ゼロから始める魔法の書 (3) ―アクディオスの聖女 (下)― (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 146
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048692564

作品紹介・あらすじ

怪しげな“神の奇跡”を操る聖女の謎を追い、聖都アクディオスを訪れたゼロ達。しかし彼らに聖女暗殺の疑いがかけられてしまい――。聖女リアの秘密が暴かれる、衝撃の第3巻!

感想・レビュー・書評

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  • テンポのよい話運びと、二転三転する展開が秀逸です。ストーリー展開が必ずしも主人公たちを助ける方へと向かわないところもまた読んでいてはらはらさせてくれます。盗賊の砦、水流逆巻く水路、あらたな陰謀の片鱗など、ファンタジーであり冒険小説としてもいっそう魅力を増した続編でした。

  • 傭兵がどんどん傭兵らしくなくなってゆく(笑)
    というか、人間勢と魔女勢と獣堕ち勢の中で、3巻までにおける最もマトモな勢力は獣堕ちだったりする不思議。

    黒幕侍女も確かにえげつないんだけど、全て引っくるめても疎すぎる聖女様にイライラ。

    一番引いたシーンは肉食魚だよねー。
    それを生で食べられることをテオはオススメ食材として推してたよなぁ……。

    なんとなくスッキリしない展開。
    傭兵さんが犬死にして、世界が滅ばないことだけを切に願い、次巻へ。

  • 奇跡か、魔法か、いずれにしてもそれらは人を幸せにするとは限らない。そんなお話

  • 1巻の心温まるような話から一転して、結構救いのない展開になった印象。それでもきちんとまとめてくるのはさすがだけれど、これからのエピソード全てこういう容赦ない話になると読むの辛くなってくるかも。

  • 新たな獣堕ちの登場。聖女とも因縁浅からぬ関係といった感じで…な下巻。アクディオス・イデアベルナ・ロータス砦と様々な思惑が交錯する中、振り回されながらも、目的に向かっていく傭兵たちの動向に読む手が止まらなかった。予想してないキャラの死とかもあって驚いたけど、基本的には読んでて面白かったです。対抗勢力っぽいのも出てきて今後も本筋に絡んできそうな感じ。続きも楽しみにしてます。できれば早く出てくれるといいなぁ(苦笑)

  • 魔道書が流出していたら無限に続くだろ、と思ったら、写本にもある程度の技術が必要らしい。またとって付けたような設定だけど、うまいなと思う。傭兵が死んだら国滅ぼすとか言って暴れるゼロにちょっと萌えた。
    兎にも角にも、続刊発売決定おめでとうございます。最近、中々4巻目にいかずに打ち切りが多いから、ひとまず安心です。

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著者プロフィール

作家。東京都生まれ。『ゼロから始める魔法の書』で、第20回電撃小説大賞を受賞し、デビュー。同書は全11巻のシリーズとなり、漫画化、アニメ化された。
ほかの主な作品に「魔法使い黎明期」シリーズ(講談社ラノベ文庫)がある。ゲームのシナリオも手がけている。

「2022年 『呪イアツメ(3) 生け贄のコレクション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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