官能小説を書く女の子はキライですか? (電撃文庫 た 24-1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 197
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (329ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048687669

感想・レビュー・書評

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  •  同種のライトノベルである「ライトノベルの楽しい書き方」がツンデレなら、これは素直クールの作品と言えるだろう。
     官能小説作家を目指す彼女が、幼なじみの彼と幼い恋愛をしている様は、素直に互いを思い合っているのが明らかで快いものである。

     個人的には好みな物語なのだけど、ちょっと誘因が少ない感もある。正統派のラブコメとして楽しむには、いま少し密度の濃い物語が望まれるところだろう。
     特に、第四話の展開は困りものだった。リスクを犯すポイントがおかしい。熱を出しがちだっていうなら、数日の風呂なしくらい我慢できそうなんだよなあ。

     とはいえ、これがデビュー作なのだそうだから、ある程度のつたなさはむしろ当然だろう。読者としては温かな目で見たいところだ。(結局、二巻でギブアップしたが)

  • 「えっちなのはいけないと思います!」は、ラノベとして当然の事だけれど、官能小説書きがそれを言うのは、どうなんだろう?
    まあ、微エロラブコメとしては歯止めが必要なんだろうし、そこそこ面白かったので星三つです。

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