アトリウムの恋人2 (電撃文庫 と 8-12)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
3.14
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本棚登録 : 123
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048708111

作品紹介・あらすじ

スフィア再開の宣伝をかねて、現実の東京で開催されたイベントゲーム「タクティクス東京」。サークル存続のため、部長の青原遙花は参加に意気込む。しかし-、「…東京をあきらめないで」謎の言葉を残してサークルを離脱した高橋悠羽美。やがて「スフィア世界」から"魔王の部下を名乗る四天王"が現れ、都内各所に拠点を築きはじめる。さらにはイベントに参加していた前田たちが、ゲームから抜け出せなくなるというトラブルに巻き込まれてしまい…!?現実世界でゲームの"制約"に縛られたSSSメンバーの運命は-?『ラプンツェルの翼』コンビが贈る、待望の新シリーズ第2弾。

感想・レビュー・書評

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  • 現実の東京を舞台にしたMMORPG
    命の危険なし、論理ゲーム性なし、裏切りなしのないないづくし
    裏切りはちょっとだけある感じだけど、ほぼないと言っても過言ではない

    土橋作品の黒さが好きなのに、はっきり言って期待はずれ
    (まぁ、前巻の流れからして期待はしていなかったけど・・・)

    スフィアの立ち位置もちょっと疑問
    なんというか、そんな設定をここで追加されてもなぁ~ な感じ

    ゲームのルールも実際にやってみなきゃわからないけど、そんなに面白くなさそう
    小説としてのわかりやすさのためなのか、ルールが簡単すぎる
    なのに行動に制限がありすぎるという駄目さ加減

    3巻までかってあるので、とりあえず読むけど
    次もぬるいお話しなんだろうかと思うとそんなに楽しみではない

  • このシリーズが土橋作品初めての自分としてはそこまで貶す要素はありませんが・・・私個人としてはそれなりに楽しめましたけどね。

    1巻の平々凡々とした中身と比べるとゲームや戦略的な物が本格的に入ってきたって感じ。
    ただその一方で前巻と比べると恐怖や黒いところが無くて、最後の魔王以外と言われても仕方ない気がする・・・
    1巻で既に土橋読者の人が黒くないっていうんだから、2巻はもう純白の粋なんですかね、これ。

    やっぱ他の土橋作品も読んでみるかな・・・

  • なんか、丸くなったなあと感じざるをえなかった

  • 「ああ、このシリーズを続けるんだ……」が正直な感想。とりあえずキープしたものの、次巻は買わないかも。
    現実空間に仮想空間を重ねたMMORPGの話。割に爽やか。裏切る仲間はおらず、だって僕たち友達だから!友情の勝利!みたいな感じ。ゲームとしての戦略面の面白さもなし。ただの巨大MMORPGの様子を描いただけ。
    土橋さん得意の、秀逸な心理描写とゲームはどこへいった!?

  • 悠羽美の意味深なセリフで始まった割にはちんまく終わった気がしてならない。

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著者プロフィール

土橋 真二郎:第13回電撃ゲーム小説大賞〈金賞〉を『扉の外』にて受賞。極限状態のキャラクターの心理描写がある。著作に『OP-TICKET GAME』『コロシアム』(共に電撃文庫)ほか多数。『生贄のジレンマ』(メディアワークス文庫)は金子修介監督にて実写映画化。

「2022年 『魔法少女ダービーII』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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