社会起業家に学べ! (アスキー新書 69)

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著者 : 今一生
  • アスキー・メディアワークス (2008年6月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048671873

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社会起業家に学べ! (アスキー新書 69)の感想・レビュー・書評

  • ・田舎から人が流出するのは、誇りを持てる仕事がないから。

    ・行政が弱体化したということは、一般市民が社会起業の手法で、
     地域の問題に取り組めば、自治体と対等な関係で取引できる時代に
     なったことを意味する。

     政治や行政に文句ばかり言っていられる時代が去り、それらに過剰な
     期待を抱かずに自律的に自分の住む街を活性化させることで、自分
     自身の生活を自分で守る必要に迫られていることを意味する。

    ・起業家と出会ったことで、面白い機会や仕事がないなら、
     自分たちで作ればいいことに気付いた。

    ・農家は全農に流通を任せずに、自らお客さんに近づいたほうが稼げる。

  • 社会起業家の具体例を豊富に紹介しつつ、実態や意義、目指し方を丁寧に説明した素晴らしい一冊。

  • Thu, 26 Feb 2009

    いろんな社会起業家の事例が紹介してある.
    やっぱり,途上国支援系が一番激しいなあ.

  •  社会の仕組みを変えることで社会問題を改善させる社会起業家を多数紹介。

    地域再生や環境保護、途上国支援など様々な社会起業家のことが書かれていて、社会起業のイメージを掴むことができる。
    特筆すべきは紹介される社会起業家の多くが20代なこと。若くて財がなくても動き出している人はたくさんいるのである。

  • 将来何をすればいいかわからないという人に、一つの道を指し示してくれる良書だと思います。とくに第3章のあなたも、この世界を変えることができる!は必読です。

  • 本文より:NPO、ボランティア、・・・つまり社会問題こそが今日では市場のニーズになっているのだ。・・社会起業家の台頭は、息詰まった社会の仕組みを塗り替えていく世界的な潮流なのだ。
    とある。そうかな?

  • 社会起業家の事例集と言ったところ。新聞や雑誌連載の切り抜き集のような感じです。成功例よりは、もう少し前段階のことが知りたかったです。他の書籍で社会起業家と言うものを知ってからこの本の具体例を見ていけば良いと思います。ただ本で得られる情報よりはボランティアなどから少しずつ経験していくことが重要かと思います。その上で著者が言うように問題解決をビジネスモデルにしていく、その辺のことがうまくまとまってればなあと。

  •  日本で活動している社会企業家たちを紹介した一冊。社会企業家一人ひとりがしっかりとしたポリシーを持っているんだなと感心してしまった。それにしても、色々な社会企業家がいるんだなあ。
     ちょっと不満だったのは、紹介する社会企業家の数が多過ぎて、一人ひとりに対する踏み込みが浅いところ。

  • 熱い、とにかく熱い!
    個々の社会起業家の事例を地域再生、キャリア支援、ワークライフ・バランス、農業再生、在日外国人支援、途上国支援、環境保護、NPO・NGO支援の8分野21事例を紙幅いっぱいまで紹介、しかもそれに留まらず、起業のきっかけ、設立直後の苦労、事業成功の軌道見通し、今後の活躍フィールドの模索…細部に渡ってインタビューしており、創設者に好感が持てました。
    ここまで痒いところに手が届いている本は見たことありません。
    起業した彼らの殆んどは若年者。
    『このまま決まったレールに沿って進むだけでよいのだろうか?もっと自分にはやらなくちゃいけないことがあるのではないだろうか?』そういった悶々とした中からのスタート。お世辞にも順風満帆とは言えない状況からの出発に、試行錯誤を繰り返しながらも大きく成長を遂げる姿に感動を覚えます。
    『「2015年には正社員が労働者全体の半分になる。」と試算される今日、2人に1人は雇用されないのだから、自営業者になるか、自分で会社を立ち上げる以外に、まともな暮らしは望めなくなる。』という下りのある第3章を読むだけでも、何か突き動かされる衝動に駆られる。
    仕事=お金を稼ぐ手段ではなく、
    仕事=生きがいにシフトしている彼らの人生にはただただ尊敬や瞠目するばかりである。
    社会起業に興味が無い人でも読みやすいと思う。そして社会起業に興味のある人は勇気づけられるバイブルだと思う。良書中の良書!

    ということで、僕の評価はSです!

