キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)

  • 2210人登録
  • 4.01評価
    • (184)
    • (213)
    • (155)
    • (12)
    • (0)
  • 161レビュー
著者 : 時雨沢恵一
制作 : 黒星 紅白 
  • アスキー・メディアワークス (2009年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048680684

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • とりあえず挿絵感想ー!(笑)
    「嫌いな国」と「凄い国」の口絵が、ぷちアールヌーヴォー風(植物の感じが)よかった!
    キノがずっと伸びて伸びていっていて、ムネも当初の挿絵よりふくらんでおりちょっとナンだ!
    相棒さんの背っていつ見ても低く見えないぜ!
    以上!

    内容感想!
    とりあえず百年後に(以下略)はよかった。
    確かにアレがユーモアでなく普通に読まれる日がきてもおかしくないんだな~と思ったら、なんだか感慨深かった。
    ipadも出来て、電子書籍化とかアリアリですものね~。
    あと十巻よりは面白かった!
    ちゃんと短編だし。長編じゃないから好きってのもあるので(合間時間に読める)前回みたいに長編入れられると辛いから。
    個人的には「昔の話」が好き。
    師匠と相棒コンビが好きというか、彼らが昔にしたことが時間が流れ、今に関係しているといういつもの流れが好きというか。
    ……あの素敵な相棒が、ああなっちゃう(いや、中身はより素敵になってたけど最期というか)のかとおもうと、いつも切ない……。
    「いろいろな話」もおまけならではの組み合わせで面白かった!
    しかし、ゲームの封入特典という買ったひとだけのお楽しみの筈の物が収録されちゃうのはどうかなぁ。
    (文庫本しか買えない読者としては嬉しいが)

  •  本当にいつも通りの寓話です
     普段何気なく接している事柄を抽出し、再構成し、物語化する
     一見簡単に見えてとても難しい事を今回もさも簡単そうにやってのけてます
     毎度毎度の精巧な物語の構築、恐れ入るの一言です

     そんな今作ですが、今回は大分社会風刺色が強いです
     特に表現の自由を扱った『違法な国』は秀逸で
     「作品」と呼べるものに少しでも携わる人には是非読んでほしいお話
     日本がこんな国にならない事を切に祈るばかりであります

     と、少々重い話が続くわけですが
     決してそれだけで終わらないのが時雨沢クオリティ
     スペシャル収録の『いろいろな話』はキノと若かりし頃の師匠が一緒に旅をするという
     作者の悪ノリ全開な出来ですし
     お待ちかねのあとがきも作者との一問一答の興味深い内容になっております
     一読の価値がある、ファン納得の13冊目です

     個人的には、巻頭カラーの『嫌いな国』『凄い国』が好きです
     シンプルで、でもちゃんとオチがあって人間臭い所がもうたまりません

  • 「え?なんでライトノベル?」
    となるかもしれませんね。この本棚の傾向からして。

    キノの旅は1巻からずっと読んでいます。
    1巻が発売されたのはjassが小学6年生のころ。

    正直、この本からすごく影響を受けています。
    ものの捉え方や考え方、はてまた話し方まで。
    個人的には一生持っていたいくらい、大好きな本です。

    13巻を紹介しているのは、表紙が特に綺麗だからです。

  • 表紙が変わっている?

    『人は、他人の残酷さにはよく気づく。』

    面白かったのは、「嫌いな国」、「昔の話」。
    師匠とハンサムだけの少し背の低い男の話は、いつも意外な落ちで終わるのでとても好きだ。
    今回もイイ裏切られ方のオチでした。

  • キノの旅13作目。 オススメの話は「違法な国」。 法律で禁じられている行為の描写がある本は全て発禁扱いになり、回収する法律ができたばかりの国の話。 国掛かりの大馬鹿な話にしか私は見えないが、ネット規制とかゲームが子供に犯罪性を付与するとか言っている現代に通じるものがある。 それを抑制するのは、教育や本人の経験なのか、原因そもそもを断ち切ることなのか。

  • ミンチになった子鹿

  • 【資料ID】155507
    【分類】913.6/Sh29/13
    文学のコーナーに並んでいます。

  • 昔の話
    お師匠様の話。人の犠牲の上に今の自分はあるのだということをかなりえぐいかんじで実感させるお話。

    家族の国
    家族でも法的に縁を切ったり、新たな家族を形成できる国の話。一理あるかなっておもうものの、さすがこの世界観ってかんじでその原理が突き進むとこうなるんだってしみじみ思ったりもした。

