覆面作家は二人いる

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 116
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048726788

感想・レビュー・書評

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  • えらく優しい感じのするミステリー。
    いや、人死んでますけどね。
    北村薫さんの作風はこんな感じなのかな。
    どちらの自分でも無理してない感じなのが、通常の内弁慶、外弁慶とは違う気がします。
    彼女自身がその2つの自分をどう捉えているのかが気になります。
    だけどひとりなんですけどね、表に見えるものが違うだけで。

  • 日常の中の何気ないけどあり得ない設定が話を面白くしているんだろうねぇ。一頁の内余白が多くてストレス低いw

  • う〜ん、なんでしょ・・・、面白さが全く分からなかった。

  • イメージ参照(http://kentuku902.seesaa.net/article/387154990.html)
    (収録作品)眠る覆面作家/覆面作家は二人いる/覆面作家のクリスマス

  • 覆面作家となるお嬢様の千秋と、編集者の岡部さんが出会い、本だけではなく、実際の事件をも解決していく。テンポ良くてサラサラと読めました。

  • 図書館にて借りる。

  • てやんでい。

  • 再読

  • 初めは覆面作家の新妻千秋のキャラがめんどくさいと思ったがだんだん面白くなってきた。編集者の岡部良介と共に千秋に魅せられていく。

  • 2010/12/26:先にコミック版の方は以前読んだことあるものの、原作は未読でしたので、改めて読んでみました。内容に古くなっている部分もあるものの、コミックに描かれてない部分も読めてよかったです。

  • 家にいる時は、頭も良く美人で清楚でおしとやか。家の門を一歩出ると、ガサツで言葉遣いも荒っぽく、まるで二重人格のような性格を持つお嬢様。
    そのお嬢様が、お金を自分で稼ぎたい。という理由で【推理世界】に投稿したところから、編集者の岡部良介との付き合いが始まる。
    良介の兄で刑事の優介が洩らした事件をお嬢様に話すと、安楽椅子探偵よろしく、解決してしまう。
    軽いテンポと、お嬢様の家の内と外での性格の違いが可愛くて読みやすかった。
    2008.4.21〜4.22。

  • 設定に、かなり驚き。
    ですが、その推理には、やはりすぅっとします。

  • 家の中と外では性格が正反対のお嬢様。どちらも推理は抜群ですが、私は外のお嬢様とお友達になりたい。

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著者プロフィール

1949年埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。大学時代はミステリ・クラブに所属。母校埼玉県立春日部高校で国語を教えるかたわら、89年、「覆面作家」として『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。著作に『ニッポン硬貨の謎』(本格ミステリ大賞評論・研究部門受賞)『鷺と雪』(直木三十五賞受賞)などがある。読書家として知られ、評論やエッセイ、アンソロジーなど幅広い分野で活躍を続けている。2016年日本ミステリー文学大賞受賞。

「2021年 『盤上の敵 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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