魔法科高校の劣等生(1) 入学編<上> (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048705974

作品紹介・あらすじ

魔法。それが伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。国立魔法大学付属第一高校-通称『魔法科高校』は、成績が優秀な『一科生』と、その一科生の補欠『二科生』で構成され、彼らはそれぞれ『花冠』(ウィード)、『雑草』(ブルーム)と呼ばれていた。そんな魔法学校に、一組の血の繋がった兄妹が入学する。兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウイード)。妹は、全てが完全無欠な優等生(ウイード)。どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生の妹。二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた。

感想・レビュー・書評

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  •  アニメを観てから読んだ。アニメよりこっちの方が説明が細かくて良いかな。読みやすいし、挿絵も魅力的。 

     やっぱり面白い。アニメを観た後だから、文字だけでも情景を容易に想像できる。ストーリー展開に合わせて、ちょこちょこ説明を入れてくれるから、すごく助かった。アニメだとどうしても分かりにくいところがあったし。設定がすごく細かい。でも決して分かりにくくはなってない。もっと早く読んでおくべきだった。  

     それにしても、達也強すぎ。深雪可愛い。その他のキャラクターもみんな好きだなぁ。生徒会のメンバーが特に好き。会長から書記まで全員個性的。まあ、副会長は普通な方だけど。しかし、分かってたことだけど読んでて出てくる女子のほとんどが、女子。それも、美少女。でもそれは全然気にならない。主人公が美少女に対して舞い上がったり、取り乱すような性格じゃないから。何より男キャラでも好きなやつはたくさんいるし。本当に、キャラのバランスがすごく良い。アニメを観たから大体の展開はわかってるけど、ラノベで読むのはまた違った面白さだし、2巻からも読み進めていくつもり。

  • アニメを先見てしまい、なんだかよくわからんな?と思って原作を読み始めました。
    原作の方が当然説明が会話が多くて楽しめます。

    人間らしくない最強主人公の弱った姿も見てみたい…

  • アニメから見始めた魔法科高校の劣等生をとうとう読んでみることに。ほぼアニメ通りだったけど、微妙にアニメでは出てきていない話が所々にあって、結構楽しめた。

  • アニメをちょっと見ていたので面白さは承知済みで購入。
    そうそう、ミユキちゃんのサスオニ感w
    そしてタツヤの無敵っぷり!
    読んでいて楽しいです。
    キャラも魅力的だし、早く次を読みたい!(>_<)

  • 劣等生というタイトルの割には主人公が無双していた印象。しっかり練られた設定はいいと思うのだけど、若干説明が冗長になってるような。でも、登場キャラたちが魅力的で先が気になる作品でした。おもしろかった。

  • 設定がよくわからず悪戦苦闘で読んだ感じだったが、終盤に入って、ようやっと頭がついていくようになった。
    次が楽しみ♪

  • 魔法を御伽噺にさせないための説明についていくのが大変でしたが、達也が実の父親からどんな仕打ちを受けて来たのか。
    3年前にどんな事から妹を救ったのか。
    不可解な兄妹関係の謎を探りに下巻に突入します。

  • 小説家になろう時代から読んでいたので、アニメ化が決まった当時は正直びっくりしました。設定的にアニメ向いてないよなあ…と思っていたので。

    魔法というファンタジーなギミックを使っていますが、科学(というか情報工学的な考え方?)的に魔法を捉えある程度の技術体系として成立しているIFの世界を描いた話。
    技術となっているけど、まだまだ魔法は才能のある一定層の人間だけが使用できるもの。
    魔法という現象がどうやって現実を改変するのか、色々考えて読むのが楽しいです。自分がすべて理解してるとは全く言えないですが。

    設定を詰めていくのが好きな人には楽しく読めるかと思います。個人的には好きですが、地の文も説明が多いし人を選ぶだろうなあ…とは感じます。

    改めて読むと、なろう時代より達也の性格がマイルドになってるよなあ。

  • アニメ視聴済みなので、小説では細かい魔法体系の話などがわかってよい。これからお兄様の超絶無敵ぶりが発揮されるかと思うとワクワクですな。

  • 朝練に行く際に、自身の魔法の性質に合わせて訓練している描写があり、才能に溺れず日々の生活の中で鍛錬しているのだなと思った。

    また、次があると信じられることのなんと幸せなことかという言葉に戦慄を抱く。仕事でもなんでも、その1回限りと思う強さは忘れないようにしよう。

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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