文系法医学者のトンデモ事件簿 (アスキー新書 112)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048678902

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    「殴られて痛いという自覚症状だけ」で傷害罪?
    「酒の席の喧嘩で、赤の他人が巻き添えを食って死亡してしまった」ら暴行罪?
    本書は、これまでの刑事判例を斜めの角度から読むことで「裁判所の考え方」を法科学の視点で解説。
    法学部出身という異色の法医学者だからこそ見えてくる、刑事判例の「?」を解き明かす。

    [ 目次 ]
    第1章 法と医のコラボレーション「傷害罪」(1)結果としての傷害
    第2章 「生理的機能」の謎「傷害罪」(2)暴行と傷害の関係
    第3章 自傷行為は犯罪か?「傷害罪」(3)
    第4章 「致死」という犯罪
    第5章 「たまたまそこにいた」事件―「過失」の罪
    第6章 キング・オブ・故意犯「殺人罪」(1)
    第7章 「殺意」はどう決める?「殺人罪」(2)
    第8章 死者と霊にまつわる罪

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著者プロフィール

日本体育大学スポーツ文化学部武道教育学科准教授・医学博士。高知県生まれ。
専門分野は法医学・刑事法学・スポーツ危機管理学。児童虐待やスポーツにおける体罰・ハラスメントに関する問題を、医学・法学等の分野横断的なアプローチで研究している。

「2021年 『親の手で病気にされる子どもたち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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