ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)

  • 3437人登録
  • 3.64評価
    • (231)
    • (487)
    • (448)
    • (94)
    • (20)
  • 545レビュー
著者 : 北川恵海
  • KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048692717

ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)の感想・レビュー・書評

  • とっても軽い。
    その軽さが、この重い内容を語るのにきっと必要。

    ぶちまけられる相手がいるって大事。
    話を聞くって大事。

  • 心が少し暖かくなる話。自分はなんのために生きているのか?自分の人生の価値判断はどこに置くのか、「負け犬ってなんだ」に共感。視野は広く。

  • 仕事を辞めたばかりの私がたまたまこの本を手に取ったのも何かの縁かと思い、読んでみた。ニカッと笑う純とCMで見た福士蒼汰がかぶるかぶる。

    純の存在がありえない設定のように見えて「しまった(泣)ファンタジーものだったのか?」と思ったが、ちゃんとからくりがあって、ありえなくなくなっているところに安心。

    まとまり方はきれいすぎるぐらいに感じたが、それはそれでありかな。

    私が仕事を辞めた理由は本作とは全く違うけれど、隆のように素直な人って少なからずいて、隆の勤める会社に似たところって一定数あるんだろうなと、今就活している学生や歯を食いしばっているひよっこ社会人に無理をしないでねと声をかけたくなった。

  • 2017.5.14 読了

    5/12に仕事のことでムシャクシャして、
    深夜に立ち寄った本屋で思わず手にとってしまった本。
    前から存在は知っていたが、気づいたら買っていた。

    久しぶりに読むのをやめられないくらい没頭した。
    ブラック企業で使い潰される主人公に共感する部分もあり、不思議な存在のヤマモトにも興味を惹かれ、一気に読めた。
    ストーリー展開は典型的だが、なぜか飽きずに読めた。

    個人的に惜しいと感じたのは、主人公が入社まもないこと。
    これが2〜3年勤務していれば、ドンピシャだったのになー。

    でもまぁ、今回はこれを読んで元気が出た。
    映画も見たい。

  • 読みやすくて面白かった!

  • 映画にもなるし ちょっと読んでみようか くらいな感じで読み始めたんだけど どうなるんだ?誰なんだ?って 興味津々で 即読了。

    いい話でした

  • 薄っぺらいので読みやすいです。中盤でオチが読めてしまいましたが、それでも楽しめました。読み終わった後に元気が出ます。

  • お腹が痛くて遅刻した日に、駅でサイズも内容も軽めの何かを読みたくて買った。あ、会社やめたくて腹痛だったわけじゃないからね!
    行きの通勤電車で読み終わりました。いろいろ想定どおりであったので3.0。金曜23時のNHKかテレ東でドラマ化したら受けるかもしれない。

    設定もいい奴も悪人も結末も頭でイメージがつくレベルなので、酸いも甘いも知り尽くしたリアリティを求める妙齢の皆様には物足りないかもしれない。あ、そんな妙齢でもスれてもないって?失礼しました。
    でも、悪く言えば生ぬるいんだけど、全体を通して流れるあったかさとかほっこりした感じ、嫌いじゃなかったです。ほっこり系。ランチのアッコちゃんとか和菓子のアンの男版かな。可愛かったです。

  • 面白かった!働いている人であったら共感する人多いのではないのかなー。
    最後の部分は泣けてくる。社会は理不尽な事多いけれども、ちょっと背中を押してくれる小説。

  • 話題になっているだけあって現代の風潮にマッチした作品であり、優しい物語。話はなんとなく予測できてたのに泣いてしまった。それだけ心理描写が巧みだったのかもしれない。また読みたい作品です。

  • ■書名

    書名:ちょっと今から仕事やめてくる
    著者:北川恵海

    ■概要

    ブラック企業にこき使われて心身共に衰弱した隆は、無意識に線路に
    飛び込もうしたところを「ヤマモト」と名乗る男に助けられた。
    同級生を自称する彼に心を開き、何かと助けてもらう隆だが、本物の
    同級生は海外滞在中ということがわかる。なぜ赤の他人をここまで?
    気になった隆は、彼の名前で個人情報をネット検索するが、出てきたのは、
    三年前に激務で自殺した男のニュースだった―。
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    ブラック企業に勤めている主人公が、ブラック企業を辞めるまでのお話しです。
    ブラックな職場に勤めている人、勤めたことがある人であれば共感できる部分
    があると思いますが、そうでないのであれば、そこまで面白くないと思います。

