マグダラで眠れ (6) (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014年9月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048668996
作品紹介・あらすじ
古代の民の謎を追い、異端審問官アブレアの足跡を辿るクースラたち。一行は、天使が降臨し、金銀を生み出す灰を授けたという伝説の残る町ヤーゾンを訪れた。町の教会でアブレアの署名を見つけたクースラは、町に語り継がれる伝説が真実であると確信を得る。さらにクースラは、調査のため立ち寄った薬種商の娘ヘレナから、ガラス職人たちが伝説を紐解く手がかりを握っていることを聞き出す。だが同時に、町を取り巻くガラス職人たちと町の間の確執をも知ることとなるのだった-。かつて天使に作られた町で、眠らない錬金術師が恋に奔走する。本格ファンタジー、シリーズ第6弾!
感想・レビュー・書評
-
初期のクースラとフェネシスはどこへ行ったのか。段々、クースラがフェネシスの尻に敷かれている感が出てきている。
とはいえ、ラブコメ要素はさほど大きくなく、今回はガラスの触媒の話がメイン。作者がここらへんのテーマをどうやって探しているのか、毎回気になる所。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヒロインが獣耳である必然性が薄れつつある本作。
魔法とか奇跡とか使わずに実際の化学の範疇で事態を動かしているのが最近の作品にしては珍しいかも。
とはいえ、獣耳もそうだし、眠らない錬金術師もそうだが設定とか謳い文句と離れてきたなぁ、と。
いや、面白いとは思うんだけどね。 -
カラーピンナップのクースラの目に笑ってしまったwww 髪の短くなったウルちゃんもいいですね!
-
1月17日読了。図書館。
-
金銀を産み出す灰の伝説を巡る話
クースラがまた更に柔らかくなって行ってる様子。本人にも葛藤はあるようだが
やっぱり現実に則した製法にのっとって話が進むこのシリーズは、前のシリーズのように経済のマジックをつかったトリックは見れないのかも -
イチャイチャしやがって。。。地の文で「ここはニヤニヤポイント」って説明するのは、この著者らしいと言えばらしいけど、やっぱり文章力低い。出るときも入るときもいちいちトラブルに巻き込まれて、フェネシスはそういう星の下に生まれたんだろう。
-
恋は盲目、とはよく言ったもので。クースラさんがもうどうしようもなさそうね(笑)さすがに意地を見せて最後に一矢報いてたけど、ちょいちょいやり返そうとしても、フェネシスくらししか通用しなさそうだし、そのフェネシス自体も強かになっていってるからなぁ。ただいちゃついてるようにしか見えなくもないが、まぁいちゃつくのはどんとこいです!なスタイルなのでいいぞもっとやれ。最後に親方から貰ったアイテムが次の、今後のキーになるのかな。