断章のグリム〈11〉いばら姫〈下〉 (電撃文庫)

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著者 : 甲田学人
制作 : 三日月 かける 
  • アスキーメディアワークス (2009年8月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048679398

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甲田 学人
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断章のグリム〈11〉いばら姫〈下〉 (電撃文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 閉じ込められ、唯一の攻撃力は気絶中。
    今、何が出来るのか。

    ひょっこり現れたのは、久しぶりな人物。
    拠点がない、というのはこういう事か…と。
    それだと、そう横に情報が流れませんし。


    今回の配役もさっぱり分かりませんでしたし
    怪談と同じように殺したのかと思ったら、不注意。
    心の平穏を得るために選択した事は、誰かを歪めてしまう。
    子供に自分の趣味を押しつける、まではよくある話ですが
    自分の考えを押しつけるのはどうなのでしょう?
    母親然り、祖母然り。
    これはもう、やめてくれ! と叫びたくなります。

    そしてまた…想像してはいけない文章オンパレード。
    そして驚きの、けれど納得状態でのご登場。
    という事は、そちらもできるのか、とひとつ謎解決。
    しかし…他のロッジには、言ってない、んですよね、やっぱり。

  • 読んでいて鳥肌がたちました…!グロテスクな描写はこの巻が一番キツかったです私は。
    家族のすれ違いや確執が無ければまた違った物語だったのかなと考えると悲しい。
    個人的に勇路君の立ち位置が報われないというかなんというか…。『勇路は女性に振り回されっぱなしの道具』ってひどい。
    蒼衣君と雪乃さんの関係が最初の頃と僅かに変わりつつあるのかなとも思ったり。甘ったるい関係では決して無いですが。
    あと、後の展開の伏線かな?と思う描写がチラッとあって、続刊読むのが楽しみです。

  • なんつーか、まともな状態じゃない普通の人間のほうが怖いよね。という結論に尽きる展開だったと思う。
    上巻から続いて、下巻の半頃まではあの<効果>の根付いているという生理的嫌悪感というか、痛みというかが嫌な感じだったんですが、それ以降は割と忘れ去れてしまってる感じだったと思う。帯で煽ってるほど危機感を共有していなかったせいか、登場人物間にもあまり浸透してなかったような気がする。

    あとは、あの子たちやあの人達が今後の展開に割と大きく関わってくるんだろうなぁと伏線の香り。

  • 想像を絶する展開に、ただただ仰天。仕込みが上手い! ただ、想像すると、今巻も非常に怖い。

  • 913.6 コ11 登録番号8076
    生徒リクエスト

  • 死なないだろうと思っていた騎士も死に、追い詰められ追い詰められての逆転。彼らが幸せになると神の悪夢と闘えなくなるのだから、最終的にどこに着地するのか、悲劇を跳ね返すことを祈りつつ、最後までつきあいたいと思います。さて、次も下巻が出てから上下巻一気に読まねば。

  • 甲田作品好きすぎて書ききれない!

  • 今回の<泡渦>も辛かった・・・

    何だか下巻では描写力に凄い力が入ってたような気がします。
    只でさえ今回の<泡渦>はちょっと想像もしやすかったのに、それに加えてこの描写力。今までで一番ゾワゾワしながら読みました。

    話的にも結構綺麗に纏まったとは思います。
    結局リカの断章ってどんなんなんやろ??

  • 今月の新刊、断章のグリムでございます。いばら姫の下巻ということで、事件の解決編ですね。
    今回は真喜多家に閉じ込められているということで、泡禍の範囲は狭いのですが、その分逃げ場がないのが厳しいデスね。
    まさに満身創痍という感じでございました。

    例の如くで、登場キャラがほぼ全滅という鬱END。
    ネタばれ回避で書くのが難しいので、まとめて追記部分に書きますけれど…。
    とにかく面白かったデス!
    上下巻だと、どうしても刊行ペースの問題で間があいてしまいますが、潜有者の考察や配役何かを考えられるのも楽しいデスね。
    あんまり当たりませんけど!

    グロokという方にはお勧めですv


    まぁ、ここからはネタばれさせてますので、未読の方はご注意くださいまし。

    今回は配役予想はそこそこあたってたかなぁ、という感じでした。
    前回の予想の1と2を混ぜるといい感じでした。

    死者に生える芽が、いばら姫ということで「茨」にこだわり過ぎていたのが取りあえず敗因だったなぁ。
    考えてみれば、「死者」に「弔いの花」なんて、なでしこでも使われてたのに…orz
    まさか「死者」に生えるなんて思いつきませんでした。

    まさか、100年後に目覚めたいばら姫が、魔女を恨んでいる可能性は考えてもいませんでした。

    母親の中にあった針は、やはり馳尾でしたね。
    名前は思い出せなかったのですが、赤ずきんの時の彼かなー、という気はしていましたw
    瑞姫がいる時点で、物凄く怪しいですものね。

