さくら荘のペットな彼女 (電撃文庫 か 14-9)
- アスキー・メディアワークス (2010年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048682800
感想・レビュー・書評
-
ムズムズしながら読める青春ラブコメ。無感情(?)で変人な天才画家、椎名ましろの一言一言と行動が妙に可愛かった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
天才と凡人の青春物語。今まで私は何をしてきただろうと考えると、ざわざわムズムズする。だけど、良い話。
-
変人ぞろいの集団が織りなすコメディタッチで序盤は展開していくものの、中盤からはそれぞれが若いなりの悩みや葛藤を見せていくというどちらかといえば青春小説といった様相。
文章についても特別奇をてらった印象もなく、ただ単に題材で勝負した作品に仕上がっていると思う。また、それでいてそのクオリティは及第点を与えるに足るものだった。
夢を見るためのビジョン、そのために必要な努力など青臭く泥臭いストーリーも悪くない。キャラクターもそれぞれがわかりやすく展開し、気楽に読める仕上がりになっていた。 -
常識知らずのヒロインとそれに振り回される主人公の個性的な寮の住人たちのラブコメ、かな? ちょっと高校生とは思えないところも多々あるけど、でもちゃんと面白い。予想よりもしっかりしてた感じ。次巻が楽しみに終われた。
-
等身大な物語。
こういう話、好きです。
誰だって、目指す目標に確固たる理由がある訳じゃないんですよね。
主人公の空太の、そういう迷いに焦りを感じている所が好きです。
自分も踏み出した気でいて、踏み出しきってないな、と言うのを感じました。
でも、そう言った前向きなところだけじゃなく、ちゃんとネガティブな気持ちが
あるべき所にあるのが、素晴らしいと思う。
だから、空太が主人公なんだなぁ~
きっと、誰もが空太みたいな悩みを持っていて、何時の間にか鈍化させていくんだと、思います。
でも、それと勝負すると決めた彼がどうなるか、楽しみです。 -
序盤の掛け合いがつまらない。ストーリーは才能溢れるヒロインと、へたれ主人公のエロゲーとかによくある展開。自分にはどこかで読んだことある気がして新鮮味がなかったが、そうでなければ楽しめると思う。
-
ラブコメだなー。こういうのもいいかな。
-
登場人物がみんなクセが強くて面白いけど、活かし切れてない感が・・・。
主人公が抜群の才能を持つましろを見て思い悩むあたりはかなり共感できるだけに、もう一歩。
2巻が出るようで、今後の展開に期待するとします。 -
掛け合いは面白いけどストーリーが薄いような……
準ヒロインの美咲はかわいくて良いけど、
他のキャラはヒロイン含め魅力を感じませんでした。
まとめますと面白いけど私には合わない。
でも人によっては合うかも!? -
<俺の住む寮『さくら荘』は、学園の変人たちの集まり。そんな寮に転校早々入ってきた椎名ましろは、可愛くて清楚で、しかも世界的に有名な天才画家だという。天才美少女を寮の変人たちから守らねば!と意気込む俺だったが、入寮翌日恐るべき事実が発覚する。ましろは、外に出れば必ず道に迷い、部屋はめちゃくちゃ、ぱんつすら自分で選べないし、穿けない、生活破綻少女だったのだ!そんなましろの“飼い主”に任命された俺。って、服とか俺が着替えさせるの!?これでも俺、健全な男子高校生なんですけど!?変態と天才と凡人が織りなす、青春学園ラブコメディ登場。>サブキャラの仁&先輩二人がなかなか読ませてくれます。あの二人には恋というものの色んな面があらわれていて、見てるほうもキュンとしてしまう、そんなかんじ。ハチクロと似ているようで、でも全然違うところもあって・・という作品なのであわせて読んでみたら面白いかなと思う。