    内容は面白いというものでもありませんが、タイトルのセンスはインパクトが
    ありいいと思います。
    タイトルに期待すると、タイトルに騙された感がある一冊です。

    ■気になった点

    ・人生なんてね、生きてさえいれば何とかなるよ。

  • ブラック企業に勤める主人公。夢と現実のギャップに耐えられない日々が続いていた時にひょんな事から自称同級生と出会う。彼の正体は謎に包まれたまま、彼に会うことを糧にして、少しずつ考え方を教えてもらって上を向いて生きていくようになる。かと思った矢先のトラブル。死を覚悟してフェンスを越えた主人公に自称同級生は声をかけた。

    自分がフェンスを越えて今まさに飛び降りようとしている人と相見えたとしても、なんて声をかけたらいいか息がつまると思う。

    思ったよりもどんでん返しはないけれど、働く人達の強いエールにはなっているんじゃないかな。

  • 気軽に読めて、話しの流れもまとまっていて良かった。

  • 第21回電撃大賞・メディアワークス文庫賞を受賞した北川恵海さんの処女作。

    上司からの信じられないようなプレッシャーや、サービスという名の残業、成績の上がらない営業職に苦しみ、毎日が苦痛の日々を過ごし、ついには死んでしまえば楽になるという安易な考えから、電車のホームでふと線路側に体重をかけた主人公の青山隆。

    その腕をグッとつかみ、結果的に隆を助けた、ヤマモトと名乗る男は、隆の小学生のときの同級生らしい。

    思い出せないままに連れられて行った居酒屋で意気投合し、ヤマモトからアドバイスを受けたり、一緒に買い物に行ったりする仲になる。

    しかし、ヤマモトという同級生を調べてみると、本物の同級生ヤマモトは、海外で舞台関係の仕事をしているということを知る。また、目の前にいるヤマモトは、3年前に隆のように仕事で追い込まれ、自ら命を絶ったことが判明する。

    ヤマモトは何のために隆の目の前に現れたのか、ヤマモトは幽霊なのか、世間を賑わすブラック企業の闇の中、謎めいた友人との掛け合いでリズミカルにさらっと読めた。

    世間の多くの人は、「会社」に勤めている。世界には砂の数ほどの「会社」があるにも関わらず、多くの人は、自分が今勤めている「会社」こそ自分がいる場所であって、決してやりたい仕事じゃなく、人間として扱ってもらっていないような状況であっても、仕事をやめることや、転職することはほとんど頭にない。何なら、仕事をやめることより、自殺することのほうがより簡単で安易な選択肢として選ばれるほどだ。

    自分が死ぬことで、悲しむ人も迷惑を受ける人もおらず、目の前の苦しみから解放されると思い込んで「死」を選ぶ人もいるけど、自分を産み、育ててくれた両親は、我が子を亡くした悲しみと、我が子を救えなかったという罪の意識から一生苦しむことになる。どんなに苦しい状況だったとしても、死なずとも逃げ場は必ずある。子どもにも頑張れ頑張れと、決して諦めない、決して逃げないことを教えて育ててしまいがちだけど、どんなことがあっても、親は常に味方であること、人生はやり直せる、目の前のことだけが全てじゃない、会社も人間関係も変えられる、という事実や考え方は、言葉の端にでも織り込んで、伝えていこうと改めて感じられた。

  • 主人公とヤマモトの出会いは、まさに運命だと思う。
    ヤマモトに出会わなければ、主人公はもっと前に、屋上のあの南京錠を壊して飛び降りていただろうから。

    自分が新入社員の頃を思い出した。
    覚えなければならないことばかりの慣れない仕事に、人間関係のストレス。
    今になって振り返ってみると、なんでそこまでいっぱいいっぱいだったんだろうと思うけど、当時はすべてのことを全力で受け止めようとして無駄に心を磨り減らしていたなぁ。
    適度に力を抜くというやり方をまだ知らなくて、ただただ疲れていた。
    さすがに死にたいとまでは思わなかったけど、日曜の夜はやはり憂鬱だったし、寝ている間に会社が爆発してくれないかなと思ったことはある。
    月曜の朝なんて来ないでほしいと願った経験がある人なら、主人公に共感できると思う。
    だから主人公が上司に言い返すシーンではスッキリ感も味わえた。

