ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)

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著者 : 三上延
  • アスキー・メディアワークス (2011年10月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048708241

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ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)の感想・レビュー・書評

  • 兎にも角にも、本のことしか頭になかった栞子さんの中で
    「五浦くん」から「大輔くん」へと昇格した五浦くん、おめでとう♪

    栞子さんのお部屋にも(仕事の一環とはいえ)入室できたし、カレーも振舞われたし、
    デートと認識されていないにしろ、2人で出かける約束は取りつけたし、
    この一歩は果てしなく大きい!ガンバレ!

    そして、図書館で後から予約した3巻目のほうが、何故か予約の消化率が高くて
    2巻より3巻が先に届いてしまうのではないかとビクビクしていた私、
    ちゃんと2巻から手元に届いて、おめでとう♪

    それにしても、小学生時代に、あの『時計じかけのオレンジ』を読みこなし、
    あまつさえそれを読書感想文の題材に選んでしまう栞子さん。
    相変わらず一筋縄ではいかないヒロインぶりです。

    第1巻では、あまりに何もかもお見通しで、ちょっぴり作り物めいていた栞子さんでしたが
    本のこととなると冷徹なまでの商魂を見せ、自分たち姉妹を置き去りにした母への反感と
    その資質を受け継ぎ、知らず知らずのうちに母をなぞるような行動をとってしまうことへの
    自己嫌悪の狭間で揺れ動く今回は、なんだかちょっと可愛らしかったりして。

    母の真意を知りたくて、『クラクラ日記』を何冊も何冊も買い続ける栞子さんに
    ほろりとしてしまう、ビブリア古書堂シリーズ第2巻でした。

  • 小学生の頃、公団の集合住宅に家族四人で住んでいた。
    居間と夫婦の寝室と、弟と兼用の子供部屋があるだけの間取りだった。
    当然、書斎などというスペースが取れるはずもない。
    父はある日突然、僕ら兄弟のマンガや学習雑誌がある本棚に自分の蔵書を置き始めた。蔵書と言っても、仕事関係の業界紙と文庫本がいくらかあるだけだったが、いままで見たことがない新鮮な光景だった。
    興味本位で文庫を一冊手に取ってみた。
    『限りなく透明に近いブルー』
    不思議なタイトルと美しい表紙に惹かれたからだが、1、2ページめくって後悔した。見てはいけない物を見た気がした。
    過激な性描写があったからという訳ではない。普段くだらない冗談ばかりを言っている父の知らない一面を見た気がしたからだ。
    それから二度と父の本に触ることはなかった。

    その後、訳あって父とは離れて暮らすこととなる。
    父のようにはなるまいと思った。いまでも会うことはない。

    当時、読書感想文が大の苦手だった。
    原稿用紙に本のタイトルを書いて「おもしろかったです。」
    その後に何を続ければ良いかが全く分からなかった。
    結局、苦労してあらすじをなぞってどうにかお茶を濁すだけだ。
    本当に面白いと思っていたが、それ以外に何が必要なのかずっと疑問だった。次第に本からも遠ざかっていった。

    皮肉なことだが、システマティックな勉強から離れて、初めて読書や「学ぶ」ということの面白さが分かった。
    どんな本でも好き勝手に読めばいいと思う。
    狂気の物語は狂人が書く訳ではない。むしろ常識や倫理という軸足がなければ狂気までの飛距離は測れない。
    本や映画やマンガやゲームなど創作物自体が問題視されることがあるが、それはフィクションをきちんと楽しむ下地を育てない環境のほうに問題があるのだろう。

    高校時代の恩師のおかげで本に興味が湧いた。
    大学に入って、正門前の書店のフェア台で『限りなく透明に近いブルー』を見つけた。次第に読書量が増えていった。
    そして気がつけばいつの間にか、くだらない冗談ばかり言って本を読む大人になっていた。

    『ビブリア古書堂の事件手帖2』は本を巡る親と子のはなし。
    今回も本と物語のリンク具合、そして伏線がいい。
    福田定一『名言随筆 サラリーマン』が秀逸。

    今回の栞子さんの物語が、前後編の前編であればいいと思う。
    そして後編があれば、それは「許す」物語であってほしい。

    (まさか、気になっていた『国枝史郎』が登場するなんて。そろそろ読まなければ!)

