ECサイト4モデル式 Google Analytics経営戦略 (ビジネスアスキー)
- アスキー・メディアワークス (2008年9月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048673662
感想・レビュー・書評
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基礎として読むべき
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1.指名買い型 (iPod、Wii、ルイ・ヴィトンなど)
2.単品リピート型 (化粧品、健康食品、サプリなど)
3.専門モール型 (本、ワイン、酒、自動車グッズなど)
4.総合モール型 (家具、インテリア、ファッションなど)
取扱商品によってECサイトを上記の4モデルに分類し、それぞれの販促手法をまとめた一冊。
Google Analytics活用方法だけではなくて、独自店舗の販促、ウェブマーケティングの手法が紹介されています。
独自店舗運営している人にとっては、商品を売るためのヒントが何か思いつくかもしれないのでオススメです。 -
ドロップシッピングでショップ運営している時に
無料で使えるアクセス解析、Google Analyticsの
使い方を学ぶのに読んだんですが
ツールの使い方だけでなく、
ネットショップの様々な経営戦略が学べ、
儲かるネットショップの運営方法について
勉強できました。 -
全然知らない分野の話だったんだけど…
おお!そうなのか!ってすごく思う。
今まで見てきたサイトのことを頭の中で分類して、「こういう戦略だったのか」と思ったり。
そのまま使うというより、対象となるサイトと4モデルそれぞれとの共通点を考えながら
戦略を練る感じだろうか…
まだ素人なんてわかりません。
でも参考になります!
実際にこれからほんとに使えたら★増やします。 -
こんな人にオススメ
・これからECショップを始めようと思っている方
・なんとなく不調を感じているショップオーナーさん
1.指名買い型 (iPod、Wii、ルイ・ヴィトンなど)
2.単品リピート型 (化粧品、健康食品、サプリなど)
3.専門モール型 (本、ワイン、酒、自動車グッズなど)
4.総合モール型 (家具、インテリア、ファッションなど)
取扱商品によってECサイトを上記の4モデルに分類し、それぞれの販促手法をまとめた一冊。Google Analytics活用方法だけではなくて、独自店舗の販促、ウェブマーケティングの手法が紹介されている。独自店舗運営している人にとっては、商品を売るためのヒントが何か思いつくかもしれないのでオススメ。 -
アナリティクスをどう戦略に活かすか?
→ウォンツ多品は商品の差別化が難しいので、アクセス獲得が勝敗の分かれ目
商品を網羅してカテゴリーの品揃えを改善する
巡回性とコンテンツの魅力を高めてユーザーと商品をマッチングさせる -
ECサイトの勉強のために読んだ本の2冊目。
4P分析を例にして、わかりやすく解説してくれていた。この書籍の観点は、ショップオーナーの視点でのショップ運営法が中心。
モール運営者としての視点もあれば、最高だったのだけどね。
タイトルからある通り、Google Analysicsの話が多い。
その戦略法はいいんだけど、設定方法は不要でしょう。
ネットで検索すれば、山のようにある。
ページ数の無駄。 -
EC分析の基礎として。
・3Cと4Pの策定
・継続的なリピーター獲得が重要
・ニーズ/ウォンツ、単品/多品 扱う商品によってマーケ戦略を変える
指名買い型(ウォンツ単品)
→SEO重視
→安い・早い(メーカー有利)
→サイト制作コストを抑える
単品リピート型(ニーズ単品)
→初回購入者対策重視
→エンゲージメント重視
専門モール型(ウォンツ多品)
→CMS、プラットフォーム戦略
→SEOテンプレ化ページによるアクセスを狙う
総合モール型(ニーズ多品)
→価値伝達、回遊性重視
→プッシュ型のアプローチ -
ECを立ち上げる際、戦略として押さえておくべきポイントとECサイト運用時におけるアクセス解析のポイントについて、Google Analyticsをベースに解説した本です。
特にこれからECサイトを立ち上げようとしている人をターゲットにしているようで、非常に分かりやすくまとめていてサクサク読めるので、初めてECの担当になった人への入門書としてはオススメです。
一方で、本格的に運用していく中で発生する課題に対する答えや具体的な検討ポイントについてまで触れているわけではないので、そういうものを求めている方には向かない一冊とも言えます。 -
●GoogleAnalytics経営戦略
●戦略の策定
・他社が参入したがるような参入障壁の低い商品を取り扱うと価格競争に陥り、新規参入者が有利となる
・事業ドメインを細分化し、自社の優位性を生かせるターゲットに絞り込む
セグメンテーション:自社の見込み客をより詳細に分類すること
ターゲッティング:その中で自社にもっとも適した見込み客を選択すること
ポジショニング:自社を競合他社とは異なる特徴づけで認知してもらうこと
・商品定義の3要素(販売店主導で提供すべき価値がある場合の切り口)
コアベネフィット:狭義の商品、本体価値
パッケージング:見せ方、価値の方向付け
コミュニケーション:価値の伝え方、伝えるパターン
●Google Analyticsの仕組み
CookieとJavaScriptを利用してユーザのアクセス元やコンバージョンレートを分析できる
●ニーズとウォンツ
・"ニーズ"に応えられる商品より、"ウォンツ"に応える商品を提供するほうが購入してもらえる
・ニーズ商品の購入者は購入までに必ず他の商品との比較を行う
・消費行動の4モデル
単品・ウォンツ:指名買い型 :iPod, Wii, ルイ・ヴィトンなど
単品・ニーズ :単品リピート型:化粧品、健康食品、サプリメントなど
多品・ウォンツ:専門モール型 :本、ワイン、酒、自動車など
多品・ニーズ :総合モール型 :家具・インテリア、ファッション、フードなど
●リアル店舗
・リアル店舗では以下のような視点で来店者の動向を分析し、集客方法・品揃え・価格等に反映する
来店者数、性別比、年齢層、興味のある商品、来店時間、滞在時間
●分析内容
・Google AnalyticsによるSEMの流れ
1.アクセスルートとユーザを知る:セッション数、平均滞在時間
2.トップページの成否:テーマの伝達、アクションボタンの明示
3.出口の成否:コンバージョンレート、放棄率
4.リピート性:リピーター比率、リピート頻度
・コンバージョンレート
商品購入、会員登録、サービス申し込み、資料請求、問合せ等の目標を実行した割合
・再訪頻度を見て、数ヶ月間購入のない人にリピート促進をかけると効果があるかもしれない
・消費行動モデル
AIDMA: Attention, Interest, Desire, Memory, Action
AISAS: Attention, Interest, Search, Action, Share
AISCEAS: Attention, Interest, Search, Compare, Examination, Action, Share
・Google AdWordsのキーワードツール
http://adwords.google.co.jp/select/KeywordToolExternal より、検索キーワードのバリエーションを確認できる
・CPC広告やメルマガから誘導したユーザがどの程度収益につながっているかを見ることで、広告費を見直す指標が得られる
●分析方針
・ニーズ単品サイトではリピート頻度の分析が重要(ユーザー>セッションの詳細>リピート訪問数)
・売り上げ効率が下がってきたらサイト構成を見直す
●レコメンドの導入効果
商品点数が数千点を超えて、訪問者が興味のあるカテゴリの商品をすべて見ることが難しい場合に効果がでる