魔法科高校の劣等生(1) 入学編<上> (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048705974

感想・レビュー・書評

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  • 【再読】本作品の真骨頂は、魔法をオカルトではなく理論に基づく科学技術として落とし込み、現象を理屈で説明できるようにしたこと、と改めて認識しました。従って第1巻は魔法理論に関する説明が多いのも頷けますね。達也無双もまだ片鱗さえ見えず、世界観と簡単な登場人物紹介といった第1巻。《ブルーム》と《ウィード》という差別があったり、達也を含めみんな15歳だからかイラストも幼い感じがするなとか、一周回って新鮮に感じます。入学式からクラブ勧誘活動序盤まで。

    あ、達也は16歳か…。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 近未来SF学園もの。魔法が体系化され、技術的に確立された世界。
    劣等生と言われている兄と、優等生の妹の兄妹が学園に入った後の話。
    全体的に魔法を使うために技術化された仕組みの説明が多く、登場人物の数やそれに絡んだ設定も盛り盛り。個人的にはちょっと情報量が多すぎた。
    いわゆるなろう系と聞いていたので、男女比率とかキャラの扱いを見て、こういうのがそうなのかと思った。

  • 電撃大賞目指している僕としては参考になります

  •  魔法が特殊能力じゃなくなり、技術となった世界で、魔法を教える学校に入学した二人。
     兄は二科生として。
     妹は一科生として。
     優秀な妹とダメな兄という構図だけれど、実は……

     という感じの話でした。
     男性向けのラノベなのでやっぱり凝った設定で私はその設定の部分がまったく理解できないんですけど、わかるのは今の標準だと言われる評価方法が兄である達也を評価できるものではまったくない、というところです。
     この世界は「魔法」というものに頼っていて、価値観を「魔法」に収束させてしまっているので、それ以外のところで評価できるものがないってことが問題……かなあって思います。

     じゃあそれがどういう規模で展開されていくのか? というのはこれから。
     今回は導入も導入なので説明が多かったかなあ……と思います。

     これからどうなってくのか楽しみです。

  • 図書館で。
    アニメの放映は見たのですが、その後どうなったのかなぁと思って最初から借りてみました。論理とか理論がメンドクサイけど色々考えられていて好きな人は好きそう。

    でも今の所妹にあまり有能さを感じないんだよなぁ~。

  • 設定の構築は濃密でロジカルだが、全体的に文章が説明的でやや読み辛い印象。よく言えば細部までこだわりがあり、悪く言えば冗長で無駄のある描写が多々ある。ただ、その無駄さがWeb小説特有の、謂わば商業慣れしていない良さであるとも思うので、そこは各々好みの分かれる所だろう。上巻はほぼキャラや世界観の説明に費やしているので、本格的な物語は下巻から。

  • ライトノベル

  • 魔法が科学に取り込まれた世界。優秀な妹、不出来な兄。と言うわかりやすい構図。でも、不出来な兄も隠された・・・というのもラノベ定番パターン。ただ、いろいろな伏線は見て取れる。

    ストーリー自体は追いかけやすいので、あとはどのぐらい深みのある構図になるか、という点で評価が分かれるだろう。

  • 魔法描写がくどいこと、人物を1巻内で動かし切れていないことを除けば、読みやすい。
    妹の所作や背景描写からこの兄妹は名のある血筋なんやろなと予想しつつ2巻を待ってみるわ。

    後書きにあった、SFな作品の方にむしろ興味があるな。

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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