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- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048727037
感想・レビュー・書評
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舞台は完成間近の巨大なテーマパークで、厳重なセキュリティーに守られた園内で殺人が起こり、脱出不可能な筈の園内から犯人が姿を消します。切り裂きジャックに殺されたかのような女性の死体や、真実の口の前で遺棄された男性の死体…魅力的な謎ばかりです。
また、これら一連の事件の背景に、金と人間関係の渦が隠されているという設定も良く出来ていると思いました。
犯人が使ったトリックは意外とあっさりして拍子抜けした点と、人物描写が薄かった点は不満が残りましたが、なかなかの意欲作だと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/5860658.html)
横溝正史賞(1992/12回) -
読み終わって感じたんは、テーマパークってのは「夢」を売る商売。
でも、現実にはその裏に必ず「光と影」があるんやろうなぁ〜と、
そんな事を考えさせられる小説でした。
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