  • 人見知りで、内気な古書店の店長・栞子さんと
    そこで働く大輔くんが日常の中で起こる謎を解き明かす
    ライトミステリ、第2弾。

    この栞子さん、洞察力と真実を鋭く見抜く観察眼で、一見つながりのなさそうな事実をつなぎ合わせ、点を一本の線につないで、真実を浮かび上がらせる。そもそも警察が登場するような事件ではないので、真実がわかることが解決ではなく、誰かがそうするに至った経緯を導き出すことが知らされた人のもやもやとしたやるせない気持ちを昇華させ、納得の結末やまたは気持ちの落としどころを見出すことになる。


    実生活の中で、こんな人が身近にいてくれたなら・・。
    突然降ってわいた、理不尽に思えることが、実は何らかの意図や
    策略があり、たまたまそれに巻き込まれただけで、あなたには非はなく、損な役回りをさせられただけだよと教えてもらえたら、必要以上に落ち込むこともないだろうに・・・。

    大きなことから小さなことまで、日々、途中が見えないために不思議に思えたり、謎だと思われていることがたくさんあるけれど、
    それ以上考えるのを諦めてしまっていることが多いもの。

    謎解き以上に2人の関係も気になる所。
    お互いにふとしたことから名前で呼び合う仲になり、
    古書店廻りと称して2人でドライブに出かけ、
    距離が縮まったように思えるふたり。

    誰かのことを深く知ろうと思ったら、詮索めいたこともせざるを得ないんじゃないかな(P252)

    と大輔くんが心の中で考えるあたり、この先の成り行きが大変楽しみです。
    気になるということは、「あなたのことが知りたい!」という
    欲求と平静を装うふりを行き来しながら、心のざわざわした感じを味わうことだと思うのです。

  • 順番が逆になったが、特に問題なし。

    「時計じかけのオレンジ」の読書感想文を巡り、相変わらず栞子さんの推理は冴え渡る。

    古書マンガの買取、栞子さんの母の策略が恐ろしくもプロ根性ってそういう部分もあるよな、と…。

  • あとがきに「物語はようやく本編です」と書かれている通り、
    人物たちや背景、あらかたの本線にある謎の説明的な1巻から
    ぐっと話がおもしろくなった2巻。

    本編内で扱われた古書も好みのものが多く
    惹かれっぱなしで一気に読了。

    藤子不二雄になる前のデビュー間もない「足塚不二雄」
    と名乗っていた頃の幻の「UTOPIA」、
    司馬遼太郎がデビュー前に福田定一として発表した随筆、
    大正時代の伝奇小説、国枝史郎の「完本蔦葛木曽棧」。

    魅力的な本に魅力的なエピソードが重なって
    ますます読みたい熱が上がってしまう。

    10年前に失踪したお母さんとの謎の断片も
    興味深く、おもしろい伏線もいっぱいだけれど、
    何よりも栞子さんと大輔くんの関係の微妙さと
    不器用だけど、誠実な2人だからこその積み重ねが
    時にじれったくもありながら、
    切なくなったり、ほのぼのしたり。

    高校時代の大輔の元カノ、晶穂。
    そこから炙り出される不器用な真実。
    繋がっていく、大輔と栞子、晶穂の過去。
    止まっていた時間があったことに気付いた今、
    今ここにある感情も放っておけば、いずれ遠ざかって
    どこかに消えてしまうことに気付く大輔。

    いろいろな経験を重ねるほど、踏み込むことに躊躇して
    大切な時にも見守ってしまうこともあるのが
    時として大人の弱く悪いところでもあると思う。
    誰かのことを深く知ろうと思うと、詮索めいたことも
    時には仕方ないんじゃないかと思えた大輔の想いが
    上手く通じてくれるといいな。

  • わぁ、2冊目ガチで面白い。
    そして1冊目の表紙が、廊下の奥の絵なのね。
    物語はようやく本編ということですし、次が楽しみだ。
    この2冊目を読んで、何故ビブリアがこんなに人気なのかやっと分かった気がしました。

