デュラララ!!SH×2 (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 491
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048690089

作品紹介・あらすじ

失踪事件を追う少年達と首無しライダー。街がざわめく中、ついには粟楠会の幹部や八尋の仲間まで姿を消していく。非日常を求めて再び動き出した池袋の行方は――。

感想・レビュー・書評

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  • セルティがセルティらしく本筋に絡んできて嬉しい。にしても四木さんが格好良すぎる。登場人物の中では数少ないまとも(?)な大人の男の一人。悩める少年だった八尋君はこれでだいぶ吹っ切れたようで、今後の活躍が楽しみ。そして久音はやはり折原臨也にはなれない、その通り。なんか終盤一気に影が薄くなったよね・・・。あとはセルティと新羅がいちゃついてくれてれば割と満足。

  • 半年ぶりに六本木に帰ってきたセルティと新羅は、首なしライダーが集団失踪事件の犯人にされていることを知って驚き、八尋たちとともに事件の真相を探ることになります。そして、事件を解決に導いた八尋が「SH」(スネイクハンズ)として、新たな六本木の都市伝説の主役となります。

    ひとまず最初の事件が解決したところで振り返ってみると、臨也や静雄、帝人や正臣といった、ライトノベル作品としてはかなりエッジの利いたキャラクターをぶち込んだ前シリーズと比べ、新シリーズはおおむね一般的なライトノベルに近い印象の作風になっているように感じます。法螺田もコミカルな舞台回しの役割を演じているのも、そうした印象を強めているのかもしれません。もっとも、臨也が動き出すことになれば変化が生じるでしょうし、前シリーズでは不完全燃焼に終わってしまったきらいのある青葉が踏ん張れば、ストーリーにもう少し重みが出てくることになるかもしれないので、あくまで現時点での印象にすぎませんが。

    前シリーズのファンの中には、ひょっとしたら微温的だと感じる読者もいるかもしれませんが、私自身はこちらの作風の方が収まりどころが良くて落ち着きます。

  • 続きだから借りたが・・成田さんの作品は面白いけど疲れる部分があり・・「バッカーノ!」シリーズは中断してるし、アニメの新作も気が乗らずに観てない。で、このSH2は登場人物が幾分入れ替わり世代交代してるんだけど・・予想外に楽しく読めた。もちろんセルティがメインで、新メンバーの八尋が結構面白いし、抵抗のある毒々しさが今回は少なかったからかなぁ~準主役から一歩下がって脇役扱いになった前メンバーも懐かしい(笑)

  • 結局八尋くんが何者なのかがよく分からなかった。
    人外ってことでいいのかな。

  • セルティ帰還で物語が大きく動く動く。
    八尋・久音・姫香の掘り下げもあってこの三人が好きになった。
    そして新たに生まれた都市伝説。

    ダラーズという集団が人を動かせた前作と個が動かす今作との対比が面白い。

    前作のキャラも少しずつ参戦してきて、色んな思惑なんかが複雑に絡み合って、これぞデュラララって感じだろうか。

  • 【図書館本】成田さん電撃50冊目おめでとうございます。50冊の内デュラとバッカーノしか読んでないけど、それでも37冊? 半数読んでるのか……。今巻も読み始めるまでに時間はかかったけど読了はあっという間だった。あちこちでわちゃわちゃしてるけど、今回はさほど迷子にならずに楽しめた。臨也さん、どう絡んでくるのかが楽しみ。無印のキャラたちの活躍にも期待。主軸の3人(特に緑の子)も好きになれそうな気がしてきた。続きも楽しみ。

  • 肝心なとこでキャラ名間違えてるところがあって一瞬現実に戻された。残念。泉井じゃなくて法螺田でしょ…(*´罒`*)

  • 新シリーズ一区切り。
    いろいろと策動している人が多くて、なにやらまた人がごちゃごちゃしてきそうな予感。

    正直、登場人物が多すぎておいかけきれないんだよなぁ。
    そのうち誰かがまた辞典つくってくれるでしょ。(他力本願)

  • SH初回のエピソード完結編。
    これからの展開が楽しみだ。

  • トリックはそこまで凝ってるとはいえないけれど、キャラクターがすごくいい。

    正統派とまでいかないかもしれないけれど、「ヒーロー」ってかんじで今後の八尋の活躍を読みたくなる。

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著者プロフィール

東京都生まれ埼玉出身の小説家。『デュラララ!!』『バッカーノ!』『Fate/strange Fake』(すべて電撃文庫)などを執筆。小説以外にも『デッドマウント・デスプレイ』(スクウェア・エニックス)などの漫画原作のほか、ゲームシナリオやドラマ原作など多種多様な作品を手掛ける。

「2023年 『シャークロアシリーズ 炬島のパンドラシャーク〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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