ゼロから始める魔法の書 (3) ―アクディオスの聖女 (下)― (電撃文庫)
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048692564
作品紹介・あらすじ
怪しげな“神の奇跡”を操る聖女の謎を追い、聖都アクディオスを訪れたゼロ達。しかし彼らに聖女暗殺の疑いがかけられてしまい――。聖女リアの秘密が暴かれる、衝撃の第3巻!
感想・レビュー・書評
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傭兵がどんどん傭兵らしくなくなってゆく(笑)
というか、人間勢と魔女勢と獣堕ち勢の中で、3巻までにおける最もマトモな勢力は獣堕ちだったりする不思議。
黒幕侍女も確かにえげつないんだけど、全て引っくるめても疎すぎる聖女様にイライラ。
一番引いたシーンは肉食魚だよねー。
それを生で食べられることをテオはオススメ食材として推してたよなぁ……。
なんとなくスッキリしない展開。
傭兵さんが犬死にして、世界が滅ばないことだけを切に願い、次巻へ。 -
奇跡か、魔法か、いずれにしてもそれらは人を幸せにするとは限らない。そんなお話
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1巻の心温まるような話から一転して、結構救いのない展開になった印象。それでもきちんとまとめてくるのはさすがだけれど、これからのエピソード全てこういう容赦ない話になると読むの辛くなってくるかも。
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新たな獣堕ちの登場。聖女とも因縁浅からぬ関係といった感じで…な下巻。アクディオス・イデアベルナ・ロータス砦と様々な思惑が交錯する中、振り回されながらも、目的に向かっていく傭兵たちの動向に読む手が止まらなかった。予想してないキャラの死とかもあって驚いたけど、基本的には読んでて面白かったです。対抗勢力っぽいのも出てきて今後も本筋に絡んできそうな感じ。続きも楽しみにしてます。できれば早く出てくれるといいなぁ(苦笑)
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魔道書が流出していたら無限に続くだろ、と思ったら、写本にもある程度の技術が必要らしい。またとって付けたような設定だけど、うまいなと思う。傭兵が死んだら国滅ぼすとか言って暴れるゼロにちょっと萌えた。
兎にも角にも、続刊発売決定おめでとうございます。最近、中々4巻目にいかずに打ち切りが多いから、ひとまず安心です。