GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (1)上 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
4.13
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本棚登録 : 1393
感想 : 98
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  • Amazon.co.jp ・本 (543ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048672184

感想・レビュー・書評

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  • 特殊な世界観なので、最初のカラーページでは理解できなかったのですが、最初の方で何度も「この世界は?」という説明が盛り込まれていたのがとても良かったです。なんとか理解できた……。下ネタとコメディの狭間でシリアスっている感じでした。しかし人を失ったり世界を失ったりしながら、それでもバカやって騒いで笑っている彼らを、応援したいと思いました。キャラクターがかなりいますが、しゃべり方が独特で文字だけで聞き分けができるところは親切と言うかすごいと言うか。1巻の上巻なので、これからなすべき事が提示された段階。

  • これ読み終わっても「読み終わった」うちに入らない。全然。

  • きみとあさまで Ⅰ上 4 シリーズ評価
    きみとあさまで Ⅰ下 4 シリーズ評価
    きみとあさまで Ⅱ上 4 シリーズ評価
    きみとあさまで Ⅱ下 4 シリーズ評価
    きみとあさまで Ⅲ上 4 シリーズ評価
    きみとあさまで Ⅲ下 4 シリーズ評価
    きみとあさまで Ⅳ上 4 シリーズ評価
    きみとあさまで Ⅳ下 4 シリーズ評価

  • ラノベは小説の一種かと勘違いしていた。
    これは、時速80キロで感情のTIPSを貼り付けて行く、スポーツだ。

  • 凄く面白いですっ‼
    このライトノベルが凄い!
    でもっと上位とってもおかしくないって毎回思います
    前回は10位でしたっけ?
    問題は厚さかな?

    好きなキャラはネイトですねw

  • 終わりのクロニクル最終巻で、あの厚さは最終巻ゆえだと思ってました。
    でも、まさか1巻目でここまで厚いとは。
    内容的には、エロさというより、変態が多くなったんじゃないかな。

  • 文章的に前作『終わりのクロニクル』より読みやすくなったと思うが、人数が増え、設定が増えた分初見にはやっぱりハードル高いかも…という印象。でもアニメがあるのでいいのか?(未視聴)
    あ、厚さは考えてなかった(笑)

    面白い、の一言に尽きる。続きが気になるし、綿密に練られた設定と伏線で何度も読み直したくなる。
    川上氏の得意とする戦闘やエロギャグがこれでもかとてんこ盛りなので……染まればヒャッハーですよ?(笑)

    他、個人的に推したいのは、
    要所に出る姉弟のチャット風解説や相変わらずのあとがき、さとやすさんの絵はもちろん……カバー裏の設定資料などサービス精神の塊のような本という事です(笑) 厚さからなにから……思わず印刷所の心配してしまいました(笑)
    色んな意味で凄い本ですよ!(笑)

  • アニメでいえば、ホライゾンが連れ去られるところですね。
    情景風景の説明等がすごく書かれているのでこういうリズムで
    書くのも一考だなと。
    長い文章も前みたいに、やはり苦ではないですね。
    歳を取ると趣向も変わるとのことを親が話していましたが、
    そんな気はします。

  • 各国により分割統治された中世の神州・日本。その上空を8隻からなる都市艦“武蔵”が航行していくーー。
    遥か遠い未来。“重奏統合争乱”を経て、人類の命運を懸けた“聖譜”をもとに歴史の再現を行う国々。そしてさまざまな思惑と決意を胸に、未来を切り拓こうとする人々。
    重なり合う中世の世界を舞台に、学生達による学園国家間の抗争が始まろうとしていた!
    AHEADシリーズ『終わりのクロニクル』と都市シリーズの間の時代を描く、壮大な物語“GENESIS”シリーズ、遂にスタート!


    ***


    終わりのクロニクルを中学校時代に読んだ(しかし全部読んだ覚えはない)ので重々承知していましたが、相変わらずの厚みです川上さん。
    でも面白いとの覚えはあれど、読みにくかったー!とかの記憶はないってことはきっと読みやすいのでしょうね。クロニクルでもそうでしたが、ホライゾンでもそんな感じです。
    厚みを感じさせない面白さってすごいよなぁ。

    有川浩さんが、川上さんが小説家さんの種類としてライブ派とプロット派があると言っていたと言っていましたが←、明らかに滲み出るライブ派感。状況に乗った台詞や地の文は、恐らく私もライブ派なので読みやすいのですが、いかんせん脱字(というかむしろ増えてる?)が多い。気付いただけでも2、3カ所はありました。
    あれ、これ初版かな?と思って確認してみればあらあら第6版。まあこれだけページが多ければ直すのも大変ですよねー。

    川上さんの作品は設定の作り込みがすごいなぁと思うのですがいかがでしょうか。確か絵も描けますよね川上さん。本文入る前に設定やら世界観やらを説明してるのに、カバー裏でも設定があるとかどういうことだ!(笑)説明されても訳わかんなかった←

    大雑把な内容はアニメ一期で理解しましたが、本だと細かい内容がわかっていいですね!アニメは横から彼氏の補足説明が必須でしたからなぁ。

    キャラクターが色々かわいい!正純かわいいよ正純!アデーレとかネシンバラとか浅間さんとか教師オリオトライとかかわいいよ!
    あ、賢姉はエロくて好きですぐへへ。逆にネイトのぺたんこ具合も好きですぐへへ。

    男キャラなら当然ネシンバラ一択(主に見た目で)。女の子が色々かわいいのは良いことですねー。大体必ずあんまり好きになれないキャラクターというのが出てくるものなのですが、上巻を読んだ感じではまだいないですなぁ。
    みんなにそれなりの見せ場があるので、どのキャラ好きでも楽しめるよ!というか。だからこそこのボリューム?

    作り込まれた世界観と好き勝手暴れまくる賑やかなキャラ達に☆5!

  • アニメから入って、こっちはすでに視聴済み。で、面白かったので原作側を追っかけ。で、予想以上に面白かった。鈍器といわれるだけあって、通常のラノベ本の2冊分くらいはあるんだけど、一気に読ませられた。分厚さはあるんだけれど、実は描写の細かさに分量を食われている感もあって意外と読みやすい。
    こういう複雑な世界観を抱える作品は、語り部だけで終わってしまってキャラクターは単なる駒と終わってしまうことも多々あるのだけれども、魅力的なキャラクターばっかりでとっても楽しかった。アリアダスト教導院のメンバーはそうだし、なにより三河勢の楽しいこと楽しいこと。忠勝と鹿角のコンビはもっと見ていたかったんだけどなあ…。でも文章でしか表現できないやりとりも読めて満足ではあったかな。
    オリオトライ先生の授業から始まる導入部、中盤の後悔通りを中心とした世界説明のくだり、そして元信公の三河崩壊劇とその攻防とほんと緩急ついた見せ場があって楽しかった。
    世界設定は世界史の中世あたりと日本史の戦国にミックスして、哲学・思想関係も込みの模様。日本の戦国時代は結構好きだったのでそれなりに予備知識もあるし追っかけもできるけど、世界史はからっきしだったのでこれを機に勉強するのも楽しそうだ。哲学はいわんや。今後の動きが楽しみな作品なのでじっくり読んでいくとしよう。

著者プロフィール

第3回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作『パンツァーポリス1935』にて作家デビュー。代表作は『風水街都 香港』『機甲都市 伯林』を始めとする「都市シリーズ」や『終わりのクロニクル』シリーズ、『境界線上のホライゾン』シリーズなど。

「2022年 『EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の超能力学園OO〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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