魔法科高校の劣等生(2) 入学編<下> (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 1939
感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048705981

作品紹介・あらすじ

どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを抱える優等生の妹。一組の血の繋がった兄妹が、魔法科高校へ入学した。成績優秀、才色兼備な妹・深雪が、主席入学生の慣例として魔法科高校の生徒会にスカウトされた。そして兄・達也も、とあるトラブルを払いのけた事件をきっかけに、違反行為を取り締まる風紀委員にスカウトされる。劣等生(ウィード)にもかかわらず、風紀委員メンバーとなった達也。その活動中に、この学校を人知れず侵食する、謎の組織の存在を感じ取る。

感想・レビュー・書評

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  • 嵐の予感

  • 読み応え抜群。
    だけど、ちょっと説明が難しすぎる…

  • 【再読】
    一科生の選民意識と二科生の劣等意識。両者間の高い壁が改めて示される今回です。純粋ゆえに壬生先輩のように堕ちてしまう生徒がでてくるのもやむなしか…。さて、達也と美雪の立場と実力の片鱗を示すことになる入学編後半です。あと十師族の権勢の強大さもちらりと。ブランシュはそのための舞台装置といったところだったのでしょう(後で出てきたっけ?再読で確認しよう)。レオとエリカの達也への関わり方もここで確定ですね。それにしてもテロ組織を壊滅させる高校一年生ってすごいな。部活勧誘乱闘事件後からブランシュ事件終結まで。

  • 現在放映のアニメを見て初期設定が知りたくて読んでみた

    ”ぼくの考えた魔法設定”が延々と続く、別にそれ自体は悪い事ではなく、この人の作風で好きな人も居るんだろうが、私は読んでも理解出来る気がしないので読み飛ばす。

    深雪のageっぷりと、お兄様LOVEっぷりも然りだけど、私は萌えないのでこの評価

  • 今更ながらに読みました。劣等生だけど最強の主人公と、彼を慕う優等生の妹。技術としての魔法、個性豊かなキャラクター、陰謀などなど、その全てが基準を遥かに凌駕することが痛快。これぞ実年齢問わぬ10代の心を刺激する作品だと狂喜乱舞の読了です。

  • 2冊目の入学編。
    最後の戦闘シーンが意外と短かった。アニメでは長かった気がしたのに。
    忍者の先生が結構重要キーワードを垂れ流していたので、なかなか楽しかった。

  • さて、感想書くのをどんどんいきたい!
    そして、本が山積みの部屋から解放されるんだ!!!!

    これは、完全に1の続き物。
    多分、本当は一冊に収めたかったものがどうにもこうにも収まらなくてこういうことになったんだろうなあ……(察し)という案件。

    入学式とその後の話。
    一冊目より、かなり薄めではありますが、今回の話のメインはここにあったのか!?と思わせる話でした。
    学園物だと思いきや、テロ組織まで出てきてしまって、かなり背後関係がでかい。
    でもまあ、舞台は今のところ、あくまで学園内だったので、まだ学園物。
    これからどうなるのかは、正直、未知数ですけど、ラノベが好きな人なら楽しめると思います!

  • 図書館で。
    入学してからえらい大活躍だな~と言う感じ。この辺りはアニメで読んだのでおさらいしている感じでした。
    女子生徒がロングスカートなのは意味があったのか…ナルホド。

  • 既存の枠組みでは劣等生と評価される主人公。その真価は上巻では少し触れられただけだが、下巻でもかなり後まで引っ張っている。やはり冗長で引っ張り過ぎなきらいもあれど、学園に侵入した敵を自衛するだけでなく、本拠地に乗り込んで叩き潰す所までやるのは王道的でラノベらしいカタルシスがある。キャラの数が多いせいか、印象付けは記号的に留まっており、やや物足りなさも感じるが、戦闘描写は及第点。個人的に非常に面白かったのは、敵がリベラルに見せかけたテロリストであるという点。差別撤廃を叫びながら、それが本質的な解決にならず、平等はないと主人公が述懐するあたりは、とても興味深かった。普通なら主人公がマイノリティ側のルサンチマンを抱える所だが、あくまでイレギュラーに徹したのは非常に上手いと思った。ある種の努力至上主義に対するアンチテーゼとも取れる。敵の手に落ちたキャラに葛藤はあったものの、黒幕が少し平凡なのが惜しまれる。

  • ライトノベル

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著者プロフィール

電撃文庫『魔法科高校の劣等生』著者。

「2023年 『続・魔法科高校の劣等生 メイジアン・カンパニー(6)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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