三次元恋愛の攻略法 (B-PRINCE文庫 い 6-1)
- アスキー・メディアワークス (2011年9月7日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048708333
感想・レビュー・書評
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ラブラブ。末永くラブラブしてほしい。
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最初に読んだ二次元の方の元話。
フリークリエイター×ゲーム会社副社長
最初はこの攻めのチャラい雰囲気にイラァっとしたし、ほぼ強姦じゃんという犯し方でどうかと思ったけど、気持ちが揺れる受け視点だったし、気持ちが丁寧に描いてあったから良かった。
なるほど、二次元の社長の話はここからできているのねと納得w
ドンドン攻めの態度が、遊びや快楽から好き、大切、愛してるって代わるのがわかって良かったけど、視点の問題とはいえもう少し心情が垣間見れれば良かったというか知りたいなぁ。
しかし、社長・・・・・・、ホントスピンオフで幸せになって良かったわ。
おまけのSSが可愛くて、攻めのお母さん・姉妹の飛びぬけさが良かった!!!
☆3.7 -
柿本いいやつなのに今まで何をしていたのか。
と思ったら、スピンオフも出てるんですね。 -
社長スピンオフ。幸せになってよかったです。エロがけっこうしっかりしてるのや、付き合ってからの展開が意外で、読みでありました。
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攻がとっても末っ子です。なんてわがままで甘えん坊なんでしょう。ま、そこが可愛いです。
受はかわいいけど普通にこだわるけど仕事のためなら身体まであげちゃう極端さ。
面白い組み合わせですね。 -
お、面白かった!
運命の人を探してお見合いパーティーに参加する主人公
運命の人に出会いましたね…男だけど…
オンラインゲームのお話とか、なるほど~って思いました
恋愛ものとしては、何か突拍子も無い感がありますが
全部を読み終えたら、何かスッキリ! -
オタクだからこその普通にリアルな恋愛をめざす主人公と、正反対な人生観のハーフの超イケメンゲイ。リア充×オタクの恋とは、センセのお言葉です。
マジメに普通の恋愛や結婚して、子供ができて…なんていう夢を持つ桃木春都は、お見合いパーティーに参加したりしてコツコツ婚活を重ねる25歳。童顔でオタクなんですが、実はゲーム会社の副社長と言う立派な肩書きがあるのです。
その席で間違ってcpになってしまった肉食女子に押し倒されそうになった春都を救ってくれたのは、場違いなほどかっこよくて非の打ち所のない男、栗生。ところが、女子の魔の手から救ってくれた救世主だったはずの彼は、いきなりゲイをカミングアウト。その上春都をゲイだと決めつけて迫ってきたりしちゃいます。
とっても楽しいラブコメ。お仕事BLでもあり、上質コメディに仕上がっています。
お見合いパーティーや、オンラインゲームっていう、イマドキなキーワードが、ストーリーを新鮮で魅力的なものにしています。
三次元恋愛というだけあって、オタクで女っ気の感じられない春都が運命の相手を求めて地道に婚活する気持ちは切実で現実的。お見合い風景には思わず興味津々。
そして、春都の仕事も時代を反映していて興味がわきます。オンラインゲーム制作の裏側をちょっとのぞくことができて楽しく読めます。アバターデザインとか、なかなか面白い内輪の事情がいっぱい詰め込まれていて、リアリティあふれるお仕事ものとしても秀逸です。
苗字にもモモ、クリ、カキと一ひねりあって、遊び心いっぱいの作者さんのセンスがすてき。
恋愛面では、春都の依頼を断り続けているイラストレーターが、栗生その人だとわかり、彼の要求をのむことになってしまってからが、ちょっと胸キュンな展開でした。恋愛経験皆無の初心な春都が、自分はゲイじゃないと否定しながらもだんだん栗生に惹きつけられていくのがかわいくて。
栗生も遊びではなく真剣に春都を好きなのがちゃんと受け取れるところがツボ。常に人にどう見られているか意識してしまう彼はイケメンゆえの苦労もあったりして気の毒だったりします。
お仕事がらみで契約的に栗生に抱かれ心まで惹かれていくけれど、理想と現実の間で揺れて自分の気持ちに素直になれない春都くん。そこに春都への好意を心に秘めていそうな社長の柿本も絡んで、話は甘々な展開になっていきます。
期待どおりというか、期待以上というか、ストーリー自体は三次元じゃなくて、終始しっかり少女マンガ的二次元性をキープしています。
エロシーンは、やっぱり延々と何ページも喘ぎ声が続いています…とにかく喘ぎ声。特徴的です。
でも、愛あるHシーンなのでそれも良かったりします。
柿本さんもステキでした!あと、栗生のお母さんとお姉さんもいい!春都にはすごい姑と小姑ができてよかったと思います。
続編希望です。 -
すごく可愛いお話でした!っといっても可愛いだけじゃなくてお話の内容も面白かったです。お見合いパーティーの裏側だったりオンラインゲームの裏側だったり、ちょっと切なかったりと盛りだくさんでとても楽しめました。この表紙がすっごく可愛いですよね。この2等身君たちが何時出てくるのか?と楽しみに待っていたのですが、本編では記述のみだったのですが、ゲームのアバターだったんですね。妄想の世界かなんかのお話だと思っていたのですが、ちょっと違っていたけれど、とても気に入りました。