    違法な国
    危ないことだらとなにもここまでしなくてもとあきれてしまう。

    旅人の国
    自分の国の英雄がその祖国で犯した犯罪に愕然とする話。

    必要な国
    旅人にこのようなことを押し付けるなんでなんとも勝手な国民だなって思ったりもした。

  • 「嫌いな国」
    いくらでも見つかる嫌いなところ。
    口ではなんとでも言うが、実際に行動には起こさない。
    きっとこういう人は世の中にたくさんいるだろな。

    「凄い国」
    誰にでも出来る事。
    このお姉さんの言い分は凄く分かる。
    だけど、もし続けていたらこの国の伝統とかになっていたんだろうなと思うと少し残念。

    「生きている人たちの話」
    生の終わりを感じる夜明けに。
    その日の朝に今日だと分かったら、どんな一日を過ごすだろう。

    「この世界の話・b」
    サバンナで生きていくには小さな事でも命取りになる。
    ただ、平坦な場所でこの小鹿はなぜ怪我してしまったのだろう。

    「昔の話」
    とある国から逃げ出した政治家。
    逃げ出した時の状況が彼を変えたのだろうか。
    そうだとしたら、師匠たちが彼を逃がす為に立てた作戦にも何か意図があったのかな等と考えてしまった。

    「家族の国」
    嫌いになれば直ぐにでも。
    ある意味羨ましいかもしれない。
    だが同時にそんな簡単に離れてしまって良いのだろうかとも思った。

    「違法な国」
    架空の物語でも…。
    結局は事件を起こす人の考えや心理状態に意味があると思う。
    いくら禁止しても人が変わらなければ、なにも変わらない気がする。

    「旅人の国」
    探し求めていた彼の家族は。
    本名を名乗らないという時点で訳ありなんだろうなと思ったが、さすがにその正体は予想外だった。

    「必要な国」
    訪れた旅人を見極め適正と判断したら。
    ある意味自分勝手な国だな。
    自分達がやりたくないと感じるなら、余程変わり者じゃなければみんな同じ事を考えるのに。

    「この世界の話・a」
    生きる為には必要な事であるが、この後起きる事を考えるとな…。
    タイミングが悪かったのもあるけど、なんとも言えないな。

    「いろいろな話」
    ・仲のいい国
    輪を乱したら即…。
    こんな状態なら、嫌でもみんな仲が良いわけだ。
    ただ凄く疲れるだろうな、いつも気を張っていなきゃいけない気がする。

    ・与える国
    入国の際に記入した書類に書かれた事。
    いくら大切な人を助けたくても、その為に誰かを殺したらダメでしょ…。

    ・輝いている国
    我が国が全ての始まりで。
    なんだか凄く聞いた事のあるお話。
    現実でもあるよね、こんな国。

    ・売っている国
    タイトルの通りすぎて驚いた。
    まさか本当に国を売ろうとしてるとは。
    一体なにが目的なのだろう。

    ・都会の国
    文明に頼りすぎたあまり。
    旅に憧れるのはいいが、なんでそんな無謀な事をするんだろう。

    そして、まさかの夢オチ。
    しかも旅に出る前のキノの夢という不思議なお話。

  • 読んだと思ったら読んでいなかった。最後の番外編短編、てっきりセルフパロディ的なものかと思って読み流していたのだけど、最後の1ページでおお!と思った。1巻を再読したい。というか、大人の国を読みたい。

全161件中 1 - 10件を表示

キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)の作品紹介

「何だ?」キノが『フルート』を構えてスコープを覗いて、今いる丘の上から地平線を見下ろします。しばらくして、ようやくそれが何か分かりました。大量の土煙を生み出していたのは、大地を埋め尽くすような大型動物の大群でした。大きく太い体と頑丈そうな四肢を持つ、鈍い灰色をした草食動物です。「この辺に住むサイの一種、だね。水が欲しくて集団で移動中なんだよ」エルメスが言いました。灰色のサイの群は、何千頭、または何万頭いるのか分かりませんが、濁流のような密集度と勢いで大地を進んできます。その進む先には-「あ…」『フルート』を向けたキノが、声を漏らしました(「この世界の話・b」)他全11話収録。

キノの旅〈13〉the Beautiful World (電撃文庫)のKindle版

ツイートする