- Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048680646
作品紹介・あらすじ
クラウドの背後にある技術要素解説。UNIX magazine好評特集に大幅加筆。
感想・レビュー・書評
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クラウドといってもいろんなコンテキストで使われていることが分かる本。
なので、「このコンテキストでのクラウドはPaaSのことだな」とか、自分で判断しながら読まないと何のことだが分からなくなります。
私が興味あったのが、
・CAP 定理
・BASE
・Hadoop/MapReduce
・コンシステントハッシング
クラウドのメリットとしてコストよりもアジリティやスケーラビリティだろうというのは同意。
開発手法、モデリング技術については出版から3年が経過して、どのくらい変化したのか興味あります。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クラウドを支える技術?というか主要なベンダークラウド(Amazon EC2、Google等)が使う技術をさくっと説明している一冊。
タイトルにある通り、技術的な内容が多く、わかりやすいが、クラウド環境と所謂オンプレミス環境との違いは明記されていなかったので、自分的には分かりづらい点も多いと感じた。
クラウド事業者ってどんな技術でどんな優位性を持っているのかを知りたくなったときに、最初に確認したい。 -
2年前とちょっと古い本だけど、取っ掛かりにと思って流し読みしてみた。
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「クラウド技術」って?という質問に、おおまかに答えてくれそうな本。詳細はそれぞれの専門書に任せている感じ。
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中野 他もあり
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[○10/10/28完読]構造化オーバレイ、コンシステントハッシングなど非常に為になる。KVS技術、トレンドの理解には非常に良書だと思う。だだ執筆者やその意図が若干理解し辛い部分もあった(クラウド技術をどう応用するかは各エンジニアに任せれば?と感じた部分)。読者ターゲットをそれなりのレベルの人に限定して、技術的な記述に徹すれば良かったのかもしれない。でも全般的には感銘を受けた。
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クラウド関連の本が多くある中、これは初心者向けの活用本ではなく、主要技術の構造を解説するなどより技術的にも高度でアカデミックな内容で書かれている。読者のターゲットをエンジニアに向けている指南書。
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CAP定理。
Consistency, Avaiability, Partition tolerance
エコシステムの発展がクラウドコンピューティングの最終的なカギとなる。
くらうどアプリケーションは本格的なオブジェクトモデリングの導入が必要となることが最大の影響。
スケールアウトによってすけーらビリティの確保を目指す。
メッセージングを連携基盤として利用する。
アジャイル開発が適している。