C3‐シーキューブ〈8〉 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 259
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048681438

作品紹介・あらすじ

「クリスマス」と「サンタさん」の存在を初めて知ったフィア。もちろんこんなおもしろイベントを見逃すはずもない黒絵と一緒に大はしゃぎで準備していると、商店街のケーキ屋さんから「ケーキ売りのバイトをして欲しい」という依頼が舞い込んできた。ということで色々きわどいミニスカサンタ衣装に身を包み、ケーキ売りに勤しむフィアとこのはの前に現れたのは、褐色肌の足技得意なヘソ出しミニスカサンタさん!? 彼女の真意と目的は……? 意外なあの人もサンタコスプレで登場? の第8巻!!

感想・レビュー・書評

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  • 今回はクリスマス。というわけで、フィアたちはサンタ・コスに身を包んで、商店街のケーキ屋でバイトに励むことになります。

    そんな浮かれた気分も長く続きません。フィアたちは、瀕死の状態で倒れている研究室長国のン・イゾイーを発見します。やがて回復したン・イゾイーは、闇曲拍明の指令で学園理事長の世界橋ガブリエルに書状を届けに来る途中、ドラコニアンズのメンバーである赤い服をまとった少女ココロ・ペンタンジェリの襲撃を受けたと語ります。春亮はン・イゾイーを自宅で介抱することになり、さらに彼女の動向を監視するため、錐霞も春亮宅に滞在することが決まります。

    お約束のふしだらイベントのあと、フィアたちのバイトを手伝っていた銃音・漸音姉妹がココロの人質となってしまいます。ン・イゾイーはたった一人でココロとの再戦に挑みますが、そのことに気づいたフィアたちが戦場に駆けつけます。ココロの攻撃の前にピンチに陥るフィアたちのもとに、世界橋ガブリエルが姿を現わします。

    ということで、今回は世界橋ガブリエルの正体が明らかにされます。あと、藍子の状態にも変化が現われます。

    ストーリーやキャラクターについては不満は感じませんでしたが、呪いの道具回りの設定がぎこちなく感じます。どうにもとってつけたような印象があって、高評価をつけたいという気持ちはあるのですが、★3つ以上の評価にはなかなか踏み切れないでいます。

  • 会話が痛々しいように思った。

  • 11月刊行なので、わずかに惜しい。12月刊行ならば、表紙絵も中身も季節ネタばっちりだったんですが。

    クリスマスとサンタさんの存在を初めて知ったフィアにとっては、これは見逃せないイベント。
    黒絵と共に春亮の部屋に忍び込み、プレゼントを入れてもらうための靴下を物色するあたり、サンタの存在を純真に信じているフィア。
    そんなフィアに「プレゼント」をサンタとして渡してやりたい春亮の元にケーキ屋からのバイト依頼が舞い込んでくる。
    クリスマス前の商店街は大忙し。とりわけケーキ屋さんともなれば主力のクリスマスケーキの販売にネコの手も借りたいくらい。
    夜知家の面々は用意されたサンタ衣装に着飾って、ケーキ売りに勤しむ事に。

    そんな中に「堕ちてくる」闇曲拍明の研究室長国に所属するン・イゾイー
    彼女は大秋高校理事長・世界橋ガブリエル宛の書状を持参していた。
    彼に書状を届ける際、〈竜島/竜頭師団〉(ドラコニアンズ)の強襲を受ける。

    拾ったもののどうすべきかと錐霞に相談したのがまずかったか?
    ン・イゾイーが持つ封筒と小さな箱に対し、用心のためにと思った結果が、
    お泊りセット持参(加えて春亮の拒否権ナシ)で、夜知家にやってくるという、さらなる混乱を予想させる事態に発展。

    ン・イゾイーが、というより闇曲拍明が理事長相手に何の目的があるのか?
    ドラコニアンズが彼女を襲撃した理由は何か?
    謎の小箱から端を発した奇妙な戦闘が、ある過去を紡ぎ出す。

    そして、今回は夜知家にお泊りした、いんちょーさんが多少壊れ気味(笑)
    前巻(短編集)のネコミミが尾を引いている・・・わけではないんでしょうが、黒絵とこのはの会話といい、思わず連想してしまいました。

  • 9784048681438 2009・11・10 初版 321p+資料

  • 可も無く不可も無く。

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著者プロフィール

04年に『結界師のフーガ』にてデビュー。07年に刊行スタートしたシリーズ『C3 -シーキューブ-』が代表作。小説のみ限らず、漫画原作、ゲーム『Fate/Grand Order』シナリオ協力、アニメ『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』脚本なども手がける。

「2022年 『ダークエルフの森となれ4 -現代転生戦争-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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