めげないくんとスパイシー女上司-女神たちのいる職場- (メディアワークス文庫 あ 2-3)
- アスキー・メディアワークス (2010年8月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048687041
感想・レビュー・書評
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スーパーディレクターになると豪語する新入社員の通販会社でのすったもんだ
主人公の数馬はやる気はあるけど、思い込みが激しく自分の職務外まで勝手に手を出すのはいただけない
実際に周囲にこんなやつがいたら迷惑すぎて相手にしたくない
よくクビにならないなぁ……
スパイシー女上司の早乙女も出てくるものの、ストーリーとしてそんなに数馬と絡んでなくね?
数馬もめげないくんというよりは傍迷惑クンだし、タイトルに偽りありかな
ただまぁ、「太陽のあくび」の小塚が意外といいポジションで出てくる
柿崎さんはほんのちょっとだけ登場
ってか、この二人そうなったの?違うの?明確な記載はないなぁ
女同士のマウンティングって、こんな業界ならなおさらあるんだろうなぁとは思う
でも、フィクションでも見ていて楽しいものではないけどね
それよりも数馬の仕事の出来なさっぷりがかなり気になる
権限もないのに勝手に変えるんじゃない
通常と違うことをしてしまったら報告しろよ
止められた事はするな
そもそも犯罪だそれは
むしろその行為で会社がヤバくなった可能性もあるんだぞ?
と、かなり納得できない
駄目だ、小塚さんのキャラを持ってしてもこのありえなさは中和できねぇ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
テレビマンを目指したものの就職できずに、
やっと入れたのは通販会社。
張り切りすぎて失敗ばかりで、やっと引き取ってくれた場所が
コスメ部門だったが……。 -
伝説を目指す為、空回りする日々。
彼はあれだけの事をして回って、よくクビにならなかったな…。
どれだけ頑張っていても、指示に従わないというのは大問題なのでは。
無事正社員になった彼の日々も気になるな。 -
有間カオルさんの本を初めて読んだ。
軽くて読みやすい。
主人公の数馬にいらっとしてしまうが、どこか憎めない。 -
最後は力技すぐる。なにがめげないくんだよ。
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世間知らずな主人公が自分勝手な行動にでる
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お仕事系の青春小説... なのかな? 22歳の新人男子の
ドタバタを描いていますが、残念ながらこの主人公に
1ミクロンもの思い入れが出来ず...正直、こんな
新人がいたら最高に鬱陶しいし、そもそも、この
主人公の場合はやる気が人一倍あるとは言わない。
そしてポジティヴとも絶対言わないと思う。
敢えて悪い言葉で言うなら「賢くない」。しかも
悪気ないから尚の事タチが悪いw。
なんのスキルもないのに、勝手な判断で
勝手に好き勝手動き回るその無神経さ。
更にはその事自体を反省するという認識すらない。
自分が上司なら絶対仕事を振らないですw。
仕事に対する熱も、自分がしたい事をしたいという
熱を持ってるだけで、その仕事の本質や会社員としての
自覚もナシ。
よってこの作品自体をギャグ小説としてしか読む事が
出来なかったです。こうした事を書くのもどうかと
思いますが...流石にコレは厳しいなぁ。 -
数馬の失敗してもポジティブなところは見習わなくては?ドタバタして楽しくTV通販の仕組みも知り得たので良かったです。
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今回はどうだったろう。社会人新入生が主人公だけあって、失敗が自分と重なったりして気恥ずかしくもあり、誰もが失敗したりするんだと安心したりもしました。
タイトルから、めげないということがもっと全面に押し出され、スパイシー女上司の登場場面も多いのだろうと予想してしまって読んだために、期待はずれの感がいなめませんでした。著者の第一作、「太陽のあくび」にて登場した小塚が本作でもでてきたのでおもしろかったのですが、読後爽快というところまでには至りませんでした。
2010/09/○○ 自室にて読了