    死のうとしているところを助けるというこの小説のような出会いは実際にはなかなか無いだろうけど、自分の周りの頑張りすぎて疲れてしまっている人を食事や飲みに誘って愚痴を聞いてあげることはできるかもしれない。

  • 気になった点を記載
    ・ちょっとでも相手を褒められるチャンスがあれば、何でも褒める。こっちの話を聞いてもらう前に、相手の話を聞く。相手に話を振る。そしたら、向こうもちゃんと聞く耳もってくれる。それで初めて対等な人間関係が築けるんや」
    ・お前の人生は、半分はお前のためと、あとの半分は、誰のためにある?」「あとの半分は、お前を大切に思ってくれてる人のためにある」
    ・大丈夫よ。人生なんてね、生きてさえいれば、案外なんとでもなるもんよ。
    ・俺の人生に口だしできるのは、本気で俺のことを心配してくれる人だけだ。
    ・『人生って、それほど悪いもんじゃないだろ?』
    ・〝向かい合う相手の表情は、自分の表情を映しだす鏡だ〟

  • ブラック企業?に勤めている主人公が同級生ヤマモトに出会うことで変わっていく姿を描いている。ちょっと謎めいた男ヤマモトの存在感や辛い職場の雰囲気がいい感じに混じりあって、最後はすっきりする。爽やかな読後感。
    全体的にはおもしろいけど嫌な上司や職場の先輩らのキャラに厚みがないかなぁ。2時間程度でサクッと読める作品。

  • 映画化されるので読んで見た、それで最後どうなったのよく分からない、これも時空を飛び越えた話ということ。ほとんどシノプシスに毛の生えたような小説であるため、映画はかなり脚色が必要となりそうだ、逆にそれだからこそ映画化を目指したのかもしれない。

  • サクサク読める。
    厳しい就職活動を経て、
    ようやく得た社会人への道。
    が、ブラック企業での生活に心も身体もボロボロになって行く青山たかし。
    人生初の大きなつまずきからヤマモトと出会って自分の道を見つめ直すお話。
    サクッと読めて、前向きになれる。
    最後の最後のエピローグのくだりは
    安物感があり、お好みじゃあなかったけど。
    ハッピーエンドは好きです。

  • 好きなタイプの作品。
    サクッと読めて、やる気も出て、ちょっぴりホロリ。

  • ブラック企業の話だが、非常にリアルであった。

  • まずは裏表紙のあらすじを読んではいけないところからつっこみます。話の半分近くをここでネタバレしてるようなもので。タイトルだけでも十分興味をそそられると思うので、あそこまでのあらすじはいらないと思います。
    ブラック企業に悩む青年の話ですが、きっと共感できる人が多いと思います。でもラストの主人公のキレ方は別人かと思いました。いきなりサバサバした性格になってしまって。それだけキレたかったんだろうけど今までの穏やかな感じからすると少々違和感。
    ヤマモトが双子と言う点は、途中で「おまえ、双子の兄弟がいるの?」と聞いてしまうとそこで話が終わってしまうから主人公に言わせなかったんだろうなと思うけど、自分だったら普通に聞いていた気がします。それでは感動の物語が成立しませんが。母親との電話は心に沁みました。
    最後の締め方はちょっと安易かなと思って自分はあんまりピンとこなかったけど、きっと元気をもらえる本なのだと思います。特に若者は。

  • 2時間ぐらいで、一気に読めた。

    内容が重いかと思ったけど、主人公が出会ったある人の言葉や行動のお陰で、元気づけられることも。

    主人公が最後のシーンで放つ言葉は、今の社会のブラックな部分に突き刺さるセリフだと思った。

    ちょっとミステリーな部分も含んで、読み進めていくうちに謎が解けるのも読んでて面白かった。

  • 会社に入りたての新人社員。仕事がしんどい…死にたい…でも仕事を辞める勇気もない…そんなときに現れた同級生❓。友達となり、ささいな話や相談をしていくうちに、だんだん選択肢が、広がるとともに、彼って一体…❓となる。自殺した双子の片割れだった。めのまえにいる自殺しそうな人だけでも救いたい、そんな彼の気持ちがあった。それで、助かって、良かった!

全545件中 1 - 25件を表示

ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)に関連する談話室の質問

ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)を本棚に登録しているひと

ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

ちょっと今から仕事やめてくる (メディアワークス文庫)のKindle版

ツイートする