- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784048733908
感想・レビュー・書評
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騙し討ちにはやられた。やっぱ凄いなぁこのひと。
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人間が持つ暗黒面に強く惹かれる主人公達が関わる異様な事件を綴った連作短編集。
静謐な狂気が冷淡な筆致で描かれていくのが不気味。でもそこに独特の雰囲気を感じます。
あとがきでも触れられていたけれど、確かにファンタジーとして捉えた方が受け入れやすそうなな内容ですね。特に、犯人以上に壊れた主人公達が凄い。
インパクトのある「犬」や「声」も良いですが、個人的には表題作の「リストカット事件」が好きです。
二分冊された文庫版の方も気になるので、そちらも読んでみたいと思います。 -
殺人の描写はちょっと目を背けたくなるようなリアルさだった。ひとつひとつの話があとから繋がり、謎解きみたいで面白かった。
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初乙一さん本。内容をよく知らないまま読んだけど余り楽しめなかったのでちょっと残念。狂人達の共演作品。「土」と「声」はそれぞれ騙された。
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相変わらず好きな乙一さん。薄暗いのに怖くないところがとても好き。
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グロいが面白い。よい。
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ずいぶん前に読んだので、内容が思い出せない…
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犯人が異常者というのはお決まりだが主人公も異常者というのは新しいなと思った。
犯人を含め出てくる登場人物も鮮明に描かれ読みやすかった。個人的には森野夜が好きになりました。 -
彼のその言葉に安心してしまう。こういう自分は森野側の人間なんだろうなー。