  • 社会起業家の活躍する事例がたくさん紹介されており、
    「なるほど、こういう人がいるんだ!」というのが分かる。

    カタリバ、マザーハウス、このあたりは私も知っていたが、
    モーハウス(授乳服製造販売)や
    エコトワザ(中小企業の環境推進室)はまったく知らなかった。

    彼らに共通することはなんなのだろうか?
    強い問題意識、事業のビジョン、実行力・・・といったものだろうか。

    著者は、社会起業家になるプロセスを以下のように述べる。

    -------------------------------------------------------------
    p.244
     第一に、自分がどうしても見過ごせない問題を自覚すること。
    (中略)
     困っている当事者の立場に立って、彼らの気持ちにコンパッション(強い共感)を
    抱いた時こそ、社会起業を始めるチャンスなのだ。
    苦しむ人の切実な気持ちを自分のものとして受けとめられる感性が
    社会起業家としてのモチベーションを作る。
    実際、支援対象者と当事者意識を共有できた人は強い。
     自分の取り組みたい問題と、それをどうしても解決したいという気持ちが
    はっきりしたら、次は問題を抱えて困っている当事者に十分なヒアリング(取材)を
    行い、彼らがどんな支援や解決を切実に求めているか(ニーズ)を知ること。
    問題の解決に何が足りないのかがわかれば、それを無理なく埋め合わせる
    方法を考えることが新しい仕組みを作る出発点となる。
     はっきりとニーズがわかれば、社会起業を通じて達成したい自分の使命(ミッション)を
    周囲に示すこと。

    p.246
    自分の思い込みや常識ではなく、社会を広く見渡し、既にある人材、資金、ノウハウ、
    相談機関などさまざまな資源(リソース)を持ち寄り、同じ志を持つ
    より多くの人を活動に巻き込めば、できないと思っていたことも意外と
    容易にできることがわかってくる。

    --------------------------------------------------------------------

    なるほど、と思う。
    普通の企業でもいまは「顧客第一」を掲げるところがあるが、
    実際にそれができている企業はおそらく多くないだろう。
    というのは、それほどに経営者、経営層、ミドル、社員、バイト・・・あらゆる
    構成員の人々が、ビジョンを共有して「顧客第一」を貫き続けるのは
    ものすごく難しいのだ。

    しかし、社会起業は、そもそもが「困っている人の問題をビジネスで解決する」
    というところに始まるので、このビジョンの共有が普通の企業よりは
    はるかに強力になされるのではないかと推測される。
    ゆえに、ここをコアに据えるべきだ。そうすることで、一般企業を圧倒する
    ダイナミクス、パワーが発揮できる可能性がある。
    また、その理念そのものが広く社会から支持される可能性が高いため、
    支援者からの人材、金銭、サービスの支援を受けやすかったり、
    また顧客からも強い共感をもってもらえることで、ロイヤリティを高くできる
    (=収益性が高くなる)ことも期待される。

    こう考えると、そう、社会起業は実に可能性がある。
    特に個人のパワーが輝くようになる21世紀では、なお、そうだといえる。
    これからも社会起業家の活躍に目が離せない。
    そして、そういう人はいかにすれば生まれていくかを考えたい。

  • [ 内容 ]
    社会起業家とは、利益のためではなく社会問題を解決するために、独自のビジネスモデルで事業を興す人たち。
    創意工夫、アイデア、行動力、持続性、そして世の中をよくしようとする情熱に溢れた彼らの挑戦は、世界を変え、私たちの意識を変革していく。
    いま日本で活躍中の21団体の軌跡を一挙紹介する、注目の書。

    [ 目次 ]
    はじめに 常識を疑う者が、あきらめに満ちた世界を変える
    第1章 「社会起業家」とは何か
    第2章 日本の社会起業家たち(地域再生;キャリア支援;ワークライフ・バランス;農業再生;在日外国人支援;途上国支援;環境保護;NPO/NGO支援)
    第3章 あなたも、この世界を変えることができる!

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 最近国内のNPOの市場や活動が気になった買ってみました。

    結論、考え方が少し変わりました。
    しかしまだまだ不明点や個人的には助成金似たよりすぎな団体が嫌いなところはぬぐい切れませんでした。
    そしてずば抜けてマザーハウスの山口さんのやったことの凄さやストーリーは人の心を打つものがあるなと感じました。

    全体として、分野ごとに国内の社会起業家を紹介した本です。
    個人的、教育やワークライフが関心が強いので、キャリア支援、ワークライフバランスがおもしろかったです。

    チェック
    ・日本のソーシャルビジネスの規模2400億円、イギリスは5兆7000億円
    ・一次産業を「かっこよくて、感動があって、稼げる」3k産業にしたい(みやじ豚)
    ・援助には持続的効果はない。物乞いと同じだ。仕事があれば誇りを持てる。それが、わたしが絵理子と働く理由です。

  • ▼100文字感想▼

    働き方の選択肢って、自分が知らないだけでじ
    つは以外とたくさんあるものだ。お金の結びつき
    より人との結びつきが強い働き方が社会起業家
    なんだろうな。社会起業家の活躍は励みになる。

    今の仕事に生きがいを持てないあなたへ!


