新約 とある魔術の禁書目録(2) (電撃文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.61
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本棚登録 : 1371
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048707381

作品紹介・あらすじ

11月5日の学園都市。上条当麻と一方通行(アクセラレータ)、そして浜面仕上の三人が、ついに交わった。しかしそれは、三者三様の『アンタ等何やってた訳』的、彼らを心配していたオンナノコたちへの落とし前イベント勃発を意味していた…。上条は、形見のゲコ太ストラップを握りしめ意気消沈中の美琴に妙なテンションで声をかけ、超電磁砲(レールガン)地獄を見る。さらに、同じノリでインデックスにも話しかけ…。浜面は、『負けたら屈辱のバニーだ!ゲーム』を続けていた麦野たちにようやく発見される。しかしその傍らには今は亡き『アイテム』元メンバー・フレンダにうり二つの少女がいて…。一方通行(アクセラレータ)は、押しかけてきた打ち止め(ラストオーダー)と番外個体(ミサカワースト)に辟易するが、いつもちょっかいをかけてくる番外個体が上条の前では大人しくなり、何故かそれに苛立ちを覚え……。科学と魔術が交差するとき、日常の物語(コメディパート)は始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 間を開けながら長期間にわたり読んでいたので、内容はあまり入ってないですが、三大主人公が勢ぞろいするのは初めて?
    物語も世界レベルで事が大きくなっているので、どうなっていくのか気になります!

  • ライトノベル

  • ヒロインたちとの邂逅はなかなか微妙だが、まだ最終回ってわけじゃないし、これからでしょう、と思っている。

    内容については、説明が多すぎてまったく話が動いてません
    今までのあらすじを1冊にしたようなものです
    次がすみやかに刊行されることを期待します

  • いろいろ解説の回。次回のビリビリ参戦に期待やね。

  • 解説回、総まとめ回かな。
    みんな帰った後にお風呂場に残された彼女はどうするんだろう…。だれか連れて帰ったのかな…。

    しかし、ほんとに初期に比べると絵が変わりましたね。
    描き慣れた感がでてる。

  • 科学と魔術が交差するとき、日常の物語は始まる。

  • 今回は、新たな戦いの序章です。

    イギリスからユーラシア大陸へ向かって、上空を「ラジオゾンデ要塞」と名付けられた飛行体が移動を開始し、天草式の神裂火織が対処に当たります。この要塞を動かしているのは、第三次世界大戦の継続を企てる「グレムリン」というグループで、要塞は学園都市の上条のもとへと進んでいきます。

    一方、学園都市の上条、アクセラレータ、浜面の前に現われた魔術結社「明け色の陽差し」のボスを務める少女・レイヴィニア=バードウェイは、「科学」と「魔術」の対立、第三次世界大戦の真実、そして現在グレムリンの「ラジオゾンデ要塞」が学園都市へと向かっていることを、3人のヒーローに話します。

    最後は、学園都市で上条たちが要塞を迎え撃って締めくくりになります。ただし本巻の一番の読みどころは、バードウェイの話の合間に進行する脇役たちのコミカルな立ち回りです。今回は比較的のんびりと読むことができて、たまにはこういう巻もあっていいのかなと思います。

  • 「とっ、とうま!! ずっといなくなって心配していたのにそれは一体どういうつもりなんだよ!?」
          禁書目録を司るイギリス清教のシスター  インデックス

    「お姉さんの苦手なものですか? 大きくウサギを描かれたパンツか、辛いもの全般だと思いますけど」
          とある魔術結社のボス少女の妹  パトリシア=バードウェイ

    「さあ、授業の時間といこうじゃないか」
          魔術結社『明け色の陽射し』のボス少女  レイヴィニア=バードウェイ
    「(あ゛ーだりぃ。また説明したがりかよ。あと一体何時間拘束するつもりなんだ……?)」
          下っ端から新生『アイテム』正規構成員となった無能力者  浜面仕上
    「ふにゃー……」
          浜面に救われた少女  フレメア=セイヴェルン
    「結局、『ヤツら』ってのは何なンだ」
          闇から抜け出した学園都市最強の超能力者  一方通行
    「あの、第三次世界大戦も関係してたってわけだよな」
          学園都市の無能力の学生  上条当麻

