断章のグリム〈8〉なでしこ(上) (電撃文庫)

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著者 : 甲田学人
制作 : 三日月 かける 
  • アスキーメディアワークス (2008年8月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048671729

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断章のグリム〈8〉なでしこ(上) (電撃文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「なでしこ」なるグリム童話があることを初めて知りました。内容的にも覚えがなかった。
    田舎の独特な空気感というか、夜の静寂の怖さみたいなものがイメージできる分ゾッとします。(田舎の人間なので)
    後半どうなるのか想像できないので、先が非常に気になります。

    あ、三日月さん。カラスはもっとデカイと思いますよ(笑)。

  •  最後の最後になんて爆弾持ってきやがったんだ…。しかも超弩級の爆弾を……。

     筆者も書いているように『なでしこ』という話は相当マイナーなようで、ネットでちょっと調べてみても全くヒットしなかった。だから『なでしこ』を知るのは本書が最初だったりする。『なでしこ』の内容は、最後にお妃が死んでしまいそれに釣られるように王様まで死んだというのに、王子はそれに動揺する事無く自ら創りだした美しい女の子と楽しく暮らしたという描写が酷く空恐ろしさを感じさせる。いったい今度の話がどのような結末を迎えることになるのか、今から恐さを感じつつ楽しみに待ちたい。

     しかし、今回の話はまだ上巻と言うこともあるのかそれほど恐ろしい描写も無かったのだが、最後のアレだけは駄目だった。最近の『断章のグリム』には恐怖の法則性が少し見えたような気がしたため慣れてきたつもりだったのに、最後のあの情景だけは本を読んでいるだけで寒気を感じてしまった。もし夢に出てしまったらどうしてくれよう。

  • なでしこ、と言われて『撫子』かと思ったら
    カーネーションの事、だそうで。

    一体どんな童話なのかと思っていたら、知ってます。
    あれはそういう題名だったのか、と。
    単純に考えれば、花になった少女そのまま、だと思いますが
    どうなのでしょう?
    そこは予想通りで…という事にもなりそうですし
    まったく違う方向にもなりそうで。

    同じ地域再び。
    そして断章持ちとなってしまった、再登場少女。
    潔癖症=泡、はどうなるのでしょうか?
    泡で肌が…は、描写がないので大丈夫ですが
    むしろグロはまったくなく大丈夫w とか思っていたら…。
    そうですよね、結局ちらちら出てくるか、がっしり出てくるか。
    中身がないって…。

  • 再読。

    比較的大人しい泡禍かと思いきや
    そんな事なかった。
    スプーン一杯 恐るべし。

  • 《購入済》グロさ控えめ、今巻は普通のホラー小説のようなテイストだった。過去に出て来たキャラクターも登場し、なんとなく番外編のような雰囲気もあり、一味違う楽しみがあった。
    上下巻なので、次巻での加速が待ち遠しい。

  • 913.6 コ8 登録番号8073
    生徒リクエスト

  • 作者独自の解釈とグロテスクさは相変わらずな巻。それぞれのまっすぐな心が余計につらい。

  • シリーズも9冊目。
    グリム童話の「なでしこ」は原作を知らないんですが、本文中に載せてくれてるので概要はすぐに解りました。っていうか、グリム童話って200話以上あるんや!?
    ちびっこの頃に読んだ有名どころしか知らないのでそんなに沢山あるとは思わんかった。
    今回も誰が元凶なのかさっぱり解らないまま上下巻を一気に読み終えてしまいました。今回はなんというか、お爺ちゃん一人が可哀想すぎなんじゃ…。

  • 神の悪夢に関わった人には幸せはこない。新たな悪夢のかけらを持った人が登場しても、やはり不幸だった。まぁ、物語上仕方ないけど、そろそろ主人公二人がもう少し近づけばいいのになぁ。誰がどう悪夢と絡んでいくのかを楽しみにしつつ下巻へ。

  • 甲田作品好きすぎて書ききれない!

  • 自殺した琴理の机から持ち帰った一厘の白いユリ。そのユリはいつまでも枯れるコトなく、白いままの姿を保っていた。 誰のモノか分からない<なでしこ>の童話をモチーフにした泡渦。悲劇は何処に続いていくのか・・・


    今回の童話は<なでしこ>です。私も始めて聞くお話しでした。上巻だけですが、相変わらず描写がグロイです。でも面白い・・・誰の泡渦なのかスゴク気になるトコロです。

  • 断章のグリム8巻目。今回はグリム童話の中でもマイナーな「なでしこ」という話を題材にしております。
    私もなでしこという話は知らなかったので、発売リストを見た時から「なんじゃこりゃ!」と思ったのですが。
    いやはや、絵本向きではないので仕方ないかもですねw
    なでしこのあらすじは本編でも2回ほど出ておりますので、問題はありません!
    でもちょっと悔しかったので青空文庫で探してみたのですが、やはりありませんでした…。

    さて、今回のなでしこという物語。舞台は以前登場した「人魚姫」の舞台になります。
    やはりというか、あの話での生存者になる千恵ちゃんは、保持者となってしまいましたねぇ。
    とはいえ、まだ騎士にはなっていませんので、次の巻でもそんなに活躍することはなさそうですw
    本人は騎士になるのもかまわないみたいですけどね。どうなるんでしょうか。

    それにしても、今回も結構グロいシーンがありました。
    鳥葬ですか…orz
    それに電車への飛込みとか…。実際にやると遺体の処理を遺族がやるのって本当なんでしょうか…(汗
    また、ダイヤが乱れることに対する損害賠償責任が発生するんでしたっけ?

