GENESISシリーズ 境界線上のホライゾン (4)上 (電撃文庫)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
4.07
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本棚登録 : 623
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (673ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048708050

作品紹介・あらすじ

武田との歴史再現のため三方ヶ原の戦いに臨んだ武蔵。だが、強引な解釈による羽柴の登場により初めての敗北を喫してしまった。そして今、武蔵は関東IZUMOの巨大な浮きドック"有明"で大改修を受けていた。そんななか、関東の北に存在する奥州列強-伊達、最上、上越露西亜との協働について、武蔵は模索を始める。しかし、各勢力もそれに対し動き始め…。様々な過去と思惑を秘めた奥州列強と、果たして武蔵はどのように向き合っていくのか-!?各国に分割統治された中世の神州・日本を舞台に繰り広げる、壮大な戦国学園ファンタジー、第4話ついにスタート。

感想・レビュー・書評

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  • P.A.Odaとの戦いで損害を受けた武蔵は、有明で補修をおこなうことになります。正純は、伊達家、最上家、上杉家と上越露西亜(スヴィエート・ルーシ)が協調しながら聖譜記述の歴史再現をおこなってきた奥州との友好関係をきずこうとします。

    ところが、会談に現われた伊達・成実(だて・なるみ)は、開口一番に武蔵との関係断絶を告げます。正純はこの不意打ちに対して、相互に外交官を派遣するという条件を提示し、将来へ向けて希望をつなごうとします。

    そのあいだにも、P.A.Odaは上越露西亜の浮上島ノヴゴロドに対して攻撃を仕掛け、奥州三か国に対する圧力を強めていきます。さらに武蔵の内部でも、真田十勇士たちが隠密活動をおこない、武蔵にすこしずつ危機がせまります。

    奥州編の序章となる一冊ですが、ストーリーが安定軌道に入ったことで、これまでのように世界観などの説明が過剰になることもなく、スムーズな滑り出しという印象を受けました。

  • 敗戦後、茨城あたりの話。
    若干、話がごちゃっとしてるわ。

    アニメ化のために本編がおろそかにならんようにだけしてほしい。Promotionを兼ねた発売微調整にも異を唱える。

  • 水戸で改修を行う武蔵と奥州勢、そしてぶつかるM.H.R.Rと上越露西亜。それぞれの思惑はどこに辿り着くのか。トーリのレパートリーに女装が加わりました。

  • 三方ヶ原の戦いの敗戦からしばしの休憩。傷ついた武蔵を補修するため、有明ドックと水戸松平領による日常の日々。
    Ⅱ、Ⅲ巻が戦闘中心で急展開の描写が多かったので、読む側からしてもコーヒーブレイクの巻。とはいえ、水面下での真田の動き、後半の福島正則、加藤清正の登場はこれからの波乱を予感させますね。

  • これまで何とかやってきた武蔵がP.A.Odaに敗北したところが前巻。今巻は武蔵の修復と奥州編。不安を燻らせながら武蔵の改修に努める住人、敗戦によって武蔵に対し失望した奥州の各国。この状況はどうやって、打破していくのか楽しみです。また、どうもウルキアガがイギリスの点蔵ルートに入る感じですが、姉キャラ信条のウキーがどう変化していくかも見物。

  • 冒頭からのコニたんノブたんはワロタwww
    なんかどんどん点蔵の地位が低下してるがこれ気にしたら負けかね?
    あとなんだよ馬鹿の女装裸エプロンってwウィッグ+エプロンオンリーって事ですかね、わかりません。

    今回は水戸に来て武蔵の修理しつつ、東国との交渉戦ってところか。
    伊達政宗もかわいいけど、伊達成実の方が個人的にはやっぱり好みだわ。黒髪ロング最強。
    成実に対するウルキアガと正純がさすが武蔵勢って感じで笑ったw正純もどんどん無茶苦茶になってきたな。いや、滑りキャラなのは前々からの話だからそういうことじゃないよ、ええ。

    てかネシンバラは出てこれるのかな、このまま引きこもっててもそれはそれで面白いけどw

  • おちこんでて = おちんこでて

  • 中休み的な感じ。
    立花夫婦が幸せそうでなによりです…

  • 帰省中の新幹線の中と実家で読了。
    あいかわらずの箱だが、要は登場人物多いせいだな、と。
    今巻はウッキーにフラグっぽいけど、どうなるやら。

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著者プロフィール

第3回電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作『パンツァーポリス1935』にて作家デビュー。代表作は『風水街都 香港』『機甲都市 伯林』を始めとする「都市シリーズ」や『終わりのクロニクル』シリーズ、『境界線上のホライゾン』シリーズなど。

「2022年 『EDGEシリーズ 神々のいない星で 僕と先輩の超能力学園OO〈下〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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