ブラック・ブレット 神を目指した者たち (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.66
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本棚登録 : 679
感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048705967

感想・レビュー・書評

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  • 血みどろ中二バトル美少女添えって感じのライトノベルでした

    登場人物の掘り下げにすらなってない寒い漫才が散見され、結果キャラへの色付けが上辺のみの点が多く、奥行きのある人物像の描写には程遠いです。幼女に童と添い遂げろとかブラジャーがどうのとかいらん会話をさせて、「ぬくもりがある、人間らしさがある」と啖呵を切られたところでなんの重みもない。商売と言われたらどうしようもないですが、ライトノベル市場がアニメ化のための踏み台のように扱われてる現状は少し悲しいものがあります。文章力・構成力もお世辞にもあるとはいえません。そもそも文字媒体である価値が無く、全て漫画にしても通用するような内容。

    あと、あとがきが最低。ただただ不快。

    「このあとがきを読んでいる二丁拳銃好きのそこのあなた、騙されたと思って、一度読んでみてください。きっと騙された自分に気づくはず。
    ロリコン天国、おっぱい祭り、変態拳銃、インチキ拳法などさまざまな催しものを用意して、二度と読まないあなた様を心よりお待ちしております。」

    作者はおちゃらけ半分で書いているようですが、本当に読んで後悔してる人間からすれば腹立たしいことこの上なし。よほど自分の作品に自信があるのでしょうが、これ、つまらないと感じた読者を完全に馬鹿にしてませんか?
    「彼らこそ滅亡寸前の人類を救う最後の希望──」などと格好つけずに、堂々と「おっぱい祭りと変態拳法の本です」と帯に書いて売り出してください。冗談抜きに二度と読めないような小説を世に出すのはやめてください。

  • 心理描写にしかり、情景描写にしかり、キャラクター描写にしかり
    全ての面において描写不足。

    厨二全開のインチキ拳法も期待していたものには程遠いです。
    ハッタリを効かせた、それこそ厨二全開で書き連ねればいいものも、その辺も描写が薄いどころか「無い」に等しいので、どんな必殺技で、どういう術理で、どんな効果があるのか
    結局それがどういった“もの”か、サッパリ分かりません。

    シナリオ展開や台詞回しも何となくチグハグというか、
    展開が早いというわけでもなく、なんかこうおかしい

    ライトノベルっていくら読みやすいたって、やっぱり小説なわけで
    最大のアドバンテージは文章で色んな描写を濃く描けるとこだと思うんですが、この作品の場合はそこを生かしておらず、悪い意味で少年漫画のような作品。

    あと最後に一つ。
    あとがきで、「騙されたと思って」とありますが、
    本当に騙されるとは思ってませんでした。

  • 悪い意味での作者の趣味100%な作品だった。ツッコミどころ満載。終盤のバトルシーンは少しだけ面白かったが、それ以外は…ラスボスの倒し方もそのネタやりたかっただけだろ!としか…キャラに魅力も無く、ストーリーや設定、セリフ、すべてどこかで見たものばかり。勢いだけはあるが、それだけじゃダメなんだと思った。続きを買う事は無いだろう。イラストだけは割とよかった。作者の趣味に共感出来れば面白かったろうな。

  • あまり地に足が着いていない勢い重視のバトルもの
    背景設定とかキャラクタ描写とお話も
    充分良く出来ているだけに
    いろいろもったいなく感じる
    でも安定した人気のない出だしでは
    こういうありかたも大切なのかもしれない

  • ライトノベル

  • よくある舞台背景。
    科学的な設定が微妙に嘘くさいんでスポイルされてる。
    木更が気に入ったが、それ以外の人物はいまひとつやね。

  • ネタバレ かなりダークなディストピア・アクション物語である。壁に閉じこめられた人類という世界観、生物学がモチーフ、ウィルスによる身体浸食が異形の存在を生むあたりはさして珍しくはない。が、ダーウィニズムと今西共生論とを対比的に見せる等明快な二項対立。また、蓮太郎自身が戦災孤児、かつメカニックな意味で人外の存在と化したことを、延珠ら「呪われた子」への哀惜に満ちた目線に繫げ、少年らしいストレートな正義感に昇華させるあたりは割に好みである。精神的な弱さを持つ木更へ仄かに見せる愛も同様。◇一方、夏世の最期、延珠の苛めなど。
    容赦のない徹底した描き方だなぁとも(悪い意味ではない)。

  • 2016/02/14 購入

  • 2014年読了

  • 人間に体液を注入して虫とか鳥とかにしちゃう宇宙人的存在に滅ぼされかけた人類
    それをやっつけるのは人間と、敵の遺伝子を持った(侵食されないよう薬でおさえた)超人的な力を持った女の子
    ってはなし

    うーん

    ロリな女の子との絡みがたのしい差別とたたかう敵の招待は?バトル小説かな

    最後があらおらまあまあで引っ張り方が上手で
    一巻でおわりじゃなくて
    続き気になるかんじだった
    読まないけど…

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