被虐の檻 (B-PRINCE文庫 さ 1-2)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 98
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048701402

感想・レビュー・書評

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  • 蝶の羽のエピソード以外は割と許せました。
    が、ここまでてんこ盛りにしなくてもwwww 
    私はこのラストでよかったかなぁって思ってますw 風呂敷は上手に畳めてないけどwww

  • 評価低いようですが、好きです。友から借りて読んだ後、再読したくなり自分でも買ってしまいました~砂床さん買い始めた切っ掛け本です。

  • ★2.5。内容云々よりどうも大仰な敬語鬼畜攻には萌えず、何より攻の行動にしっくり来なかった。最初から受に執着があったわけでもないノンケの企業秘書が、あんな手段を…?それに受の父に心酔してる攻は受の親子関係に首突っ込んで受を一方的に責め虐げてたけど、そもそも元凶は親であり、弱者は子供である受だろう。愛に飢えた受にはこういう攻より包容攻の方が合うと思った。凌辱、近親相姦、狂気、と好きな設定満載だったけど、家族への許しとか丸く収まる流れはイマイチ。兄の方がよほどわかり易く歪んでたので、背徳感に萌えた。

    電子『シークレットビーボーイ 砂床あい限定本「Sweet Heart」』
    『不埒な夜』番外編読了。
    ▼「アラビアンナイト」攻のナニの型取りwwwしれっとHしてるけど、ナニ出して型取りチューブつけてる攻と攻のナニ硬度維持のためM字開脚自慰してる受の姿…マヌケである。寝起きの枕元の攻ディルド鎮座含めて是非挿絵で見たかった。
    ▼「バニラな日常」同棲11ヶ月記念…裸エプロン…(爆笑)バカップルって二人のためにある言葉だな。兄登場で少ししんみり。愛する人との生活のために汗水たらして働く幸せを語る兄が素敵。他作品番外編はまた後日。
    『被虐の檻』番外編読了。
    ▼「嗜虐の檻」攻視点のお話。挿入しながらの排尿促しプレイ!!本編で好きになれなかった攻だけど、攻視点のノロケがスゲー萌える!受を愛してるのがよくわかりました。受も死ぬだの死ねだのヒステリー女のような嫉妬深さと独占欲大爆発で、まさに共依存の屈折愛。受をあやしながら調教する攻、攻の前では子供返りする受…。受の育て直しのような関係だな。萌える。

  • 登場人物の性格・設定などが歪んでいて、私は好みだったけど、受け付けない読者もいるかもしれない。

    作者さんもあとがきで言っていたけど、ちょっと話の長さが気になる…もうすこしサクっと読みたい。

    文章は下手ではないけどめちゃくちゃ上手いというわけでもなかった。少し冗舌すぎるかなという所や、推敲の甘さも(“糊のきいたシーツ〜”など、続けて同じ言葉を何度も使ったり等)時々見つけてしまった。

    挿し絵は上手いしこれはこれでステキだけど、この作品ならあっさりした大人っぽいテイストよりも、蝶を描いたりどろどろした退廃的なイラストのほうが合ったのでは無いだろうか?

    良いところは、一般受けしないかも〜とかいうのを恐れずにこの設定を書ききったところ。兄の狂気的なところや、母親の最期、主人公の鬱屈した精神性を書ききった作者さんには拍手を送りたい。
    秘書の過去・設定にも無理がなく腑に落ちる感じで良かった。

    おむつプレイが好きな方は、そのシーンを読むだけでも価値あると思う(^-^)

  • 攻め:秘書・柊
    受け:社長代理・美暁


    倒れた父に代わり社長代理に就任した美暁は、父の秘書である柊から社長教育を受けていた。だが幼い頃両親が離婚したことによって離れて住んでいる実の兄・美月とのただれた関係をネタに柊から強引に身体を奪われてしまう。
    実の父からの愛情ももらえないままに育った美暁は愛情に飢えていて、、、。


