探偵・日暮旅人の忘れ物 (メディアワークス文庫 や 2-3)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.65
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  • (12)
  • (2)
本棚登録 : 1322
感想 : 95
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048707275

作品紹介・あらすじ

音、匂い、味、感触、温度、重さ、痛み-。目に見えないモノを"視る"ことができる探偵・日暮旅人は、名字の違う美しい娘・百代灯衣と共に暮らしながら、探し物専門の探偵事務所を営んでいる。そんな旅人を『アニキ』と慕う青年ユキジは、旅人の"過去"を探していた。なぜ旅人は視覚以外の感覚を失ってしまったのか-。旅人とユキジの出会いを描く『雪の道』、旅人の秘められた過去に迫る『夢のぬくもり』ほか全5編を収録した、シリーズ第3弾。

感想・レビュー・書評

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  • 旅人やユキジなどの登場人物の過去がしっかりと描かれています。
    謎も深まり、どんどん不穏になってきますね。
    兎に角、続きが気になります。
    陽子先生の「それだけしかできないならば、せめてそれだけを精一杯。」グッときましたね。
    陽子先生、これまでは苦手だったんですけど一気にイメージが変わって応援したくなりました。
    次でラストらしいのでそのまま読み進みます。
    まとめて買っておいて良かった。

  • 今更と言われても良い。

    笑いたくば笑えば良い。

    おっちゃん、これだけは渾身の一言を。

    『ヤベぇ!!続きとヨーコせんせのその後が気になる!!!!!!!!!』

    最早、感想に非ず(笑)

  • シリーズ第3弾。
    本作のメインはユキジの過去の話と、旅人との出会いでしょう。
    亡くした兄。その兄を思い起こさせる旅人。
    ユキジは、旅人の“過去”を探していた。
    けれど全てを知った時、旅人との別れを予感している。
    そして、旅人が抱える闇。
    ユキジの想い。陽子先生の想い。迫り来る白石刑事。
    「僕がいなくなることで誰も傷つかなければいいのだけど」
    それぞれの想いが温かくて切なくて哀しくて・・・
    自分の感情をどうしていいのかわからない。
    次でシーズン1が終わりらしい。
    もう読んでます。

  • シリーズ3作目。
    雪路君の過去、灯衣ちゃんとの出会い、そして旅人の過去。
    色々なものが掘り下げられていきます。
    そしてまたしてもまたしても、続きが気になる終わり方(笑)
    あとがきによると、次作で最後との事。
    どのような結末を迎えるのか、楽しみです。
    「森の調べ」が短いながらも良い読後感を味わせてくれて、良かったです。

  • 旅のお供として。いよいよ核心に迫ってきたなって感じ。今回は5編。でもそれぞれちょっとずつ短めな感じ。雪路と旅人が知り合った話も明かされた。爆弾魔の話はちょっとコミカルでドラマっぽかった。まさかテイちゃんが雪路の方に持ち込まれていたとは。テイちゃんの方も次で明らかになるのかね。

  • 旅人と雪路の関係、ちょっと距離の縮まった陽子先生との関係、そして犯人一味っぽい白石警部。

    すべてがそろそろ明らかになるんだろうと期待して次の巻を読みたい

  • 朝倉印の爆弾事件を裏で手引きしたのが、旅人だった。
    増子の疑念は膨れ上がるばかり。そして、白石はスタンガンでいとも簡単にやられてしまう。ユキジさんの過去も明らかになり、物語はいよいよ大詰めという感じがしますね。

  • 図書館で借りた本。

    途中で読むのをやめて、間違えて先に4巻を読んでしまっていたけど、やっと読み切れた。
    ミュージシャンのお話が印象に残ってた。
    それにしても、痛い描写が年々苦手になってきたなぁ。

  • 展開早いな、と思ったら4巻で一旦一区切りなのね。
    ほのぼの感を辛うじ1話残してるけど、話の世界がかなりダークな要素孕んできた。次回どうなるのでしょう。

    2021.8.22
    112

  • 怖い旅人も登場。ユキジはとてもいいヤツだ。

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著者プロフィール

福岡県出身。2008年に第15回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》を受賞。翌年、受賞作『神のまにまに!』で電撃文庫よりデビュー。他の著作には、TVドラマ化された『探偵・日暮旅人』シリーズ、『天保院京花の葬送』シリーズ(共にメディアワークス文庫)などがある。

「2023年 『幽霊と探偵2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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