キノの旅XIII the Beautiful World (電撃文庫)
- KADOKAWA (2009年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048680684
感想・レビュー・書評
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このシリーズも登場人物が増えたなー。
師匠とハンサムな弟子の話が好き。
相変わらず、現代の日本や世界のおかしなところを最大限に誇張した国がいっぱいでてきて、ブラックな感じのオチで終わる。
なんだかんだいって、やっぱキノの旅のシリーズは好きです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
寝ながら読んでたため表紙が折り曲がってしまった(T_T)
【嫌いな国】
口だけでは大層な理由を並べてイザ実行できる手段を目の前に突き付けられたら何もできないっていうのは自分も同じだなー
【生きている人達の話】
そして彼には「死ぬことがわかっている朝」がやってくるのか
【家族の国】
離族はたしかに悪くないシステムだとは思うけど、別れられる相手側が弱すぎるな―ッて思う
【違法な国】
殺人などの違法な文章を徹底的に記載し始めた国。
読んでて馬鹿らしいと思うかもしれないけど我が国でも一部でこういった傾向があるので笑えないな―
【旅人の国】
何事も知らないほうがいいことはある。
彼はきっと国に帰ったあと真実は話さないんだろうな
【必要な国】
旅人にしたらいい迷惑だろう、ヘタしたら死ぬし
【いろいろな話】
ハチャメチャだな―。
時系列とかもめちゃくちゃだしと思ったら夢オチか -
全体的に少し印象が薄い巻
だったかも。
好きな話は
「昔の話」「旅人の国」
あとがきをしっかり読んでいたら
意外と時間がかかってしまった… -
■書名
書名:キノの旅〈13〉the Beautiful World
著者:時雨沢 恵一
■概要
「何だ?」キノが『フルート』を構えてスコープを覗いて、今いる
丘の上から地平線を見下ろします。しばらくして、ようやくそれが
何か分かりました。大量の土煙を生み出していたのは、大地を埋め
尽くすような大型動物の大群でした。大きく太い体と頑丈そうな四
肢を持つ、鈍い灰色をした草食動物です。「この辺に住むサイの一種、
だね。水が欲しくて集団で移動中なんだよ」エルメスが言いました。
灰色のサイの群は、何千頭、または何万頭いるのか分かりませんが、
濁流のような密集度と勢いで大地を進んできます。その進む先には―
「あ…」『フルート』を向けたキノが、声を漏らしました
(「この世界の話・b」)他全11話収録。
(From amazon)
■感想
久しぶりのキノの旅です。
相変わらずの面白さですね。
久しぶりに一冊読むと、文章も読みやすく考えられていて面白いです。
当然、本当の文学作品と呼ばれるものと比べるのはダメですけど。
相変わらずの銀河鉄道999スタイルで、キノとエルメス他3組の物語が
紡がれています。
本作は、中編が1つと短編が10作です。
どれも良くできていますが、結構物語の途中で想像した終わり方が
多かったかな?と思います。
それでも一定のクオリティを保っているのは、見事だと思います。
気軽に読めますので、興味があれば、一巻を読んでみるといいと思い
ます。
楽しいので、次の巻も古本で見つけたら購入して読みたいと思います。 -
前巻よりも素敵な話が多かったって覚えはあるけど、どんな話だったっけ。忘れちゃった。
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☆3.9
「違法な国」が面白かった。 -
生きることの必要十分条件を問う。
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ストーリー 2 登場人物 3 言葉遣い 3 描写 3
伏線回収率 2 感情移入 2 熱中度 2
また印象に残らない巻。読み直しても1話も覚えていなかった。
「あとがき」が一番面白いのでは?
他の人の評価は良いようで不思議。
私にとってはキノ史上最もつまらない巻。 -
[2012.12.12]
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いまいち?
"必要な国"'なぜ?'がオチでうまく結している、のと、最後の審査官との会話、が良かった。