空の彼方3 (メディアワークス文庫 ひ 1-3)
- アスキー・メディアワークス (2010年10月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048700443
作品紹介・あらすじ
春。アルとソラは、トラマンテ通りで平穏な日々を送っていた。だが、突然事件は起きる。防具屋シャイニーテラスに営業停止命令が出されたのだ。それは、有力貴族であるアルの父が、息子を連れ戻すために出した警告だった。ソラは店のために自由を捨てる必要はないと言うが、アルは店とソラを守るため、父とひとつの"賭け"をする。そして、長い旅に出ることになるのだが-。不思議な防具屋を舞台にした心洗われるファンタジー、感動の完結編。
感想・レビュー・書評
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最後のラストに、こんな沢山の人の軌跡が重なるのかと感動する。ほっこり、とても暖かいものがたり。
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話の流れは、最後まで読まなくても、心配はしていなかった。思ってたとおりの結末。
それでも、1巻から通してほっこりと読めるものでした。
アルフォンスと兄の対面シーンが、どこも好き。
父も出てくるかと思ったけど・・・
最後、マリアベルも出てくるかなと思ったけど・・・
ほかのメンバーたちも、ビアンカたちの結婚式も、
気になる伏線とキャラクターたちが多すぎます! -
好きな人と一緒に生きたい。ただ、それだけ。その想いだけ。
さまざまな運命に導かれた二人は、これから共に未来を生きる。
とても優しくて切なくて温かくて美しい物語。
――いってきます。
――いってらっしゃい。
追記:電撃スマイル文庫にて、ソラとアルフォンスの結婚式が描かれる。 -
全3作の完結本。ちょっと切ないけれど読んだ後にほんのりと優しい気持ちになる。1冊目を読んだ時はまぁいいなぁくらいだったけれど、3冊読み終わって考えると素敵なお話だったと思う。
2011/9/8 -
3巻では、お店に危機が…。3巻目にして、ここまで!という二人の進展ぶりにニヤニヤしてしまいました。
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「空の彼方」も最終巻。
てかアルの貴族としての地位が高すぎで目が潰れるw
アルフォンスの父親によりソラの防具屋「シャイニーテラス」が業務停止に追い込まれてしまう。アルはソラとシャイニーテラスのため新たな旅に出る――
アルとソラがそれぞれ過去と向き合い、そして進んでいく姿に心が暖まる。マリアベルやラヴィアンといったお馴染み(?)の登場人物達も自分や人と向き合いそれぞれの答えを出していたと思う。
「いってきます」、「おかえりなさい」という言葉がここまで身に染みた事はない。改めて見ると素敵な言葉だ。
これで終わりとかもったいなさ過ぎる。でも、私達もそれぞれの道に進もう――「いってきます」