キノの旅〈12〉the Beautiful World (電撃文庫)

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著者 : 時雨沢恵一
制作 : 黒星 紅白 
  • アスキーメディアワークス (2008年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048672634

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キノの旅〈12〉the Beautiful World (電撃文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 切なくてきれい

  • 初版と表紙が変わったのだろうか?

    『あなたが泣いたり
    あなたが怒ったり
    あなたが憤ったり
    あなたが憎んだり
    あなたが叫んだり
    あなたが苦しんだり
    あなたが悲しんだり
    あなたが絶望したり
    あなたが決意したりすることは-

    あなたが正しいことの証明にはならない。』

    この言葉に気づかされる。今の自分の姿。



    「山賊達の話」-師匠たちの活躍が手に取るようにわかる。
    「求める国」-どれだけの皮肉だろう。

  •  なんか切れ味が鈍くなってきた感じ?。

     「日時計の国」「賭の話」「手紙の話」は途中でオチが見え興醒め。

     「求める国」も絶対的平和主義者批判にしては底が浅い。公開処刑という中世的扱いで見せるのなら、証拠なく残虐的死刑といった冤罪の扱いにして、強権発動は何の解決にもならない愚と口先だけの人間の小狡さの両面への皮肉を滲ませるといった程度の工夫はして欲しい。というより思想的淵源をちゃんと調べてないだろうという印象。

     「努力の国」も同様にリサーチ不足。

     「寄付の国」については、倫理的に「悪」とされるのは詐欺を働く者だ。詐欺をされた者は、能力はともかく倫理的には責められるいわれはない。詐欺という行為は刑事罰が科されるが、詐欺をされた者は被害者として保護される。この当然の社会的評価を認識していたらもう少し違う書き様があったはず。全く認識○○○のは○○○○〇足か、物の〇〇〇○○〇減か。

    PS.
     「求める国」。ここでは時代を越えて類似の絶対的平和主義者が現れるとなっているが、これを嘲笑う人や眉を顰める人が強権で弾圧してもなくなるものではなく、実はかような平和志向の発想は人間の感情の根源にあることの寓話?、てな訳は無いか。

  • キノの旅12作目。 オススメの話は「悪魔が来た国」、「日時計の国」、「賭の話」。 「悪魔が来た国」について、異邦人にとっての常識はその国にとってはあり得ないこと故、悪魔と伝えられてしまう話。他文化の人と初めて出会った人はこんな反応をするのかなと思った。 「日時計の国」はオチが良い。最高に皮肉である。読んでからのお楽しみ。 「賭の話」も駆けた結果は全く語られておらず、私たちの想像に任されている。さて、彼らにとってモトラドはどちらに含まれるのか。

  • フォト

  • 【資料ID】155564
    【分類】913.6/Sh29/12
    文学のコーナーに並んでいます。

  • 気の遠くなるような努力をする国の話はその考えているようで考えが足りない様子が皮肉だなってしみじみ思いました。

  • 「寄付の国」
    考えつかない場所に書かれた在り来たりな文。
    こんな場所に物語が書かれているとは思いもしなかったからびっくりした。
    そして、凄く在り来たりな広告の内容にもある意味びっくり。

    「山賊達の話」
    獲物として相応しいか。
    長老の目利きは凄いなと思ったら師匠たちを襲撃してしまってたのか…。

    「パクリの国」
    誰の影響なのか。
    パクリというかめんどくさい人たちというか…。
    誰のスタイルを真似たとか、別にどうでも良い気がするけどな…。

    「願い」
    相手に望むこと。
    短い会話の中に想いがつまっていた。
    キノの望みはある意味切実に聞こえた。

    「幸せの中で・b」
    センターとはなんなのだろう。
    何故キノは言葉に詰まったのだろう。

    「正義の国」
    正義を貫いたが故に。
    周りの変化によって臨機応変に対応できないとこうなるんだろうな。

    「悪魔が来た国」
    人間が唯一居る国、と思っている国。
    悪魔と分かった途端、普通に接し出すというのはなんだか面白いな。
    普通逆で悪魔だと分かったら、近寄らないようにして早く出て行って欲しいと思う気がするけど。

