| ブログで紹介する» |
|
Check |
|
|
この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
-
不幸ってのはきっと不幸同士で仲が良くて、皆でお手々つないで同じ目的地にどやどや踏みこんでくるんだ。他人の迷惑なんて顧みずに。女子高校生の連れションみたいに。一人では何もできないから、そういやって群れて、気を大きくしてるんだ。そうに違いない。
― 189ページ -
どうして、人が多く集まるところには、何かを競いたがる人がいるのかしら。
― 181ページ -
受験生って特殊な精神状態にあると思う。手の内を探り合う。さりげなく自慢する。涼しい顔で激しく嫉妬する。笑いながら腹の中で悔しがる。優越感を覚えつつ慰める。呪いながら称賛する。励ましながら牽制する。。虎視眈々と、しかし好戦的に。決して相容れず、場合によっては慣れ合って。それが日常茶飯事。
― 26ページ
みんなの感想・レビュー・書評
ライトノベルだと思い、軽い気持ちで読んでいた。
そして見事にやられてしまった。
中盤まで読み、読むのをやめようかと思った。
あまりにも退屈で平凡だったからだ。
とりあえず読み終えようと思い、読み進めていった。
そしてはまった。見事に。
胸がジリッと焼かれる様な気持にさせられた。
青春。切ない。どうにもできない気持ちになった。
素晴らしい本でした。私のお気に入りの一冊です。
後味がなんともいえない。全体的にさらっとした雰囲気で淡々と書かれている印象だけれど物凄く切ない。前半からの後半、もう一度前半読んでどうしようもなくなってしまう。憎めない。随所随所のイラストが洗練された感じでよかった。
2部構成の今作は、読者の想像を超えたストーリー展開を持っています。
前半の後味の悪さは吐き気すら覚えるほどでした。
そして後半を読み終えた後でもう一度前半部分を思い返すと本当にやるせなくなります。
後半の主人公である2人を愛おしく思えば思うほど、後半に続く別のストーリーが読みたいと強く願ってしまうのです。
(ネタバレになってしまいますが、時系列は後半→前半となっています。)
このような感情が湧くのも柴村仁さんの人物描写が秀逸であるからでしょう。
読むのは辛いですが、傑作だと思います。
予想より面白かった。一人の女生徒の自殺の真相が明らかになる。あくまで学園もの。何より第二部がいい。爽やかとは言い切れないが、二人の関係が順を追って描かれる。あの二人だからこその関係。続編はいらないが雰囲気はいい。や、いい雰囲気ってことじゃなく、世界がそこにあるって意味で。
後半が死んだ少女視点であることが、読んだ後に涙を堪えるような気持ちと、人が死んだということで殺伐にならない空気を作っているのかなと思いました。
2部構成になっており、時間軸としては後半→前半の順。
前半では彼女が亡くなった理由が語られ、後半では亡くなる前の彼女と彼の学校生活が描かれている。
後半で、とても青春している彼らが描かれているため、彼女が亡くなったことが残念でならず、もっと彼らのこれからを見てみたかったと切なくなる。
だが、なぜ彼女が死ななければならなかったのか。ただ、切ない話にするために死んだのではないかと思ってしまう。
なんだかいたたまれない読後感ではあったが、続編があるらしいのでいつか読んでみたいと思う。
女子高生が校舎から飛び降り自殺した――同級生の男子ふたりがその真相を探るが…
暗い題材を扱っているのに、透明感がある切ない作品。表紙が綺麗で、世界観を上手く表現してる。
評価が高いので期待して読んだけれど、特に真新しいものはなかったなぁ。
あと私はラノベ系はやっぱり苦手なのか、どうも主人公に共感出来ないというか話に入り込めなかった。
でも言葉と世界観は綺麗で読みやすかったな。
最初の物語と次の物語の論点が違う。
からおもしろいと思った。
何が正解で
誰が正しいかなんて
そんな事わからない。
ただあの娘が好きなだけだったんだ
後編を読んでそれに気づいたとき
すごく悲しくて
深い愛に気づきました。
生きる意味なんて君だけで十分だったんだね。
内容はそんなに目新しいものでもないし、盛り上がり所もないのだけれど、心にずしりとくるものがありました。切ない青春ものです。
読み終わったあと、いまいちど前編、そして表紙のイラストを見返すと色々と考えてしまいます。由良くんはなかなかの変人だったけれど、あのあと彼はきっと、泣いていたんじゃないかなあ…
とても素晴らしい作品でした。
もしも神様がいるのだとしたら彼女の死を説明してほしい。
どう考えても切なくて救われなくて。
命は一瞬でなくなる儚いものだと改めて気づく。
物語としてはあまりおもしろくない。ただなんかこう、「みずみずしい」とか言われるような、きれいなモチーフがたくさんちりばめられていて、読み心地は悪くない。わりとまっとうにへこめる。ラノベレーベルでこういう本が出ると妙に受けがいいのよな。
彼方が主役なのに語りは彼方が全然出てこない。
最初誰が主役か分かんない。
でもなかなかいい話でした。
「俺は、トラウマって言葉を免罪符にしようという考え方、好きになれない」
「トラウマという言葉を笠に着て、僕は誰よりも傷ついてるんですと主張するだけ。人間なら誰だって塞ぎきれない傷の一つや二つ負ってるもんなのに、殊更にそれを主張するのは『俺って呼吸してるるんだぜ』と自慢するようなもの。」
感情移入して読みたいわたしとしては、主人公が読者の知らない事件の真相を知っている設定は好きになれない。
ストーリー自体は面白かった。
物語の後半、吉野彼方主人公の物語が本の前半に来ていたら、もっと面白く読めたと思う。

序章にに匂わせる切ない感じは結果的に読者たちに委ねられているように思う。
ひとりひとりがどう思うか、なので、インパクトあるストーリーがあるという事でもなかった。
二人の彼方のやりとりが可愛いら...






