狼と香辛料〈15〉 太陽の金貨<上> (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
4.03
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本棚登録 : 1144
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048688291

作品紹介・あらすじ

ホロの仲間の名を冠す『ミューリ傭兵団』。彼らに会うため、ロレンスたちは鉱物商・デバウ商会が牛耳るレスコの町を訪れることになる。デバウ商会には、北の地の征服を企んでいるとも、さらなる鉱山開発を進めようとしているとも噂があり、そのため商会は町に武力を集めているという。だがロレンスとホロが訪れた町は、意外にも活気に溢れた平和な様子だった。訝しがりつつもロレンスたちは、ミューリ傭兵団が滞在する宿屋を目指すことに。そこで二人が出会った人物とは-?北を目指す狼神ホロと行商人ロレンスの旅は、いよいよ最終章へ突入する-。

感想・レビュー・書評

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  • 記録

  • 背ラベル:913.6-ハ-15

  • 最終章の幕開けとしては、上々か。
    サクサク話は進むし、終わり方もありきたりだが良いと思う。

  • ホロの仲間であるという「ミューリ」の名前をもつ傭兵団が存在すると知ったロレンスたちは、レスコの町を訪れます。そこでホロは、ミューリ傭兵団の団長であるルワード・ミューリに出会い、故郷とのつながりのひとつにたどり着くことになります。その後、ロレンスは店を開くために、この町についての情報を集めます。デバウ商会が傭兵たちを呼び集め、彼らをつかって大量の銀貨を運び入れていることに気づきます。

    そろそろ物語も締めくくりが見えてくるころですが、まだストーリーはゆっくりとした流れで、着地点が見通せません。本巻の最後で、謎の人物がロレンスたちに接触してくることがえがかれているので、次巻で物語がどのように動いていくことになるのか見守りたいところです。

  • どうもリズム感に欠ける小説。毎回お決まりのパターンで、序盤から中盤まではダラダラと主人公の日常を描き、終盤突如事件が起こって結局あっさり解決する。せっかく読むので何か学び取りたいのだが、どうもそれが難しい。

  • 【内容】
    ・ホロの同族ミューリの消息は。
    ・ミューリの名を冠した傭兵団との出会い。
    ・デバウ商会は敵か?
    ・デバウ商会とレスコの街の不可思議なありよう。
    ・ロレンスは自分の店を持てるのか?
    ・ヨイツの行く末はどうなるのか?

    【感想】
    ある意味現代的な社会ということなんやろうねえ、レスコは。個人的にはロレンスの落ち着く場所はこんなとこじゃないほうがいいなあ。と思う。
    さて下巻でどうなるんでしょう?

  • ホロはヨイツを目前にして仲間の遺物と出会い、ロレンスは最高の場所で店を購入。
    そして二人で暖かく過ごすための空間を作り始めましたとさ。めでたしめでたし。
    という流れになった最後の最後で爆弾が。

  • 0908

  • [評価]
    ★★★★☆ 星4つ

    [感想]
    今回は序盤は久々のロレンスとホロのふたり旅が懐かしい感じだったな。
    しかし、ホロの方はレノスで耳にした傭兵団の名前が気になるようで、いつもよりおとなしい感じだったな。
    ロレンスはレスコで街商人になるための可能性で出会い、活気のあるレスコの街を牛耳るデバウ商会の思惑を探り、商店を作ることに問題がないのかを調査する。この巻でもホロとのことで悩んでいたがホロの後押しで自分の夢のための一歩を踏み出すことを決意した。
    当初から話していたことが実現間近であることは終わりが近づいていること感じたよ。
    しかし、最後の展開には驚き、下巻が楽しみだったよ。
    デバウ商会の思惑は力による支配から金による支配が進んでいることを感じさせたな。

  • 狼と香辛料〈15〉 太陽の金貨<上> (電撃文庫)

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著者プロフィール

第12回電撃小説大賞《銀賞》を受賞し、電撃文庫『狼と香辛料』にて2006年にデビュー。

「2023年 『新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙IX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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