からくさ図書館来客簿 第三集 ~冥官・小野篁と短夜の昔語り~ (メディアワークス文庫)
- KADOKAWA (2014年11月21日発売)
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感想 : 25件
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- Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048691161
感想・レビュー・書評
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2014年12月読了。
前後編が多い巻でした。
物語も優しい気持ちになれる感じはそのままに、だけど考えさせられるお話だったり・・・
時子様の成長と篁の葛藤・・・
この二人の距離感がいいですねぇ☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
さまざまな道なしにあわせて冥官の対処方法が違う
新米の姫も立派な冥官になれるのでしょうか -
隠岐の図書館の取り組みが出てきて面白かった。
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【古都・京都に佇む私立図書館。不思議な力を秘めた館長さんをそこから連れ出す、昔語りとは――】
初夏。京都の一角に冥官・小野篁が館長を務める「からくさ図書館」が開かれてから、半年と少しが経っていた。
開館から今も変わらぬアットホームな佇まいの中、現世で道に迷う"道なし"と出会ったお客様を、その解決法を記した不思議な書物"偽書"にて篁は今日も救う。
そんな折、篁が耳にしたのは、篁ゆかりの地・隠岐に現れた旧知の"道なし"の話だった。そして、彼の地へ旅立った篁の留守を預かる新米冥官・時子は、自らの進むべき道を選びとり――。
悠久の古都で綴られる、ほろ苦くも温かいライブラリ・ファンタジー、待望の第三集。