嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん8日常の価値は非凡 (電撃文庫 い 9-11)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 1178
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048680080

作品紹介・あらすじ

これは、僕とまーちゃんの平穏無事で素敵なバカンスだ。嘘じゃない…よな?

感想・レビュー・書評

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  • みーまー成分は少ない。が、しかしこういう話も悪くない。iを読んだ人にはわかると思うけど心温まる?やりとりもあったりして…ってあれ、××くん笑った?まあいいや。まあとりあえずみーまーが平和なまま終わる、わけがなく。長い前置き付きの序章っていうことなのかしらん。

    とにもかくにも入間氏の作品は出版順に追うことをオススメしたい。と強く実感した1冊。他作品とのリンクが面白いのにそれを見逃すのは勿体無い

  • みーまーが学校サボって旅行に来て、泊まったホテルで起こる事件。
    事件は起これどみーまーはほぼ関わらず。

    主人公の登場する別作品という感じ。
    そのくせシリーズ中で一番分厚いという。

    おそらく、作者様の別作品キャラが登場してると思われる。

    割りと狂気度低めな感じなキャラたちでした。

  • この後きっと面白くなるはず!と期待して読み進めてはいたけど、みーまー以外のその他の人の描写が長すぎて挫折…。
    今だったら長編読むのも慣れたから読めるだろうけどまたいつか…笑

  • 旅行先に居た人たちは。
    訳ありの人が集まりすぎなうえ、ここまで見事に階数まで同じだったら不思議な気分になりそうだな。
    これだけの事が一日の内に起きてたら、ある意味充実した一日になりそうだよな。

  • 今回は群像劇です。みーくんとまーちゃんが訪れたホテルで、二人が知らないうちに事件が起こります。

    花咲太郎とトウキの二人は、ホテルに滞在している作家の橘川英次の浮気調査にやってきます。調査を進めていくなかで、花咲太郎はこのホテルで進行中の事件に巻き込まれることになります。そして、彼に対峙する殺人犯の中咲柘榴は、仕事仲間の桜山という男を殺してしまいます。

    桜山はこのホテルで、ある中年女性の遺体をその夫に引きわたす約束をしていました。その夫・椎名幸治は、ホテルの窓の外を歩かされるハメに陥り、自殺志願者の山名美里の部屋に侵入します。ようやくホテル内に戻った椎名は、娘の椎名夏実が、種島檜垣という大学生とこのホテルの一室に泊まっていることを知ります。夏実とともにこのホテルに訪れたのが、桜山の妻・エコでした。

    といった具合で、さまざまな登場人物が入り乱れて、みーくんとまーちゃんが知らないところで事件をくり広げていきます。ただ、これだけ大掛かりな仕掛けを用意した割には、ややストーリーが平板な印象があります。みーくんまーちゃんのバカップルぶりも今回は控えめで、やや欲求不満です。

    そしてラストにはとんでもない引きが用意されています。

  • 群像劇が少しわかりにくいように感じるけれど、一本の筋が見えるようになってから非常に楽しめた。こういうのも良いな。

  • 入間版『街』である。
    花咲太郎とかのキャラはここが初出なのだろうか
    キャラごとの視点を細かくカットバックで連ねる方式で、キャラの心理はもれなく書ききれている、
    キャラ心情をあますところなく書くことが持ち味の入間人間ならではの構成だけど、話の進みが遅くて読むのが少々退屈だった
    普通っぽい人物が出てきて珍しいと思った
    交換殺人ではなく交換死体とは面白い
    殺人犯たちが異能力者でもないのにやたらと怪力で人を殺すのに卒がない設定にされてるのがちょっと無理やり感あったけどまあいっかと納得した

  • 長さに読み終わるまで時間がかかってしまった。主人公の出番があまりないのが、前作から続いているのは、構成的にどうなのかという気もする。

  • 「今以上に成長した君に恋する自信はないんだ」
     ぼくにとっての価値観の『価値』を過小評価しないでくれ。
    (P.219)

  • 感想

    種島……だっけ? そんな名前の大学生のエピソードが気になって、ネットで検索。勢い余ってこのシリーズのネタバレを拝見してしまうという愚行を犯す。結構な頻度でやるな、このパターン。
    取り返しのつかない失態とはこのこと。一度記憶にプリントアウトされた情報というものは忘却されることはあっても廃棄されることはないだろう。
    ならば、僕は新鮮な状態でかの情報を取り入れるという機会を生涯逃してしまったことになる。まあいいか、と諦めるしかない。諦めて次巻を読むしかない。

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著者プロフィール

電撃文庫『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』『電波女と青春男』シリーズなどを執筆

「2023年 『安達としまむら(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

入間人間の作品

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