東京怪奇地図

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著者 : 森真沙子
  • 角川書店 (1997年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048730167

東京怪奇地図の感想・レビュー・書評

  • 東京の下町の現代と過去を、怪奇と文豪をつなぎにして交差させる短編集。
    東京下町が好きな人はもっと好きになるかもしれない一冊です。
    最後の一編の中井英夫以外は誰でも知る作家ばかりを扱い、下町の昔の姿もテンポよく折り込まれて読者の興味をそそります。
    ただ全体的にアイデアありきという印象を受けました。それぞれの短編のキモに、それぞれに特化した優れた作家がすでにいるために物足りなさを感じたのだと思います。
    ですが中では、荷風を出した「偏奇館奇譚」は文豪の存在、怪奇、語り手の闇が非常に巧く構成されていて、長編を読んだような手ごたえがありました。

    中井英夫のところは、読んでない人はちょっと分からないかもです。

  • 表題から受けるほどの怪奇さは感じられず、話の終わり方もはっきりとしない感じのものが多くて読み応えが足りなかったです。
    田舎者で東京の地理を知らないと言うのも読む妨げになったのかも知れませんが…。

    私の中では永井荷風と踊り子の話の『偏奇館幻影』が一番良かったです。

  • 208/06/30読破。
    ふとした時に、ふとした奇妙な世界に入り込んでしまうことが、ありえるかもしれない。
    昔からそんな妄想をした事が数度あったが、勿論、そんなことが無いことはわかっていた。
    だが、これを読んだとき、小説の背景があまりにも私に密接していて、本当にあるかもしれない、ともう一度思うための
    切欠を作られた。

  • 可もなし、不可も無し。 怪奇と言うほどでもなく、寝る前にさらっと読了。

  • なんとなくタイトルに引かれて読んでみたんですけど、う〜ん・・・。男女の関係と東京の曰くつきの土地で起こるホラー。もっとホラー色を強めても良かったのかな?

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東京怪奇地図はこんな本です

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