    全っ然、共感出来ない話でした。
    作者は単に兄弟の不埒な関係が書きたかったのか、秘書からいやいや身体を奪われる受けが書きたかったのか、その秘書からのオムツプレイ??が書きたかったのか。
    はっきりいって詰め込みすぎ。
    最後の20ページくらいで全てを明らかにさせていままでの事はこういうことだった、と種明かしをしていて、そこで初めて秘書の気持ちが分かる、(あ、でも私は分からなかった、、ちょっと攻めも受けもひねくれ過ぎてる)
    だいたい、偏った愛情ゆえに兄に依存していながら反対されて身体をうばわれただけであっさり、(作者的には徐々に)秘書になびく受けって何??
    しかも、攻めが一体何を考えているのか、どういうことから受けに愛を感じるようになったのか最後に明らかにされても全く理解できなかった。
    で、兄との関係もね、、背徳感を前面に出すなら手ぬるいし。
    とにかく、始終イライラしながら読みました。
    しかも絵師さんがまた私の好みじゃないし。
    下手だし、、。

  • 少し要素詰め込みすぎて怒涛の昼メロ展開に。登場人物が一様に不幸を背負っているので作品全体がどんよりとしております。最終的には幸せなんですがね。近親相姦・猟奇・虐待・共依存、そして失禁プレイ。良くも悪くも読み応えだけはあります。好き嫌いが分かれそうな作品でした。

  • もっとエグい作品を期待していただけにちょっと肩透かし。でもオムツの一件は凄く楽しく読めました。ドSな秘書は素敵ですが、最後の敬語攻めがちょっと他人行儀に感じ、もっと親しみもって欲しいなって思いました。なんとか収まりましたが、悲惨な物語だったのは間違いありません。

  • 秘書×社長代理のボンボン。タイトルから下克上で、甘々な調教ものかなー?とあまり期待しすぎないように。かなりお仕事モノの色が強く、そしてびっくり、ドン引きな展開が後半待っているんでご用心。

    イントロは、実の双子の兄とちょっと倒錯した関係になっている美暁に、教育係の柊が肉体的に躾けるのがメイン。
    将来立派な社長になれるようにって、秘書がHで帝王学への軌道修正はムリだと思いますけど?すごい納得するのにエネルギー使うわ。
    介護関連の会社も経営しているお仕事がらみではあるけど、失禁とか、オムツとかのプレイがあって、ちょっとどうよ?という人もいると思います…私もSM容認派ではあるけど、オムツは生々しくてひいた。
    でも、二人の関係はかなり濃厚エロく描かれていて、敬語攻めもかなりのもの。絡みシーンは萌えます。
    柊は美暁に酷いこともして見せるけれど、ちゃんと会社や美暁の将来のことも考えています。そのあたりが無理矢理ではあるが、しっかり描いてあるのが、この話のキモなんですが。
    また、柊への様々な疑惑もストーリーの盛り上がりに一役買ってました。

    中盤あたりから、ちょっとグロテスクで、ここには書けないネタバレな謎がいろいろ湧き出てきて、スリル&サスペンス&グロに興味が湧けば面白いし、こんなものBLには不要!と思う人には不愉快なエピが続々でてきます。覚悟してください。それさえクリアすれば、読み応えはすごくあります。

    イラストがね…きれいで、好みは好みですが、この話にはフィットしてなかった気がします。柊がイメージと違っていたので、残念。

  • 二代目成長物語?

    帯の文句ほど、調教って感じじゃなかった気がするのですが;

    両親の離婚で、母親と双子の兄とは離れ離れになってしまった主人公
    父親からは、構われず、自分は愛されていない子と卑屈になってしまうのですよ
    病に倒れた父親の跡を継ぐべく、社長代理の地位に着くものの…

    ストレスのはけ口として、再会した双子の兄とはインモラルな関係だし
    教育係の父親の秘書との関係もよろしくない
    何だかお気の毒な主人公

    色んな要素が詰め込まれ過ぎで、あれれ?な感じも…

    イラストが、スクリーントーンだらけで、目がチカチカしたかも

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