ミス・ファーブルの蟲ノ荒園 (4) (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年8月9日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048667814
作品紹介・あらすじ
"右の剣"クリザリッドに完全なる敗北を喫した秋津慧太郎。友人だったはずの少女が敵となった、蟲愛づる魔女アンリ。一族が秘めた真実を知った女騎士クロエ。そして姿を消した詠い手マルティナ。それぞれに訪れた決定的な挫折の向こうに、少年たちは花の都の崩壊を見る。パリの空に鎌首をもたげた"冥王蟲"を前に慧太郎たちは再び立ち上がり、そして-欧州の大地で二つの"ジゲン"の剣が撃ち合わされるとき、"蟲"を宿す少年と"蟲"愛づる少女は、遠き楽園への小さく、けれど確かな一歩を刻む。まだ見ぬ荒園をめざすスチームパンク・ファンタジー、感動の第一部完!
感想・レビュー・書評
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上下巻構成の後編。それともに第一部欧州編(?)の完結。基本的にはバトルバトルバトル!な戦闘巻でした。それぞれが各個の宿敵と対峙し、戦闘が展開していくのはなかなかに読み応えがありました。特に強敵と連戦になりながら、いろいろと迷い悩みながらも、最後まで自分を貫き通した慧太郎は王道のアツさですね。ミーシャと雪蘭の関係とその結末には切なさを感じた。向こうで雪が見られたらいいな。2巻のアルノー氏といい、この作者さんはサブキャラもいい感じですね。
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花の都パリ(ただしテロで崩壊中)で示現流剣術バトルが読めるのはこのシリーズだけ! 今巻も激戦に継ぐ激戦、慧太郎だけでなくみんな活躍の総力戦、アツかった。そういや生物学者って設定あったね。ついてるマドモアゼルなことが分かったクロエが今後どんな手段に出るのかも含めて、次回の第2部も楽しみ。
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