    しかし、葬儀屋の断章で蘇った瑞姫は、<食害>が使えなくなっているのかしら?
    全く喋りませんし、リカも颯姫を応援に呼んでいるあたり、瑞姫の<食害>に頼れないことにつながる気がいたします。それが、死んで蘇ったからなのか、食害に記憶を食われすぎて、使い方すら忘れてしまったからなのか。
    あと、感情が無くなっているように見えましたので、純粋に断章を使えなくなっているのか…。
    上巻で颯姫が、忘れてしまう恐怖を忘れることはできない、みたいなことを言っていましたし。感情がなければ、断章も使えなくなるんじゃないかな、という気がします。
    夢見子ちゃんは、索引が発動するとちゃんと怯えていますしね。

    葬儀屋の断章で蘇った直後の可南子さんの無双っぷりも凄いデスね。
    蘇って暫くは、理性が吹っ飛ぶとか狂気に駆られるとかするのかしら。死んだはずなのに蘇るわけですからね。
    ある意味では、彼女も異端なのかもしれませんね。初めからそうだった、ということは、葬儀屋の悪夢に深いかかわりがありそうですし。きっと、そのうち解明されるんだろうな、と楽しみデスv

    風乃さんの異変は、下巻の72Pからの雪乃との会話からもうかがえてますね。
    今まではアリス(蒼衣)も可愛がっていましたけれど、雪乃がだんだんと蒼衣に気を許し始めているのが気に入らないのか、それとも雪乃が苦しむのが見たいだけなのに…。
    いずれにせよ、そのうち風乃は蒼衣を殺しにかかりそうで怖いデスね…。

    今回の生存者である莉緒も、流石に断章持ちになりそうですね。
    というか、これは普通にトラウマになりますよorz
    千恵もかなり悲惨でしたけれど、莉緒は可哀そうすぎます…。断章も持たずに、無事に復帰できるといいんですけれど…。無理でしょうね、きっと。

    ところで、蒼衣の怪我はどうなるんだろうw
    神狩屋の断章でも完治させるのは厳しいでしょうから、ある程度直したらロッジの息のかかった病院に入院…?
    雪乃も重傷ですけれど、蒼衣も意識保ってるのが不思議なくらい重症ですよね…。腕とか複雑骨折してそうorz

    断章を使わずして、異端と遭遇した時の蒼衣の弱さは凄いデスね…。
    異端化してる母親や赤ん坊すら攻撃できなかったのを「仕方なかった」で済ますのは、普通ではない気がします…。
    あと、ふと気が付いたのが、蒼衣って断章使う時、そんなに苦しそうじゃないな、と。
    雪乃や馳尾は断章を発動させるたびに、トラウマ云々と出てきますけれど、蒼衣はその描写、確か最初の一回だけだったような…。後はあっさりと発動させてますよね。
    千恵は結局発動すらできませんでしたし。それが普通みたいですけれど。
    場面的に、蒼衣の苦痛をすっ飛ばしているのか、何も感じていないのか。蒼衣にとっては、誰かを拒絶したりすることこそ、悪夢デスからね。
    それでも、何だか軽く感じました。

    あれ、今回物凄く長くなってるw
    くそー、でも楽しかったよ!
    本当に不思議の国のアリスになぞられてるのかなぁ?
    アリス配役だと、
    アリス→蒼衣
    白うさぎ→夢見子
    女王→雪乃or風乃
    チェシャ猫→リカ

    ハリネズミが馳尾かな? …ハリネズミがアリスにいたか覚えてないけど…。
    歪アリにはいたんだけどなぁorz
    帽子屋とか時計とかはどうなるんだろう…。
    眠りネズミもか。お茶会、あともう一人いた気がするのにーっ!!

    バラも配役に入れるなら、白薔薇→赤薔薇で雪乃と風乃、なんてのも面白そうですがw
    女王を首狩り=ギロチンとして、笑美さんとか…?

    アリスはキャラをあんまり覚えてないや…。
    某所のアリス考察面白いんですけどね。

  • ようやく下巻――(゜∀゜)――!!
    一気に読み進めちゃいました(´ω`)

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断章のグリム〈11〉いばら姫〈下〉 (電撃文庫)の作品紹介

「…し…白野さん?雪乃さん!?」真っ黒に焦げたドアと壁と天井。ひっくり返って破壊された棚。床はガラス片の混じった水で水浸し。庭に出されていた田上颯姫は、恐る恐る戻ってきた居間の前で立ち尽くす。床に凄惨な血溜まりと、ずーっと廊下の向こうへと続く人間を引きずったような血の痕が残る、誰もいない返事もない居間の前で-。始まりは『生まれ変わりの子供』の話を真喜多莉緒が母親に話したことだった。異形化した母親と荒んでいく家族関係、そして閉ざされた真喜多邸。雪乃たちを助けにきたはずの蒼衣も隔離され、惨劇は予想以上に拡がっていく。抗える者が減っていく中、雪乃の身体に異変が-。悪夢の幻想新奇譚、第十一幕。

断章のグリム〈11〉いばら姫〈下〉 (電撃文庫)のKindle版

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