    今作は1作目に比べて各話のタイトルとなる古書もちょっと馴染みがあって、古書うんちくのほうもより楽しめました。
    「時計仕掛けのオレンジ」もキューブリックでしか知らなかったし、司馬遼太郎や藤子不二雄の黎明期の話も興味深い。

    そして各話とも、栞子さんや大輔くんの過去とつながる部分があって
    この2人が単なるホームズ&ワトソン的役割だけでない部分が出てきたのも面白かった。

  • ビブリア古書堂の美しき女店主にして「本の虫」の栞子さんと、ビブリア古書堂の店員の癖に本が読めない大輔が繰り広げる古本ミステリーの第二作。

    著者自身があとがきで「ようやく本編」と言う通り、第一作よりも物語世界も広がり、エンジンがかかってきたという印象。
    正直なところ1冊目は可もなく不可もなく…という感想だったが2冊目は面白くてあっという間に読み終えてしまった。

    しかも今作では取り上げる作品が「時計仕掛けのオレンジ」や藤子不二雄、司馬遼太郎など、本にさほど詳しくない人でも必ず知っているであろう作品・人物。そしてそんなメジャーな作品・人物を扱っておきながら、栞子さんから繰り出される薀蓄は一般の人は知らないであろう面白い裏話ばかり。
    この点も、1作目よりも私が惹きこまれた理由かもしれない。
    普通は逆で、第一作で「掴み」としてメジャーな作品とか人物を取り上げておいて、人気を得たころにマニアックな方に走るものでは…(笑)

    栞子さんという不思議な人物についても、少しずつ彼女の過去や人となりが明かされ始めており、続きを読むのが楽しみ。

  • 1巻に続き、あっという間の読了。今回もとても読みやすかったです。

    だいたい1巻に満足すると2巻は薄く感じてしまう私ですが、こちらはそれ以上に面白く読めました。
    プロローグからの伏線がそれぞれの短編を通して徐々に解かれていき、最後まで解かれきれないところで締められていて次巻も読みたくなります。
    『名言随筆 サラリーマン』での、不器用な父の娘への愛が胸に染みました。
    また、この話からお互いに名前呼びになる五浦さんと栞子さんのギクシャクした関係がもどかしくて!どんな進展があるのか、3巻も楽しみです。

  • プロローグからエピローグまでで徐々に明らかになる栞子さんの秘密。
    一巻の表紙の絵が実はこんな風に繋がっているのか…!と驚かされた。
    『時計じかけのオレンジ』の改稿の話は、書いたものはなかったことにはできない。
    だからどちらも真実であるし、決して消えない。
    それは人の人生と似ていて、作者の心の流れを知る上で大切なことだと思った。
    誰かの事を知りたいと願う事は、探偵のように隠されていた真実を暴くことと紙一重なんだということはわかっても、そうせずにはいられないのは業の深さというのか人の性というのか…。
    次巻も気になります。

  • 大抵二番煎じは劣るものが多いのだけど これは1巻よりも面白いと思う。
    取り上げている古書も2巻の方がとっつきやすいという事もあるかもしれないが
    『時計じかけのオレンジ』の完本版とそうでないものの違いにまつわる話や
    有名作家の隠れた作品の話とかとても興味深かった。
    栞子さんのお母さんの話が出てきてベールに包まれた彼女の過去も徐々に分かってくる。
    大輔くんと仲良くなってゆく様子もほのぼのと描かれていて
    読んでいて心地よかった。
    栞子さんの古書の泉は深いなあ。
    限られた分野だけでもイイ、打てば響くような知識が私にも欲しい。

  • 連作短編集の続編、という判ったような判んないような体なんだけど
    基本的には1冊で連作分は完結するという形をとっているみたいだし
    作中の折々で今までのあらすじ的なところに触れてくれているので
    前作を読んでなくても全く話が判んなくて困る、ということはなさそう。

    とはいえ、栞子さんと大輔くんの遣り取りはだいぶキュンキュンできる(笑)。
    つーか何気に小悪魔だな栞子さん(爆)。
    表紙や挿画のイメージでは掴みにくいかもしれないけど
    栞子さんの女子高育ちで引っ込み思案で眼鏡で巨乳という設定は
    男子目線の萌えポイントをしっかり押さえてるんだなと感心することしきり(ってそこ???)

