ロウきゅーぶ!(7) (電撃文庫 あ 28-7)
- アスキー・メディアワークス (2011年2月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048702737
作品紹介・あらすじ
夏休みもそろそろ終盤。最後の想い出に同好会や慧心女子バスケ部など、みんな一緒の合同試合を計画する昴なのだが、愛莉兄妹の仲違いなど悩みはつきず…。「実はずっと前からお兄ちゃんと…」「いまから一緒にお風呂はいってこい」「おー。ひなももうおとなのじょせい」「私を昴さんのお隣にいさせて下さい」「溢れんばかりの想いが問題だなんて」そんな矢先、オールグリーンで遭遇した生意気な少女をきっかけに、昴の中学時代の因縁との勝負に巻き込まれてしまう。昴にとっての大事や勝負を前に、少女たちも五者五様の複雑な想いを抱え-。
感想・レビュー・書評
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今回は昴自身とバスケの関わりをめぐる物語です。
昴の中学時代の友人・楢山啓太(ならやま・けいた)から、久しぶりに連絡が入ります。来年のバスケ部復活に向けて昴が自主トレをしていることを知って、彼に会いたがっている部員がいると聞き、会いに行ったところ、彼の前に現われたのは愛莉の兄・香椎万里(かしい・ばんり)でした。妹思いの万里は、昴が愛莉たちのチームのコーチをしていることを知って逆上し、昴を殴って立ち去ってしまいます。
その後、昴、葵と智花たち5人は、中学生の女子2人がコートを占領しているのを目にします。彼女たちは四ツ谷奈那(よつや・なな)と尾高真弓(おだか・まゆみ)。コートの管理人も彼女たちに困っている様子。昴と葵は奈那の挑戦を受けて、バスケの勝負で彼女たちに勝利し、コートを解放します。
ところが、勝負に負けたことにガマンならない奈那は、昴と因縁のある須賀竜一(すが・りゅういち)を連れてきます。奈那は竜一の従妹だったのです。こうして、昴、智花、愛莉の3人は、須賀、奈那、真弓のチームとの再戦をおこないますが、須賀の圧倒的な実力の前に敗北を喫します。
1週間後にリベンジのチャンスを得た昴は、打倒須賀をめざして特訓を開始します。さらに彼は、万里に愛莉のコーチを引き受けてもらうよう働きかけ、香椎兄妹の仲なおりの手助けをします。さらに真帆と紗季も、昴の期待に答えようとする智花にある作戦を授けます。
昴の方にも戦うべき相手が登場したことで、今後はストーリーに奥行きが出てきそうな予感です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まったく、小学生は最高だぜ!
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いやー、やっぱりバスケしてこそのロウきゅーぶですね。( ´▽`)ノ
楽しかった~。 -
7巻目
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昴さんの奮闘と、アイリーンのさらなる成長を楽しむ7巻。他の3人と比べると、アイリーンは一つ一つ壁を打ち破りながら成長している印象で、恵まれているのかどうなのか。
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9784048702737 335p 2011・2・24 再販
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まさかの昴の宿命(?)のライバル登場。昴自身のレベルアップ、智花と同じチームでのプレイ、そして何と言っても愛莉の成長と見所満載。あ、ちなみに愛莉の兄の万里も登場。
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昴が自分のバスケに真剣に向き合う、そんな話でした。珍しくいつもよりシリアスムードが濃かったような。アニメ2期でここやる時、期待してします。
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表紙詐欺な主人公のターン(笑
まあ、表紙どころか挿絵でも登場しないが……。
話の筋は単純だけれど、先生役として一歩引いた位置にいた主人公が、自分よりも力量の上の相手と相対した時の、プレイヤーとしての主人公と先生役としての主人公の姿が王道的に描かれているなぁ、という印象。 -
来た、スーパースポ根展開!これをどれだけ待ちわびたことか。
内容は表紙の通り愛莉回・・・かと思ったら昴回だった。
そう、今回は昴自身がプレイするのだ。そして、ライバルや新たな仲間が現れたりで、途中こんな作品だったっけ?ってぐらい充実の内容。
智花、愛莉、昴の3人での3on3がすごい熱かった。残りの3人は今回出番が少ないが、その分智花と愛莉の好感度爆上げですよ。
智花なんて遂に一緒に寝るところまで来てしまいましたよ・・・昴が捕まるのもそう遠くないのかも(ぇ