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みんなの感想・レビュー・書評
「脳病院へまゐります。」で衝撃を受けて以来の若合春侑。 まさかこんなさわやかな小説が書ける人だとは! なんとなく、山田詠美の「放課後の音符」を彷彿とさせるような書き方とストーリーでした。 とても軽快なわざとらしいお嬢様言葉が心地よかった。 ストーリーはそれほど心には響かず。 でも、そういうたぐいの本なのだろうと思います。 吉本ばななのようにがつんと心に「本当のこと」をたたきつけられ... 続きを読む »
若合春侑の作品は『脳病院へまいります』『蜻蛉』に引き続き3作目。前出2作は旧仮名遣いの文体、今回初めての現代文を読んだ。私としては、艶っぽい旧仮名遣いで男女の性を濃密に表現する前2作が好き。でも、17歳の多感な年頃の女の子の誰もが抱えるであろう、セックス、家庭、他人との関わり方、存在意義、等々…所々傷んだ果実に自身を投影しつつも、決して腐敗することなく、傷んだ実をジャムとして再生させるように瑞々しくもたくましく生きる姿を描いている。また、キリスト教という宗教を介してその教えに則り現実社会を生きていくことの矛盾にも斬り込んでおり、なかなかの問題提起も読者に喚起させる。
言葉の美しさは前作で認識済みながら、やはり現代文でも同感。言葉から受ける感性を大切にされてるなぁ…と、まぁ、やっぱり私は若合春侑が大好き!!
カトリック女子高に通う桐子は17歳。家の近所の下品な環境にうんざりして
お嬢様学校に入ったけれど、お上品ぶった同級生や修道女って? 生と死、
恋と性…。生意気で感じやすい17歳の日常を瑞々しく綴った話題作。
なんか変な名前の作家さんだなぁ、読み方さっぱり解んなかったっすねぇ。まぁ、書かれている内容は、良くある青春小説と同じく、「恋」「友情」「家族」といった所なんだけど、まぁ最近の傾向としてやはりそこに「命」とか「性」といったテーマも含んでいる。例えば母親を乳ガンで亡くしている桐子は、母が入院をする前に、(結果的に死ぬ前、ということになるのだけど)父と盛大にと言うとおかしい、激しいと書くと嫌らしい、熱意... 続きを読む »







