王子様はポリバケツに乗って (B‐PRINCE文庫)

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著者 : 夢乃咲実
制作 : 明神翼 
  • アスキー・メディアワークス (2010年2月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048683395

王子様はポリバケツに乗って (B‐PRINCE文庫)の感想・レビュー・書評

  •  最近、BL小説に微妙に違和感を感じていたので、「もう私、BL楽しめなくなっちゃったのかしら?」とちょっと不安に思っていたのですが、そうじゃなくて安心しました。

     この話は、全寮制の学校に通う高校生のお話。
     詩乃は、バカ高い授業料を払う全寮制の名門学校に通っていたけれど、父親の会社が倒産し、高校をやめなければならなくなってしまいそうになる。
     何とか高校を辞めずに住む方法はないか、と考えた詩乃が見つけ出したのが「理事長推薦」という枠だった。
     それは、各理事長が生徒一人に対して与えられる特権で、「理事長に気に入られれば、授業料免除」という内容だった。
     おまけに、理事長の中には「学生理事」という役職があり、理事の中には一人、学生の立場から意見が言えるように、と学生が混ざっているのだという。
     詩乃はその学生理事が、馬術部にいると聞き、馬術部に向かうけれど、その馬術部にいたのは美しく馬に乗る「王子」という苗字の気品ある先輩だった。

     という話でした。
     最初、「王子様はポリバケツに乗って」というタイトルだから、どんな話なのかと思ったら、王子が乗っている馬がポリバケツ、通称・ポリーな訳ですね。
     面白いです。

     内容は、典型的なキラキラBL。
     王子が学生理事かそうでないかはさておき、詩乃は王子に惚れちゃって、奨学金の問題と自分が王子に近づいた理由は別にしたい! と思うぐらいに真面目な子で。
     それでも、現実的には奨学金の問題は目を逸らせない現実で……と。
     まあ、最後は「王子様」が現れて、ささっと解決してくれるわけですが。

     そう、なんだか変にごちゃごちゃしてない王道BLが読みたかったのよ! となってしまいました。
     あんまりうだうだ悩んでるシーンもなく(ちょっとツッコミたいところはあるけれど)、さらっと読めるBLが読みたい人にはオススメします。

  • 桜花学園シリーズ第1弾
    ビーボーイノベルズ文庫化作品 

    初出一覧  
    王子様はポリバケツに乗って /ビーボーイノベルズ(リブレ出版刊)書き下ろし 
    桂の憂鬱 /ビーボーイノベルズ(リブレ出版刊)書き下ろし 
    恋フェイス /書き下ろし 

  • 文庫化
    昔の作品というだけでなく、文体がなんとなく懐かしい感じ。
    王道は安心して読めます。
    続編の文庫化も決定しているようです。

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王子様はポリバケツに乗って (B‐PRINCE文庫)はこんな本です

王子様はポリバケツに乗って (B‐PRINCE文庫)の単行本

王子様はポリバケツに乗って (B‐PRINCE文庫)のKindle版

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