ぶ。
自分の大切な物を手放しても幸せになってもらいたい大切な人。そんな物語です。 -
飾り棚に『贈り物』が並ぶ、不思議なカフェ。
そこで働く3人と、お客さんの連続短編集。
容赦なく圧力かけられてみたり、知らなかった個人情報を
ふいに知ってみたり、親子関係が複雑化してみたり。
最後には主人公の目的が分かるわけですが
その気持ちが分かるような、分からないような。
謎なのは、自主製作本。
これはまたその内出てくるのでしょうか?
ツンヘタレ、になるほど! という気持ちです。
これは確かにそれです。
どう見ても、喧嘩友達状態にしか…w -
ありきたりな感想だが、こんなカフェがあったらぜひ行きたい。話としては「人の繋がり」をテーマにしているのかなと個人的には解釈した。登場人物の掛け合いはなんだかほっこりした、特に拓のツンヘタレな言動は好ましかった。
また読後には無性に珈琲が飲みたくなってしまったのは自分だけではないと思う。