    飛び込みのお客さん、というのではなく
    今いるキャラクターを介して登場人物が増えていく、という進み方をしてるのが
    意外といえば意外だった。
    『基本的に』1冊で完結、という体を取っているのは変わらずだが
    今回はあからさまに回収してない伏線が1個残されてるのが気になる。
    3は手元にあるからすぐ読めるけど、4が待てなくなりそうで怖い。

  • 相変わらず栞子さん鋭い!
    今回もおもしろく あっという間に引き込まれていく。
    本の知識が得られ、本好きにはたまらないかも・・・
    栞子さんの過去が少しずつ明らかになり、五浦くんとの関係もますます気になる。

    「時計仕掛けのオレンジ」学生の頃、授業で見させられたことがあったけど、途中で見るのに耐えられなかった。なので結末は知らなかったけど
    「そうだったんだ~」とわかった。でも改めて映画を見る気も本を読むこともないかも・・・ちょっと苦手。

  •  古書にまつわる謎をビブリア古書堂の美しい店主とバイトの武骨な青年が解き明かしていく。

     久しぶりに第2弾を読みましたが、読み始めるとサクサク読めて一気に読み進めてしまいました。

     本にまつわる謎と美しい店主のミステリアスな部分の解明を縦軸に店主と青年の恋模様が横軸に編まれたストーリー展開が連作短編の魅力を引き立てている感じがしました。

     自分の好きな作家や作品が出てくる所もこの作品を読む楽しみの一つになっています。

  • シリーズ第2弾。短編4編。
    退院し、ビブリア古書堂に戻ってきた栞子は、大輔と共に働くが、またも古書にまるわる日常の謎が栞子の元へ。そして大輔が不思議に感じている栞子の母親の謎は?
    映画でしか見ていなかった「時計じかけのオレンジ」が、旧版と違うとは知らなかった。

  • 「いやいや、それはちょっと飛躍しすぎでしょう!」
    という、ツッコミ所が見え隠れしますが、それでもやはり面白い。
    結局、一気に読んでしまいました。
    地の文がすくないからですかね。すいすい読めるのは良いのですが、時々誰が喋っているのか分からないときがあります。
    この著者の方は、書き分けがとても上手だと思うのですが、ヒロインと主人公の雰囲気が同じような特徴を持っていて、ゲストの本好きの登場人物たちもやはり似たような落ち着きを持った人が出てくるのでそんな風に思うのかもしれません。
    冒頭に書いたことですが、お話だからメリハリ付けないと成立しないのでしょうけど、さすがにそこまできっぱり言い切るのはちょっちムリがあるんでないかい? という気持ちと「この人はきっと、とてつもなく運がいい人に違いない」と物語の登場人物に、無意味に嫉妬する気持ちも湧いたりしました。
    それが栞子さんの魅力を引き立たせるわけです。

    ・・・・・・ちなみに、
    「剛力じゃないだろ」
    と、二巻でも改めて思いました。

    それはさておき、今回は司馬遼太郎の話が印象的でしたね。大輔の過去なんか別にどうでもいいですが、それよりも司馬遼太郎のサラリーマン時代のほうが興味をそそられました。ちょっと読んでみたいかも。

  • 多くの男はこういう女性に弱い・・・
    正直ズルいと思う、栞子さんがまぶしすぎるわ。だってこんな人がいたら、守ってあげたくなるもん。

    私的には、2話目が良かったかな。別れた彼女との別れの場面は、かくあるべきと強く思う。

    著者のあとがきにもあったが次作からが本番とのこと。
    二人の仲や母親との関係など、新たな楽しみが増え待ち遠しい。

  • 前編より引き続き、古書の内容になぞをかけて物語を作成している。今回のテーマは、栞子の母親に関する謎を作ること。母は本好きで、栞子に伝授した。10年前に突然姿を消した。五浦に打ち明けるところから、2人の関係は沁みて行く。