    ------------------------------------------------------

    ▼3つの共感ポイント▼ 

    ■一個しかないあなた自身の命の使い道を考え
     てほしい。勤務先の業績を上げるためだけに
     疲れ果て、他の人にいつでも取って代わられる
     ような仕事に一生を賭けるほど、あなたの価値
     は安っぽいものではないはずだから(P7)

    ■BBQマーケティング
     まずはBBQに来てもらって、豚を味わってもらい
     生産農家である宮治家の人間と触れてもらう
     (P133)

    ■現場を知らなければ、貧困を解決することはで
     きない(P155)

  • 本当に自分の仕事が世の中に役にたっているのかわからない今日。様々な社会企業家の例が掲載されており、非常に刺激的な内容であった。

    今後自分の参考にさせていただきたい。
    と、ともに彼らを応援したい。

  • 利益の為でなく社会問題解決の為に事業を興す人=社会企業家。
    紹介されている21の団体は大抵同い歳くらいの人が起業していた。
    現在進行形の話であるので正直存続の怪しい組織もあるけれど
    挑戦するその心意気を学ぶべきであると思った。
    なんか利益をあげている企業、高給の人を必要以上に批判する風潮は如何なんかなと思う。
    犯罪まがいのことをやってる場合は別として、頑張って利益をあげるなんてすばらしいやん。

  • 生井良一先生推薦

    地域再生、キャリア支援、農業再生、環境保護などに取り組む若者たちなど、利益のためではなく社会問題を解決するために、独自のビジネスモデルで事業を興す社会起業家。創意工夫、アイデア、行動力、そして世の中をよくしようとする情熱に溢れた、いま日本で活躍中の21団体の軌跡を紹介する本。

  •  うちの本棚にしばらく眠っていたのだが、なんとなく気になって読んでみた。 なぜかあまり感じるものがなかった。なぜだろうか。それは、社会企業家の思う事・語る事が大学での企画とあまり変わらないからであろう。

     場、終集合が異なるものの、写像としての企画と社会企業ではスケールが異なるだけであるように感じられた。 大学での企画に携わる人間は読んでみると何かヒントが得られるかもしれない。。

  • 事例はたくさん。取材はいまいち。

  • いろいろ載っていて参考にはなるが、
    やはりどこかに壁がある気がする。

  • 社会起業家というキーワードに惹かれて本書を手にしてみた。

    起業することの魅力は何かといわれれば、 自分 の力で事業を起こし、規模を拡大し利益を出して行くという一連の育成プロセスだったり、一財産を築くことだったり、また社会的地位を得たりすることだったり、多様である。
    しかし、ふと会社の役割とは何か?ということに立ち戻ってみると、社会に何らかの物やサービスを提供し、生活を便利にしてゆく組織・機関では無いかと思う。 消費者に対してその様な付加価値のある物・サービスを与えることによってその対価を受け取る。 そしてその対価をベースに次なる物・サービスを提供し世の中をさらに便利にして行く。 そう考えると、利益"だけ"を追い求めることは本来の目的から若干外れているのではないか?という思いを持っていた。
    そういう思いが根底にある状態で本書にある社会起業家という人種を知ったものだから、自分が考えている答えが有るのではと思っていた。

    社会起業家は、「社会そのものの仕組みを変える事業を開発する」人間であるという。 本書では20例の社会起業家を紹介しているが、その殆どは20代の若者だったりする。 純粋に現在の社会の溝に対して問題意識を持ち、それを正そうとする純粋な気持ちが彼らを突き動かすのであろう。

    起業対象としては、地域再生、農業再生、キャリア支援、在日外国人支援、途上国支援、環境保護、NPO・NGO支援などがあり、国や一般の利益団体が行き届かない部分に仕組みを作り上げ支援して行くものである。 この様な動きがもっと全体に広がり最終的には政府を動かすぐらいになると、日本という国も活性化するのでは無いかと思う。

  • 社会起業家に学べ! (アスキー新書 69) (アスキー新書 69)

  • 日本人の例をひきながら、社会起業家という生き方を紹介する一冊。
    日本の例ということもあって、具体的にインスパイアされる例も多かったし、
    また彼ら彼女らのほとんどが年下だという事実に刺激を受けざるを得なかった。
    自分の「人生を」成功させることよりも、自分の「人生で」成功することを求める。
    そういう価値観は確かに僕らの世代に共通しているだろう。
    生き方で生き方を問う関係性をどう築いていくのかが課題だけど、
    仕組みでそれをなしていくという視点はやはり必要だと思った。

  • 何よりも行動力。
    信念と熱意。同年代の活動にすごく刺激を受けた。

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