継続的デリバリー 信頼できるソフトウェアリリースのためのビルド・テスト・デプロイメントの自動化
- KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2012年3月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (544ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048707879
感想・レビュー・書評
-
ゆっくり読み過ぎた。今ならバババっと読んじゃう感じだけど丁寧に読み過ぎてしまってた。
何度も同じ話出てくるし、ひと通り一気に読んでから気になるところ読み直す方が入ってきやすいと思う。
いい本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
流し読み。
考慮できる場所がたくさん。最後の15章だけでも有用。 -
ソフトウエア開発チームが大切にすべき価値基準のうち、もっとも重要なことの一つが、「1行変更したソフトを安全にリリースできるまでのTAT(turn around time)が小さいこと」というのがこの本の趣旨。そのためのプラクティスがてんこ盛りだが、要は自動化できるものは自動化せよが、この本のメッセージだと思う。その通りなのだが、これがなかなか伝わらない。
-
[図書館]
読了:2018/3/16
某資格試験のため。The DevOps Handbookより、こちらの方が理路整然と簡潔にまとまっていて読みやすかった。翻訳ものの常でやや冗長ではあるのだが。
継続的デリバリ、継続的デプロイメントの基本概念がそもそも分かっていなかった自分にちょうど良かった。 -
かなり記述が多い。また実際に用いる技術やツールの話ではなく、CDがなぜ必要なのか、いかなる考え方のもとで運用していくかということをつらつらと書き連ねた本。CD、CIを取り入れようとする際の精神的支柱になる感じがする。迷ったときはここに戻ってきたい、という本。
-
紹介されている構成管理やVCSのツール類に関しては今となっては古さが否めないが、CI / CD をなぜやるのかという思想、原則、プラクティスは現在にも有用であると感じた。DevOpsというバズワードが流行る前にその内容を詳解した良書。
-
ボリュームは多かったけど内容はインフラの運用からアプリケーションの運用まで幅広かった。継続的にデリバリーする環境は楽しそうだなと思った。サービスを運用して改善などを常に続けていくということか。。
-
読み応えがあり、凶器にもなりそうな分厚い本を鈍器本と言うらしい。
ブランチ 先送り エンジニアリング 小さくコミット 意味のあるまとまり
パラダイムシフト
ビッグバンテスト、ブランチを切る。いずれマージすることになる。
機能追加やリファクタリングのために作成したブランチはいずれ統合することになる。
マージのコンフリクトを解決するのは簡単な作業ではない。
生産性を図るのは難しい。タイムラグもある。
http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/?CannotMeasureProductivity
78 ツール
79
182 デリバリーの自動化 テストの自動化 の順
自動で短時間で苦労せず改善できないと使わなくなる
インクリメンタルなパイプライン改善 トヨタ生産方式に
通ず
ホーソン効果 制約理論(ボトルネック、集中、合わせる最適化する、別のボトルネックを探す)
リリース職人のあるべき姿
バージョン情報を起動Logに埋め込む バナー 自動化
perl python ruby
232 DI car engine コンストラクタで車にエンジンを与える
フィクスチャ
受け入れテスト 実行可能な仕様 顧客も合意する いっしょに作る
ふできることを理解する。
262 テストしやすい設計としてのバックドアは必要悪か、ただの悪か。
268 収穫逓減の法則
285 クヌース先生 パフォーマンス、スループット、キャパシティ。
後回し、楽観視しすぎ、不安視しすぎ。
287 あたり マルチスレッドプログラムの処理時間。スライスしないほうが早い。
他にも高トラフィック時のキャッシュ対策は正しいが通常トラフィック時に遅くなる
システムの話などが興味深い。
324 緊急時はロールバックか、通常通りの手順でリリースする
325
我々のパラダイム・シフト。コミット後、失敗するのは当然。
P423
経験がものを言うところだ。
コンポーネントをまとめる。コンポーネントにすべて分割する。
ある程度まとまらないとモジュールにならない。ドキュメントも同じ。ソースコードも
同じ。
goto 文を使うな。マジックナンバを使うな。デザインパターンに近づく、離れる。
P485
エンタープライズガバナンス
コーポレートガバナンス 適合性 運用
ビジネスガバナンス パフォーマンス 開発
P486 下
リリースしていないソフトは不良在庫
489
ITIL デベロップメント・デプロイ軽視
要求工学、マネジメント、XDDP
491
開始期の計画、戦略、おおまかな決定
494
真のイテレーティブと進捗の見える化
495
開発手法は大事 でも未熟な開発者がぐちゃぐちゃにしたコードは、
開発手法だけで自動的にきれいにはならない。
scrum が技術的側面を軽視しているように誤解する人がいる。
http://capsctrl.que.jp/kdmsnr/wiki/bliki/?FlaccidScrum
P308のリリース戦略も参照のこと。
506
ドキュメントを詳細に作りこめば作りこむほど、その内容が現実と食い違ってしまうのも早くなる。
デミング PDCAサイクル -
受け入れテストの自動化のところが参考になった