桃の侍、金剛のパトリオット (メディアワークス文庫 あ 6-1)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.12
  • (3)
  • (1)
  • (9)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 76
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (369ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048704939

作品紹介・あらすじ

1900年、清朝末期の中国で、魔神の「金剛力」を秘めた子を産む運命を背負う「桃源公主」が産声をあげた。「香桃」と名付けられた彼女を求め、清の将軍袁世凱の軍が村を襲撃する。だが香桃は村に潜んでいた旧長岡藩士鬼頭周蔵の機転で日本に亡命した。時は流れ1914年。浅草の占い小屋に身をおく書生宇佐美俊介のもとに、侍装束に身を包んだ香桃が現れて-。日本近代、辛亥革命、そして世界大戦。激動の極東を舞台に繰り広げられる歴史伝奇浪漫。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • メイン2人のやり取りとかすごくかわいくてすきなのですが話の本題に色々な事情が絡んでくるのがどうも飲み込めなくてあたふた。頭が弱い私には少し難しかったです。ストーリーがどうなったかはわかりましたが細かいところまで把握できずいまいち世界に入り込めませんでした

  • 史実に上手く架空のキャラを織り交ぜて書かれた話で、一気に読めた。日本史といえば、義務教育内科目以来だったので、詳しい事は分からなかったが、それでも知っている名前が出ていたので、「あ、この人はこうした人だ」とか「この人はこういう人だ」とか言う風にも楽しめて良かった。ストーリーもさくさく読めるファンタジーで良かったと思う。

  • 史実や実在した人物が登場するファンタジー。目あたらしさはないけどストーリーや世界観はよく出来てると思う。

  • ライトノベルっぽい感じ.主人公は占い師というのはあまりなかったかも.地味な主人公と強いヒロインというのは一つのテンプレートかもしれない.で,主人公がだんだん強くなっていって,ヒロインがそれに頼るという……

  • これは相当面白い。おすすめ。明治を舞台にした武侠小説風伝奇風の何か。裏の主人公は山県有朋。

  • 強気でツンツンな少女と、気だるく志も低い青年と、二人を見守り援護する歴史的人物という人物設定がなかなか面白い伝奇物。
    一本調子な流れでもなく、色々と動くのでわくわくする感じ。
    続編がでるなら読んでみたい。

  • 強気でツンツンな少女と、気だるく志も低い青年と、二人を見守り援護する歴史的人物という人物設定がなかなか面白い伝奇物。
    一本調子な流れでもなく、色々と動くのでわくわくする感じ。
    続編がでるなら読んでみたい。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

『ミネルヴァと智慧の樹 始原』(電撃文庫)『桃の侍、金剛のパトリオット』(メディアワークス文庫)著者。

「2016年 『御霊セラピスト印旛相模の世直し研修 東京リバーサイドワンダー 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

浅生楽の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×