    「求める国」
    演説する者のバックにつく者は。
    在り来たりな戦法に見えるけど、意外と引っかかってしまうんだろうな。

    「日時計の国」
    お披露目して、最後の晩餐を。
    何処に落ちるか分からないのに発射するなんて色んな意味で凄いな…。
    安全装置としてメモを書き残した人は凄く賢い人だったんだろうな。

    「努力をする国」
    爆薬が必要な理由。
    努力する方向を間違えてる気がする。
    この国の人たちは、暖かくなると氷が溶けてどうなるのかとか考えないのかな…。

    「続・寄付の国」
    義援金の使い道。
    今頃国の中はどうなっているんだろう。

    「手紙の話」
    命をかけて届けた手紙。
    誇りを持って仕事をしていたんだろうな。
    死んでしまっては意味がないけれど、凄く尊敬する。

    「賭の話」
    車か自転車か。
    運に任せてもいいような賭けもあったが、そこは考えて答えを出すべきではと思う賭けもあった。
    どちらにせよ、この場合みんなどうするのだろう。

    「得を積む国」
    ポイントを貯めれば。
    いくらいい人だったとしても、罪を犯した時点で全て相殺されマイナスになるべきだと思う。

    「雲の前で」
    彼女の言葉に耳を傾けていれば。
    奴隷だからといって酷い扱いをしてきた人に対して涙を流せるなんて優しい子だな。

    「幸せの中で・a」
    スペアという呼び方は、なんだかな…。
    言いたい事は分かるのだが、あまり賛成できない考えだな。

  • 第十話の「雲の前で」が最後気になる。

    意外に後書きが普通。
    本っていろんな行程でできてるんだね!

  • 【山賊たちの話】
    バギーってこんなのだったのか!
    キノが可愛い!
    師匠が悪魔だ!!

    【正義の国】
    ワタシはソレを正義とはいえない。
    偉い人の押し付けだよ

    【日時計の国】
    世界征服を企みその力を得ちゃった国と、エルメスの話。
    エルメス頭いいな

    【努力をする国】
    ワタシの頭ではソレで本当に世界が暖かくなるのか分からないのだけどどうなんだろ?

    【続・寄付の国】
    「続」とあるので前の話がどこにあるのかとネットで調べてしまった。
    さすが師匠、鬼だなー。
    そしてその師匠にしてこの弟子有り。
    個人的には騙す方が悪いだろうって思う

    【手紙の話】
    読んでて泣けてきたというのに最後の最後で涙が止まっちゃったよ

    【徳を積む話】
    悪いことをするために善行を積む。
    面白いシステムだと思う。
    最後はどうなるのかと少しドキドキした

    【雲の前で】
    彼女の話。なるほど3巻の「雲の中で」に繋がるのですね。彼女のその後が気になるので続巻を読もう

    【幸せの中で】
    苦労してお腹痛めて生んだ子が予備ってのはなんか嫌だなー

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キノの旅〈12〉the Beautiful World (電撃文庫)の作品紹介

そして、すぐに、キノとエルメスは大きな病院の前にさしかかった。玄関ドアの前に、数人の看護婦が見送りをするために並んでいた。さらに、一台の黒塗りの車が道に止まっていて、運転手がそのドアを開けるところだった。車の後ろにエルメスを止めて、キノはその光景を眺める。やがて、祝福の声に包まれて、病院から夫婦が現れた。若い二人は顔に笑顔を浮かべながら、夫の方は大きな鞄を、妻の方は、小さなバスケットをその手に抱いていた。夫婦はお世話になった看護婦達に何度もお礼を言って、幾人かと笑顔で抱き合った。(プロローグ「幸せの中で・b」)他、全16話収録。

キノの旅〈12〉the Beautiful World (電撃文庫)のKindle版

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