鎮魂歌: 不夜城2

著者 :
  • KADOKAWA
3.52
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本棚登録 : 363
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784048730709

作品紹介・あらすじ

アジアの大歓楽街・新宿歌舞伎町を舞台に台湾・日本の半々健一が、中国系アンダーグラウンドで生き残るために、仕掛けた罠とは…!?『このミステリーがすごい』『週刊文春』等で96年度ベストワンに選出された暗黒小説の傑作。第18回吉川英治新人文学賞受賞作品。

感想・レビュー・書評

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  • 「不夜城」続編。
    おもしろい。

  • ★3.5かな。
    色んな描写に噛み付く人が多そうやなぁ、相変わらず。まぁ逆に現在から見ると、ある意味、背景・性格描写が型に嵌っていて微妙に陳腐なのかもしれず、その意味で今後時代を超える力はないのかもしれない。
    ただ、前作と比較しても更に救いが無いというか、色んな形の求愛が全て消されるという暗さ。そして前作同様、明らかに次作を想定したストーリーと人物展開。
    まぁ、なかなか日本の作家ではお目にかかれない様々なハードさありで、捨てたものではないのでは?、というのが当方の結論です。

  • 嫌っていても影響ある人物に似てくるのだろうか。ストーリーは想像とあまり相違がなかった。文体が好き。これから健一はどうなるのだろうか…

  • 過去の既読本

  • 健一が成り下がった感がして悲しかった…
    秋夫と滝沢が区別つかずに、わかりにくかったです。
    やっぱり、1冊目が面白かったな~
    完結編で、どう終わるのかが楽しみです♡

  • 日本推理作家協会賞(1998/51回)

  • 不夜城の続編…
    まさに急展開に飲み込まれるように、またまたいっきに読了!

  • 前作はすごく好きだったんだけど、これは・・・
    ちょっと雑なような気がするかど、面白かったです。

  • 不夜城三部作の中の最高傑作。
    もう何度読みなおしたかわからないほど。
    人の悲しさはその動機すら思い出せなくなっても止められない。

  • 不夜城のノワールな雰囲気をそのまま引き継いだ続編。

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著者プロフィール

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年、『少年と犬』で第163回直木賞受賞した。著者多数。

「2022年 『煉獄の使徒 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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