    クラクラ日記(母の失踪を暗示させる)
    時計じかけのオレンジ(読書に関して早熟であった栞子)
    サラリーマン(五浦も気付かず)
    足塚不二雄(母の古書に対する暗行)

  • 栞子さんと大輔さんの距離が縮まった気がする古書店を舞台にした日常ミステリ第二段。
    ちょっとずつ栞子さんがなついていくのがかわいい。

  • 大輔の元カノが登場したり、栞子さんのお母さんのことが少しずつ明らかになったりと、登場人物の背景に深みが出てきた。二人の関係は相変わらず微妙な距離を保っているが、そこが好感の持てるところかも。

  • 十年前に突然失踪した母と主人公との確執が大きな命題であります。
    たぶん、その謎は最終巻まで持ち込み謎を解き明かすのでしょう。
     第三話で、構成されております。特に好きなのは、第二話で日本を代表する大作家 司馬遼太郎先生に関する薀蓄であります。
     勿論、小説は創作であります。経緯や登場人物は架空のものであることは、あとがきに書かれていますが、古書は実在であると書かれていました。
     初めて聞く図書の所在は、ネットで確認もしました。
    勿論、この作品は2011年に発行されていますから、本書を読んだ古書ファンが希少価値のある本を、買いあさったのではないかと思われますが・・・殆ど品切れ状態であります。
     第二作目も、楽しく読ませていただきました。 
     続けて、三作目を読みます。

  • 大の本の虫である栞子が好きになれない【クラクラ日記】と、大輔がうまく応対出来なかった電話の【蔦葛木曽棧】… 小菅姉妹の話が間に挟まれたせいか余計に「あれはここに繋がるわけか…!」と、小さなクエスチョンだったものが読み進めるうちにリンクしていく感覚、それがすごく個人的には楽しかったです。 色々複雑な事情はあれど不器用ながらも妹を大切に想ってる(…と思われる)光代姉さんも、私は結構好きだなぁ~

  • 「値段の割にページ数が多いのが、ビブリア古書堂のいい所といっていいのではないでしょうか」などと、シリーズ第1冊目で購入した私に、現実を見せてくれたのがシリーズ第2冊目。そう、第1冊目より若干薄い。でも、内容の具合は変わらなかった気がするので、手に入れて問題無かったです。第2冊目の表紙も変わらず綺麗で引き付けられる。『時計じかけのオレンジ』をこれ読んだ後に間接的に知ったのが悔やまれるので、もう一度読もうか迷っています。だんだん栞子さんのお母さんへと近づいていくので、若干暗い雰囲気もありますが、同時にもっと進みたい意欲もかきたててくれます。

  • 人生を本に例えれば毎日がページをめくるように過ぎていくのだろう。時には雨が降ってページに濡れ皺がついたり、熱い日差しにあたって退色したり。それぞれの本には人生があり、本を見ると持主の人生が垣間見える。次はどんな本が書店に来るのだろうか?次作が楽しみ。

  • 昔読んだマンガに、「男性ファンをとりこにする真に魅力的な女性アイドルは、ただ可愛いとかスタイルがいいとかいうだけではない、必ず『毒』を内包している。」という意味のことが書かれていたのを思い出した。
    栞子が内包する「毒」の部分が見えてきて、ぐっと面白くなった気がする。

  • シリーズ第二作。今回のテーマは「家族」。さまざまな家族の形があって、それは決して暖かく穏やかなものとは限らないのだけれど。それでも分かり合える存在でいてほしいと思うなあ。
    栞子さんの家庭の事情もなかなかに複雑。だけどいつかその呪縛が解ける日は来るのでしょうか。ただ……その能力の遺伝っぷりは、凄すぎ(笑)。

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鎌倉の片隅にひっそりと佇むビブリア古書堂。その美しい女店主が帰ってきた。だが、入院以前とは勝手が違うよう。店内で古書と悪戦苦闘する無骨な青年の存在に、戸惑いつつもひそかに目を細めるのだった。

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