    例のごとくで配役予想

    王子→臣くん
    少女→琴里
    王妃→梢枝
    王→?
    御殿の料理番→雪乃
    犬→犠牲者

    これだと一真が入んないんだよなぁ。多分配役に含まれると思うんですけど…。
    王様の配役かしら。
    今回の潜有者は臣くんじゃないかなぁ、という気がします。
    犠牲者は死体が犬に変化するようなので、多分確定かな、と思うのですが。

    王妃は鳥と係わり合いがあるようなので、梢枝じゃないかな、という予想。
    犬になりませんでしたしね。物語中でも王妃は2羽の鳩に迎えられているようなので。

    またしても外れていそうですw

  • 下巻が出るのが待ち遠しかった…(;´Д`)

  • 断章のグリム8巻★童話の原作を知らんからなあ・・・

  • <内容>
    恋人の琴里を自殺で亡くした石田臣。琴里の机の上に置かれた花瓶の前で落ち込み悩んだすえ、無言のまま乱暴に供えられた百合の花を一本引き抜いて、持ち去っていく。
    しかし、その花は決して枯れない花だった―――

  • 一真と臣好きだわぁ〜。
    この2人には生き残ってほしいー!
    なでしこって話は始めて聞きました。
    他にも自分の知らないグリム童話があると思うと読んでみたくなる。
    今度借りてこようかな。
    蒼衣くんが雪乃えお置いて帰っちゃうのが意外だったけど
    よく考えたら蒼衣くんの本質は”普通”を求める性分にあるんだもんねー。

  • 今回の泡渦は「なでしこ」。
    私も読んだ事はありますが、
    他の物に比べて矢張りお目にかかる機会はぐっと少ない童話ですね。

    大切な人が、突然もう2度と会えなくなってしまったら、
    きっととても動揺するでしょうね。
    自殺した琴里の恋人である臣は其れでも気丈に対応していました。
    そうしなければ、どうしていいか分からないと云うのもあったでしょうけれど。
    恋人であったにも拘らず、彼女の気持ちを解れない臣と
    友達でだったけれど彼女のした事が
    只の衝動でしかない事を解ってしまう一真。
    琴里の死をきっかけに巻き起こる泡渦は展開がスピーディでハラハラしました。

  • この人の描写は細かくて、怖いのと痛いのと気持ち悪いのとが伝わるよね・・・・・・

  • シチュエーション的な不気味さや怖さではなく、ビジュアル的な恐ろしさが際立ってきているような。昔からこんなんだったかな?

  • 下巻が出たのでやっと購入。未読。

  • 今回は「なでしこ」をモチーフとしています。
    結構マイナーなグリム童話らしいです。
    ちょっと展開がだるいかしら…。
    残酷描写にもっと幅があってもいい様な気がします。
    下の展開に期待。

  • 断グリってやっぱミッシングには劣るとやっぱり思ってしまう。
    でも甲田学人さんは大好きだ><
    夜魔みたいなのまた出して欲しい。

  • 千恵と風乃サマの絵、神すぎだわ・・・

  • 七月初め。金森琴里が自殺した。恋人の石田臣は、その理由について自分を責めていた。琴里の机の上に置かれた花瓶の前で落ち込み悩む臣。やがて、無言のまま乱暴に一本の白いユリを引き抜き、立ち去っていく。机の上にこぼれた水が広がり、その上に人間の足跡が浮かび上がったことに気づくこともなく―――。
    人魚姫の<泡禍>事故から二ケ月。一人残された海部野千恵を見舞いに、蒼衣は雪乃と離れ、再び海辺の町を訪れる。そして、蒼衣の目の前で繰り広げられたのは、琴里の母親の惨劇。彼女の死を悼み臣が持ち帰った白いユリは、決して枯れることもなく静かに風に揺れていた―――。

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断章のグリム〈8〉なでしこ(上) (電撃文庫)の作品紹介

七月初め。金森琴里が自殺した。恋人の石田臣は、その理由について自分を責めていた。琴里の机の上に置かれた花瓶の前で落ち込み悩む臣。やがて、無言のまま乱暴に一本の白いユリを引き抜き、立ち去っていく。机の上にこぼれた水が広がり、その上に人間の足跡が浮かび上がったことに気づくこともなく-。人魚姫の"泡禍"事件から二ヶ月。一人残された海部野千恵を見舞いに、蒼衣は雪乃と離れ、再び海辺の町を訪れる。そして、蒼衣の目の前で繰り広げられたのは、琴里の母親の惨劇。彼女の死を悼み臣が持ち帰った白いユリは、決して枯れることもなく静かに風に揺れていた-。鬼才が贈る悪夢の幻想新奇譚、第八幕。

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