変身

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著者 : 篠田節子
  • 角川書店 (1992年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048727006

変身の感想・レビュー・書評

  • ほんの些細なことをきっかけにして、転落していく様がリアルに描かれていると思います。最初は主人公のプライドの高さ故の言動に反感を覚えましたが、全てを失っても音楽に賭ける情熱だけは持ち続けているところに、つい応援したくなりました。幼少の頃から音楽の事だけを考えてきた人の生き方を見たような気がします。

  • 文庫では「マエストロ」という書名になって、加筆訂正しているとのこと。

    バイオリン演奏者の物語。
    大学での講義が引き金に、職人のちょっとしたいたずらが
    急展開する。
    楽器店の担当者が亡くなるのはちょっと辛いかも。

    バイオリンの種類、楽曲がたくさんでてくる。
    ヴィヴァルディ
    ベートーベン
    オンブラマイフ
    コレルリ
    チャイコフスキー
    ラファリア
    トリスタンとイゾルデ
    クロイッツエルソナタ
    ブラームス

    ピエトログアルネリ
    グアルネリデルジェス
    ストラディヴァリ
    エギディウスクロッツ
    アマティ
    チエリーニ
    ルネムイエール
    ランドルフィ

  • 転機を迎えた女性の感情の機微や音楽家としてやっていくことの厳しさや苦悩を繊細で生々しく描いている。名前にとらわれて音を見失う、きらびやかなイミテーションのままで終わるのか否か。一気に読みました。40、50になって、本当の音を奏でられるようになったらいい。

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