化け猫島幽霊分校の卒業式 (メディアワークス文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 123
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048691901

作品紹介・あらすじ

ある事情で子供の頃からの夢だった教職を辞め、フリーター生活を送っていた青年、生田覚は、友人から離島の教師の職を勧められる。島を訪れた覚を待っていたのは、たくさんの猫と美しい巫女。そして、天国に旅立ち忘れた4人の子供達の幽霊だった。そう、覚が頼まれたのは、『幽霊の子供達の先生』になることだったのだ。最初は拒否する覚だが、子供達と交流するうち、彼らを新しい世界へ卒業させる決心をする。青年と子供達の心の再生を描いた優しい愛の物語。

感想・レビュー・書評

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  • すごくハマったわけではないけど、「未完成で生まれてきて未完成なまま死んでいく。だから助け合う」という言葉はなんか好きだった。

  • ラストはちょっと切ない、、

  • 覚は先生として理想じゃないけど人として熱い部分があるからこれからも先生をやっていく気がします。
    死を超えた縁は続いていくってなんか信じてみたいです。

  • ほのぼのする

    気持ちの変化が大きい作品です

  • ずっと読みたいって思っていた本で、この物語にはすっごく切ないそんな気持ちにさせる部分もあるけど・・・読み終わったら「前向きに生きていける」ってプラスの部分もある。。

    完璧なんてない。完成なんてない。僕らは不完全に生まれ、不完全なままに死んでいく。だから助け合うんだ。人間はそういういきものなんだ・・・・ この言葉にはなっとくしてしまいました。

  • 2015.04.16.
    ねこは……どうなるん……

  • 【天国へ旅立ち忘れた子供達と、彼らの先生になった青年の、心の再生を描く優しい愛の物語。】
     ある事情で子供の頃からの夢だった教職を辞め、フリーター生活を送っていた青年、生田覚は、友人から離島での教師の職を勧められる。
     島を訪れた覚を待っていたのは、たくさんの猫と美しい巫女。そして、天国に旅立ち忘れた4人の子供達の幽霊だった。そう、覚が頼まれたのは、「幽霊の子供達の先生」になることだったのだ。
     最初は拒否する覚だったが、子供達と交流するうち、彼らを新しい世界へ卒業させることを決心するのだが――。
     猫の住む島を舞台に、青年と子供達の心の再生を描いた優しい愛の物語。

  • 表紙の温かみのある感じに惹かれて購入しました。内容もそれどうりで心がポカポカするようなものでした。また、私たちに降りかかる唐突な死についても考えさせられる作品で、今自分が死んだらどうなるのか、自分は幸せだろうかと考えさせられる作品でした。

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著者プロフィール

『彼女は帰星子女』で電撃文庫より2005年にデビュー。美しい筆致と丁寧な人物描写で読者の心をつかむ。

「2019年 『本を愛した彼女と、彼女の本の物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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