    「……これから私は、どの方向に向かって歩けば良いのよ……」
          学園都市・常盤台中学の超能力者  御坂美琴

    「ぎゃあああ!! ミサカの居場所(ポジション)が取られたーっ!! ってミサカはミサカは説明不能な第六感にわなわなしてみたり!!」
          『妹達』の司令塔  打ち止め
    「ぎゃあああ!! ミサカあの人の事なんてどうでも良いのに何でーっ!?」
          『妹達』第三次製造計画で作られた御坂美琴のクローン  番外個体

    「……はまづら、何してんの……?」
          新生『アイテム』構成員・大能力者『能力追跡』  滝壺理后

    【あらすじ】

     11月5日の学園都市。上条当麻と一方通行、そして浜面仕上の三人が、ついに交わった。しかしそれは、三者三様の『アンタ達何やってた訳』的、彼らを心配していたオンナノコたちへの落とし前イベント勃発を意味していた……!
     上条は、形見のゲコ太ストラップを握りしめ意気消沈中の美琴に妙なテンションで声をかけ、超電磁砲地獄を見る。さらに、同じノリでインデックスにも話しかけ……。
     浜面は、『負けたら屈辱のバニーだ!ゲーム』を続けていた麦野たちにようやく発見される。しかしその傍らには今は亡き『アイテム』元メンバー・フレンダにうり二つの少女がいて……。
    一方通行は、押しかけてきた打ち止めと番外個体に辟易するが、いつもちょっかいをかけてくる番外個体が上条の前では大人しくなり、何故かそれに苛立ちを覚え……。
     科学と魔術が交差するとき、日常の物語は始まる――!

    【あとがき】

     新約の二冊目となりました。今回はこの世界観の根幹の一つである『魔術』について改めて考えていただくような内容となっております。また、『ヤツら』についての輪郭を浮き彫りにしたり、『上条当麻の二度目の死』の意味をちょっと提示してみたり……と、どちらかというと舞台裏にあるものを表側へ引っ張り出すような感じの話にできたと思います。
     テーマの一つにラジオゾンデという言葉がありますが、これは使い捨ての観測用風船を意味します。これを踏まえると、今回の『ヤツら』が何をしたのかが分かりやすいかも?
     個人から組織に至るまで、各々のパワーバランスが崩れてきている事にお気づきの方も多いかもしれませんね。特に『アレイスターからの干渉』は、一見主人公達を妨害しているように見えて、実はなければなかったで困った問題が発生する項目でもあります。ある種、大人の力によって守られた子供達の戦い、という構図が破壊されてしまい、それらの補助のない世界で命を懸けて自立しなければならない訳で……と、こう書いてしまうと、何だか『二度目の死』が少年の成長過程における『一つの段階』からの脱却、とかいう風に受け取られてしまうかも? などと邪推してしまいます。もちろんハズレのルートですが、パラレルとして楽しむ分には面白い題材かもしれませんね。
     ファイブオーバーにつづいて偶然今回もミョルニル関連だったので、何だかビリビリさんの困り顔が目に浮かびます。ただ、科学サイドの発火能力と魔術サイドの炎剣が別枠であるのと同じく、魔術サイドにも雷撃という超代表格な攻撃方法を持つ者がいても不思議じゃない、というか、いないと逆に変だと思いましたので出してみました。『スケールはデカいが使い勝手は悪い』は、どちらかというと美琴ではなく麦野と対応するかもしれませんが。

     やっと美琴も参戦!! ……私が今まで出さなかったからですけど      鎌池和馬

  • 新約全体の方向性を説明するための序章という感じ。とある世界での魔術と科学の違いとか、3Hのそれぞれの特色とか、全体的に説明回。

  • 何だか基本的設定で・・今更だけど学園都市トップも学園都市の敵である魔術も敵で、なんで主人公達は秘密に戦わないといけないんだろう?周囲の平和、罪なき人々を守る為ってのはお約束事だけど、入り乱れ過ぎて理屈がかなり苦しくなってるような・・今回は戻ってきた当麻を迎える女子陣と、魔術、新たな敵の解説一部、それに神裂のバトルで、休憩タイムみたいなものかな。それにしても、女子陣との経緯で思い出せないのが^^;

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著者プロフィール

電撃文庫『とある魔術の禁書目録』『ヘヴィーオブジェクト』『未踏召喚://ブラッドサイン』シリーズ著者

「2023年 『創約 とある魔術の禁書目録(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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