ジョブズ VS. 松下幸之助 ”言葉力”で人を動かす (アスキー新書)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.31
  • (7)
  • (18)
  • (29)
  • (10)
  • (1)
本棚登録 : 193
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048675130

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ジョブズの引き算の経営は、Steve Jobsで既に読んでいた。
    幸之助の足し算の経営は初めて触れたのだが、人心把握がすごい。
    詰めた後で即フォローとかなかなかできんし、やられてるところにお目にかからない。
     数字と客先と直属上司の顔色だけとにらめっこして、その部下への詰めは、部下やエンドユーザーの事まで考えて【詰めて】ますか??? というのがほとんど。
    でも松下さんも最近ずいぶん下火。早く持ち直してほしいです。地元企業

  • 松下幸之助の経営本を読んでみたくなるきっかけとなった本。

  • 「経営の神様」松下幸之助と、カリスマCEOスティーブ・ジョブズ。2人の経営スタイルは真逆だ。
    強引な交渉で敵をねじ伏せ、最先端を走ることに情熱をそそぐジョブズ。他人の意見には耳をかさず、逆らう社員は容赦なく切り捨てる経営手法はいわば「引き算」の経営。
    一方の松下幸之助は、単なる金儲けを哲学に進化させ、敵であった相手さえも味方に変え、チームワークで組織を前進させる「足し算」の経営だ。

    その経営スタイルの違いは言葉にも表れている。ジョブズはペプシコーラのジョン・スカリーを引き抜く際に、こんな言葉を言っている。
    「一生、砂糖水を売り続けたいのか?それとも世界を変えるチャンスを手にするか」これは、ペプシコーラを砂糖水と揶揄したもので、アップルなら世界を変える仕事ができるという意味ですね。
    明らかに相手の事業よりも自分たちの事業のほうが社会のためになると言っているのです。

    一方、松下幸之助はベータかVHSどちらか決めるにあたって次のような言葉を言っている。
    「ええ機械作りはったなぁ。ソニーは100点。…ベータは150点」こう言ってVHSに軍配をあげた。
    「ソニーはここが悪い」などとはけなさず、満点の100点褒めるところが幸之助らしいし、VHSに満点以上の150点をつけてその努力を大いに称えるスタンスは、まさに“足し算”の言葉力である。

    このように、まるで違う2人のカリスマ。
    あなたが選ぶならどちらの上司がいいですか?

  • ゴールを達成するまでの方法や手段は対照的だけど、二人の根本的なマインドは同じとこにあったらしいです。

    松下幸之助のやり方のほうが僕は好きだなー。

  • 少し無理やり感があるが、抜き出た成功者には当然共通点がある。

  • 人生の生き方の手引書である。「金なし」「学歴なし」「親の七光りなし」で人生を一代で会社を築き上げた二人の人生哲学がちりばめられている。本書の最後に紹介されたジョブズの言葉が印象的だ。「人生最後の日と思って生きる」「ハングリーであれ、馬鹿であれ」充実したあ読後感を与える新書である。

  • 軽い、すぐ読める。

    でもジョブズの事を知りたいにせよ、松下幸之助の事を知りたいにせよ浅すぎて参考にならない。入門の入門。

    著者の他の本で出てくる内容がちらほらデジャブ!

    偉大なる2人だけれども、この本から学べる事は少ない。

    上司ぶりや失敗のエピソードなど同じテーマを用いて比べている事で多少なるほどと思った所はあった。

  • 一節ごとにまとめ的なことが太字で書いてあるのが、読み辛いし、内容も気に入らない。
    ジョブズがこんなにもjerkだとは知らなかった。アメリカ的といえばそれまでだけどね。

  • ジョブズと松下幸之助。どちらも超著名な経営者。この2人をvsでくっつけたらそりゃあ気になります。まぁ一番の狙いはこのタイトルで人を引き付けることなんでしょうけど、内容的にはまぁまず両者の基本的なスタンス、人生の流れをざっくりと理解できる1粒で2度美味しい内容。既に別の図書でこのお二人に関して理解を深めている人にとってはほぼ意味のない本かもしれませんが、これからザックリとお二人のことを知りたいという場合にはちょうどいいと思います。私自身の今後の生き方、考え方の参考になった一冊です。

  • 部下が教えてくれた本。
    幸之助は、断片的にしか知らないので、読んでみようと借りました。図書館の期限もあるし、明日には部下に返そうと思います。

    両者を比べるのは、なかなか面白いと思う。

    幸之助のことは、あまり知らなかったので、参考になりました。
    特に、幸之助が部下に、(幸之助が部下の提案にNOとしたことがあとで、失敗だったことがわかったときに)「俺を説得するんがお前の仕事やろ」といったあたりの記述は、いま監査部門が抱えている問題にも近いものがあって、なるほどと思った。

    そう、経営陣が監査のことを理解してくれないと思っているのなら、経営陣に監査の役割を伝えていくことが監査部門の仕事になるわけってこと。
    そのために、着実に実績を積み重ねる努力が必要になるけど、その上で、
    経営陣に監査の役割、機能を伝え続けていく。
    うーん、幸之助をもうちょっと知る必要があるかもです。

全24件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ビジネスコンサルタント

「2022年 『イーロン・マスクはスティーブ・ジョブズを超えたのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹内一正の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×